現在、糖尿病内科と整形外科で8つの薬を飲んでいる。
その1つ、タリージェがなかなか厄介者なのだった。
去年、薬を飲み忘れて体調を悪くしたことが3回あった。
これで早退したことが昨年一度あり、悔しい思いをした。
残りの2回は食事をして服用し、戻ったケースである。
薬の説明書きを読むと、それがきちんと書いてあった。
服用を勝手にやめると体調不良になるそうだ。
少しずつ減らす事で調整するらしい。
加えてなんと、太る。そういえば体重が5kgも増加した。
薬を飲むというだけの理由で、朝食を摂っている。
これが理由だと思っていたのだが、どうやら薬だとは。
とはいえ、仕事上では割と調子が良い。
やらなければいけない事に、穴を開けたこともほぼない。
この状態を維持できているのが8つの薬なのだ。
このまま一生付き合う事になるのはちょっと残念だけれど。
第六回:角栄号(十歳/相川)-幸龍(六歳/山古志)
「角栄号は、入場の時からちゃんと見てくださいね」
松田さんのアナウンスがありました。
牛持ちさんのパフォーマンスも注目なのです。
もはや、山古志牛の角突きの風物詩ともなっています。
角栄号は十歳。それほど大きな牛ではないのですが、
若い牛を育てる上ではとても大切な一頭になっています。
しっかり受け止める性格は「最初の壁になる」存在です。
さぁやってきました、先に入場が角栄号です。
テーマ曲がYAZAWAです。佐野さんが盛り上げる!
曲に合わせ ? 角栄号もいいタイミングで唸り声を出す!
角栄号はこのパフォーマンスの最中、余計な動きはしません。
さすがです。
続いて幸龍が入りました。さぁ取組開始です!
幸龍がまずは先輩に向かって行きます。
左角を振る振る!
角栄号の顔をできれば横に向けさせたいところ。
そこから飛び込んでいきたい。
しかし角栄号、闘牛場を理解しています。
うまく回り込んでこれに対応します。
「幸龍は左利き ? 」これは佐野さん。
牛にも利き手ならぬ「利き角」があります。
幸龍は、左角が得意なようです。
客席から女の子が「がんばれぇ!」と声を出しています。
幸龍は自分の角を角栄号の角の下に入れたい。
首が柔らかい角栄号は、うまく外して受け止める。
「がんばれっ!」声が次々に飛んでいます。
どっちを応援しているのか、ちょっと興味が湧きます。
外側から幸龍の目の付近を狙う角栄号。
それを幸龍は嫌がり、下から跳ね上げようとする。
角栄号、首を振ります。
幸龍の角がグッと入りました。
角栄号はこれを上から押さえ、「オマエの目を狙うぞ!」
というような威圧をかけて、幸龍の動きを止めました。
角栄号、体は小さめですが強さを感じます。
「がんばれがんばれ」この女の子すごいなぁ。
ずっと声を出していて、しかもよく通ります。
よしたーの声が飛ぶ。
幸龍、右角を使う。角栄号、それを受ける。
攻めたい攻めたい幸龍。落ち着いている角栄号。
さぁそして勢子の皆さんが飛び込んで分ける!
見事な引き分けとなりました。
双方の綱が伸び、場内からは大きな拍手が。
佐野さん「矢沢号にしたら ? 」
マイクパフォーマンスも楽しませてもらいました。
幸龍、角栄号、そして牛持ちさんの順に引き上げました。
(後編に続く)
↑手前が幸龍。この目つきです。気合満点な感じ。 ↑幸龍が左角を振り、角栄号に向かって行きます。 ↑こちらは角栄号。幸龍をしっかり見ていますね。 ↑角栄号の目つきが鋭くなった。角で押さえ込む。 ↑前に向いた角で、幸龍の目元付近に角を当てる。 ↑幸龍も怯まずに頑張る。角が「X」に絡みます。 ↑角栄号の右と幸龍の左、クロスカウンター気味。 ↑角栄号の目線と角の向きが、まさに上から目線。 ↑頭をぶつける角栄号。幸龍を睨む目つきも凄い。 ↑幸龍も頑張って角栄号に向かう。体つきが丸い。 ↑さぁ睨み合いだ。角の形がほぼ平行に延びてる。