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ラッキーな横顔

ヘビクイワシを撮影して、さてハシビロコウをどうしようかな。。。
などと考えながら、そっと歩いた。最初とは逆方向から、なるべく
こちらの姿を見せないようにしつつ、策を練ってみる。ところが、
ここになんと刺客がいた。全くそんなことを考えていなかった。

それはヒロハシサギ。

もうけっこう長いこと、動物園では撮影している。
使うレンズの画角もだいたい同じだし、歩きながらその状況を見て、
撮れるかどうか、狙うべきか否か、そんな決断はほぼ一瞬でできる。
いつもは距離が近すぎて話にならないのだけど、この時は違った。
ハシビロコウを撮るはずなのに、頭の中でGOサインが出ている。
正直なところ、ヒロハシサギは正面顔が面白いと思っている。
やや横顔だったので特徴が解りにくいけど、チャンスは逃せない。
そんなわけで、レンズを向けてみる。

手前の柵は、露出のコントロールで反射を消す。
大きな目、なんだかでっぷりとしているお腹など、魅力いっぱいだ。
どこかの遺跡のような嘴も渋くていい。

珍しく遭遇できたのはラッキー。
長居はせず、さっさと撮影してその場を立ち去ったのだった。
ラッキーな横顔_b0016600_013424.jpg

(OM-D E-M1/NewFD 500mm F4.5L)
by keiji_takayama | 2020-01-31 00:13 | 千葉市動物公園

代用アイピース

現代のカメラでは当たり前となり、最も良くなったことの1つ。
それは、視度補正が内蔵されていることではないだろうか。
これを世界で初めて搭載したのは、1978年発売のミノルタXD-S。
+0.8〜-2.7までの調整が、ダイアル一つで行うことができた。
これが今では、エントリーモデルでも当然のように装備されている。
とても便利になったものだと思う。

ちなみに、裸眼での視力は0.1未満である。
もうかなり長いこと、正確な視力は調べていない。
クルマを運転する時だけメガネを使用するが、それ以外で使うと頭痛が
ひどくなるので、日常生活は裸眼のまま過ごしている。仕事も同様だ。
つまり、世界はすべてピンボケである。ほぼすべて、焦点が合わない。
そんな状態なのに、なぜMFでのピント合わせが好きなのだろう。
だんだんと視界がクリアーになっていく、その課程が面白いのかも。

しかし、フィルムカメラはそうはいかないのである。
ミノルタXD-S以前は当然だが、それ以後もこのようなカメラは少ない。
AFカメラが幅を利かす90年代になると増えていくが、好んで使う
70、80年代のカメラは、持っているほぼ全てにこんな機能はない。

そこで、代用品の登場だ。
面白いもので、メーカーは異なれどちゃんと使えるものが存在する。
昔から万能だと思っているのは、ペンタックスのアイカップIIだ。
実はこれ、ミノルタやリコー、マミヤ、コニカ、ペトリでも使える。
ただし、首からカメラをぶら下げていると、抜けて落ちるので注意。
カメラの外観も損なわないので、1つ持っていると重宝する。
これに、ペンタックス67用の視度補正レンズを入れて使うのだ。
しばらくはこれでも十分に事足りていたのだけど、最近とても良い
商品が世に出回っている。それはニコンNEPS1というアダプター。

もともとこれ、レインカバー用のアイピースアダプターなのだが、
角形ファインダーアイピースのカメラにうまく嵌まるのである。
といっても、ミノルタは×。すっぽり抜けてしまうので使えない。
これが使える最も嬉しい例は、コンタックスRTSIIだろう。
さほど大型でもないので目立たない。なかなかしっかり付く。
視度補正レンズはニコンのものがそのまま使えるので便利だ。
ペトリあたりだとがっちり嵌まるので、落ちる心配がなくなる。
そんなわけで、持っているだけでとても助かる。
それだけが理由ではないと思うけど、ニコンダイレクトではよく欠品
してしまうようだ。もともと安いのに、転売アイテムとなっている。
中古で見つけられたらラッキーというべきだろう。数は少ないけど。

古いカメラを使っていると、こうした小さな発見がとても嬉しくなる。
そして、書き加えておくならば。
ニコンF2、F3、キヤノンF-1、NewF-1は、丸型のアイピースを使う。
そこに視度補正レンズをねじ込む仕組みを採用している。
これ、滅多なことでは落ちない。しっかり装着できる。
このあたりはやはり、他の機種とは考え方が違うのだ。さすがである。
代用アイピース_b0016600_171380.jpg

(OM-D E-M1/NewFD 150-600mm F5.6L)
by keiji_takayama | 2020-01-30 01:05 | 多摩動物公園

甦ったX-1

ミノルタX-1という古いカメラがある。
古いといっても、当時はフラッグシップだったモデルだ。
発売は1973年。絞り優先AEとマニュアルで撮影することができる。
AEで撮るためには専用の交換式ファインダーが必要だ。
70年代のカメラというと、名前が出るのはニコンF2とキヤノンF-1。
それぞれ1971年の発売である。加えて、コンタックスRTSだろうか。
しかしこのX-1は後発、しかも機械式シャッターはBと1/100という
当時としては信頼性にやや乏しいスペックながら、価格は高かった。
つまり、積極的に選ばれる理由が少ないということになる。
そんなわけで当然あまり売れず、失敗作とも言われた。
だが、こういうのにむしろ惹かれるのだ。クルマの好みもそうだけど。
F-1とF2を手に入れたあと、この時期のカメラで最も欲しかった。

中古市場では、マトモに動いている商品は極端に少ない。
例えばいまそうだとしても、将来的に壊れてしまうケースも多いだろう。
ところが、メルカリやヤフオクでの取引価格はけっこうな額だ。
「ジャンク」と表記しても、1万円以上で落札されているようだ。
持っている人が部品取りで手に入れるのかもしれない。
所有しているX-1は、ある意味そうした類いに入ると思う。
ひとまず動作はするが、何コマか切るとミラーが上がって戻らない。
撮影ができなくなる。と思ってしまうだろう。
しかしこのカメラ、ミラーが上がっても戻すことが可能なのだ。
それは簡単、電池蓋を開ければいい。これでミラーは復元する。
シャッターが切れてさえいれば、この動作をすれば撮影は可能なのだ。
探し始めてからけっこう時間はかかったが、ようやく手に入れた。

しかしこのカメラ、さすがに出番は多くない。
試し撮りして、AEがそこそこ信用できることは解ったけれど。
そして先日、メンテナンスのために動かしたらミラーが上がった。
いつものように復元を試みる。これを何度か繰り返すことに。
認識しているより頻度が高く、おかしいと感じたが遅かった。
ある時を境に、これが全く戻らなくなってしまったのである。
これはさすがに痛い。しかし、誰のせいでもない。
仕方がないので、電池を抜いてそのままにしておいた。

今年に入って、どうにかならないかと再び手に取ってみる。
電池を入れて、祈るような気持ちで復元を再度試みた。
カシャッという小さな音とともに、なんとミラーがちゃんと戻った。
これは有り難い。いまのところ、今年最大の「良いこと」に入る。
以後は数日ごとに、リハビリではないけど動かすようにしている。
それと、ファインダーの接点を掃除した。けっこうここが弱い。
これで今のところ、100回ほどシャッターを切ったが好調である。
36回切ると少なくとも1回は上がりっぱなしになったが、それもない。
けっこう調子が良くなってしまった、と書くのはまだ早計だけど。

近いうち、動物園で撮ってみよう。レンズはもちろんMCロッコール。
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(OM-D E-M1/NewFD 500mm F4.5L)
by keiji_takayama | 2020-01-29 16:59 | 千葉市動物公園

Uカメ相場ガイド

もう20年近く前の話だが、雑誌「カーセンサー」の編集に携わっていた。
といっても巻頭ページの企画を立てて原稿を書いていたわけではない。
ま、たまに手伝ったり誌面に登場することもあったけれど(笑)
中古車を扱う雑誌だから、相場についての記事があるのは当然だ。
物件ページの前に「Uカー相場ガイド」というページがあった。
Uカーというのは中古車のことである。
そしてこの当時、カーセンサーは関東、東海、関西、九州、北海道の5版。
このうち、関東以外のページを担当していた。
内容は、掲載物件の上限と下限の価格を、3か月前と今月で比べてみる。
クルマは地域によって流通量などからピックアップ、相場の動きに触れて、
その月に動きのあったクルマを取り上げて、総評を書くというものだった。
このような単純な内容だが、毎号連載、そして読者アンケートの支持率も
なかなか良かった。こういうデータものは、もともと人気が高いのである。
因みに関西版は6P。東海、九州、北海道は4Pだった。
当時東海版は週刊。毎週月曜に校了があり、けっこうバタバタしていた。

さて、いよいよ本題。

中古車→Uカーである。Used Carがその語源だ。
クルマとカメラは、その周辺環境が似ていると何度かここで書いた。
だとしたら、中古カメラ→Uカメである。
そして商品の価格が相場に基づくのも、クルマと同じ環境であろう。
そこで、どこかの媒体でも店でもいいのだが、「Uカメ相場ガイド(仮)」
なんていう企画を立てて、情報発信したら面白いのにと考えている。
つい先日まで掲載した、「1万円未満で買える」なんていうことが解る。
こういうのって、「〇〇がついに100万円を切った ! 」というUカーの
記事と同じで、読み手の興味をある程度は惹くと思う。カメラの場合、
それが例えば10万とか3万とか1万なわけで、現実的な側面もある。
媒体がやるのもいいけれど、相場をそれぞれ管理しているのは実店舗。
店の立場で、それぞれに強い分野、集まりやすい種類もあると思う。
それを活かすツール、情報をユーザーにちゃんと伝えられたらいい。
どこかで機材を購入するときの、確認を行ってもらえる意味もある。

1981年頃、月刊カメラマンに「中古カメラ市況」という連載があり、
これを食い入るように読んだ。蛍光ペンでアンダーラインを引いた。
ニコンF3が発売されたばかりなのに、F2の中古のほうが高くなる。
とても不思議に感じつつ、面白いと思っていた。いつしか、そういう
楽しさが消えているように思う。とまぁいろいろ書いているけれど、
もうかなり長いこと、写真雑誌をちゃんと読んでいない。もうすでに
どこかの誌面でこういう情報が簡単に手に入るかもしれないけれど。

どこもやらないならここでやってみるか。なんてことを企んでいる。

写真は千葉市動物公園で撮影。いい表情を見せてくれました。
Uカメ相場ガイド_b0016600_016506.jpg

(OM-D E-M1/NewFD 500mm F4.5L)
by keiji_takayama | 2020-01-28 00:17 | 千葉市動物公園

ラッキーな8コマ

カメラの話題が続いていたが、ちょっと動物園に話を戻そう。

さて、ハシビロコウはどうしているだろう。
そんなことを思いながら、展示している場所に向かってみる。
2つの場所から見ることができるのだが、片方にはいなかった。
陽が当たっているほうで姿を見つけたのだが、非常に複雑だった。
眺めるのにはいい。けっこう檻の近くにいて写真も撮れるだろう。
問題は背景だった。
「さぁて、どう狙ってみる ? 」そんな課題を出されているようだ。
ハシビロコウに全く罪はないのだが、どうにも収まりが悪い。
手持ちのレンズでは、どうしても背景と画面のバランスが取れない。
さてこれは困ったぞ。そんなことを考えつつ、カメラを覗く。

ハシビロコウの前では、ヘビクイワシを見ることができる。
実は直前に前を通ったが、撮影には不向きな場所にいたのでスルー。
こっちを撮ったらまたゆっくり見てみよう、そう考えていた。
ところが、ハシビロコウで迷うことになった。
そこで、カメラを右目で覗きながら、左目でヘビクイワシを見ていた。
撮影時に左目を開けて周囲の様子をチェックする、これはかなり前、
ホテルの写真室で働いていた頃、当時の先輩から教わったことだ。
披露宴スナップなどを撮る際、目瞑りを確認するのが目的だった。
これを徹底的に練習したので、今でも左目を開ける癖が付いている。
動物園での撮影では、これがとても大きな役割を果たすことがある。

左目で見ていたヘビクイワシが、手前に移動してくるのが見えた。
こうなれば、もう狙う対象を変更するべきだ。
しかし、慌てて音を立てて近寄れば、おそらく位置を変えてしまう。
なので、ゆっくり急いで数歩だけ前に進み、その位置から狙った。
こういうタイミングでのピント合わせは、過去の経験が役立つ。
ちょっとでも迷うAFが相手なら、こちらのMFのほうが早い。
というわけで、8コマ撮影できた。これはとてもラッキーだった。

その後再びハシビロコウと対峙することになる。さて、どうするか。
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(OM-D E-M1/NewFD 500mm F4.5L)
by keiji_takayama | 2020-01-27 00:32 | 千葉市動物公園
「予算1万円で狙えるミラーレス一眼」最後はペンタ、ソニー、フジ。
フルサイズは完全に、業界のリーディグカンパニーとなったソニーだが
最初に発売したのはAPS-Cモデル。その初期機種がこの対象にあたる。
ペンタックスは小型すぎた「Q」、フジはX-A1だけがこの価格水準に。

ペンタックス
Q ¥5,500 2011年発売、1240万画素。ブレ補正内蔵。換算倍率5.5。
Q10 ¥6,600 2012年発売、1240万画素。Qの基本性能を向上させた。

ソニー
NEX-5 ¥7,700 2010年発売、1420万画素。AVCHD動画撮影が可能。
NEX-3 ¥5,500 2010年発売、1420万画素。MPEG4動画撮影が可能。
NEX-C3 ¥7,700 2011年発売、1620万画素。省電力化。本体225g。

フジ
X-A1 ¥8,800 2013年発売、1630万画素。センサーはCMOSを採用。

初期モデルのソニーは、バッテリーの持ちが悪いことで知られている。
迂闊にスイッチをONにしたまま寝てしまうと、翌朝にはかなり減る、
そんな話もあった。しかし、ソニーミラーレスの基礎となったモデル。
ここからスタートするのも悪くない。チャージャーも用意されている。
X-A1は、この中では最もオススメだ。年式が新しいし、この価格でも
フィルムシミュレーションは楽しめる。アダプターを使っても楽しい。

最近、曜日の感覚が狂っている。
昨日は休みで、どこか写真撮りに行きたいと思っていた。
久々に使いたいレンズが2本、フィルムカメラが2台残っている。
そして、試したいカメラが1台。これらの出番を作りたいのだ。
そういえば何曜日かと思ったらなんと、土曜だった。
土日祝日は、カメラはまだしもレンズを持ち出す気になれない。
なんともったいない。ぐうたらな休日を過ごすことになった。
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(OM-D E-M1/NewFD 150-600mm F5.6L)
by keiji_takayama | 2020-01-26 01:02 | 多摩動物公園
「予算1万円で狙えるミラーレス一眼」続いてはパナソニックだ。
これも初期のモデルは複数を所有して、使っていたことがある。
どうしてもオリンパスと比較してしまうのだが、良いところはあれど
結局はオリンパスを選んでしまうことが多かった。ここ最近の機種は
殆ど実際に撮影したことがないので、機会を作って試してみたい。

G1 ¥4,400 2008年発売、1210万画素。ミラーレス第一号機。
G2 ¥7,700 2010年発売、1210万画素。タッチパネルモニター搭載。
G10 ¥7,700 2010年発売、1210万画素。G2の廉価版。iAモード。
G3 ¥7,700 2011年発売、1600万画素。新型センサー搭載、小型化。

GF1 ¥4,400 2009年発売、1210万画素。ファインダーなし、285g。
GF2 ¥3,300 2010年発売、1210万画素。タッチパネルモニター搭載。
GF3 ¥3,300 2011年発売、1210万画素。ホットシューが省略される。
GF5 ¥5,500 2012年発売、1210 万画素。新エンジン採用。

GH1 ¥7,700 2009年発売、1210万画素。ハイビジョン動画撮影可能。

GX1 ¥7,700 2011年発売、1600万画素。G3と同じセンサーを搭載。

いくつかシリーズがあるものの、初期の機種は概ね安く、買いやすい。
因みにGF2とGF3の¥3,300は、ミラーレス一眼の中古最安値である。
これは個人差の問題だと思うが、モニターに表示される文字がどうも、
目に馴染まなかった。早い話が、見にくかったのだ。慣れればいいけど
なかなかそうもいかないもの。G3、GF3あたりからの機種はデザインが
どうも好きになれなかった。そんな理由で、最も好きな機種はGF1だ。

G1はファインダーがあって楽しいカメラだけど、グリップが劣化する。
ベタベタして触ると手が汚れるので、購入するなら要チェック項目だ。

写真は、数日前のペリカン同様、載せるのをちょっと躊躇ったカット。
撮ろうかとカメラを向けたものの、背景が気に入らなかった。さてと、
どうしようかなぁ。そんなことを考えていたら、横になってしまった。
あああああ、と思いつつ、悔し紛れになんとか。ネタにはなったけど。
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(OM-D E-M1/NewFD 300mm F2.8L)
by keiji_takayama | 2020-01-25 01:19 | 東武動物公園
「予算1万円で狙えるミラーレス一眼」第二弾。これが王道かもしれない。

オリンパスである。当初の人気は凄まじかった。一時期E-P1を所有し、
動物園撮影にも使っていたけど、便利でしかも面白かった思い出がある。
買いに来てくれる、特に女性のお客さんは「E-P1をください」ではなく
「あおいちゃんのカメラが欲しいです」と指名するほどだった。これは、
長らくCMに出演している女優の宮崎あおいさんと、使われていた曲の
印象によるイメージが、カメラの雰囲気とバッチリだった影響かと思う。
E-P1は手放したのだけど、これを書いていたらまた欲しくなってきた。

E-P1 ¥5,500 2009年発売、1230万画素。初代。ブームを作った機種。
E-P2 ¥6,600 2009年発売、1230万画素。ファインダーの装着が可能。
E-P3 ¥8,800 2011年発売、1230万画素。AFの速さ、操作性が向上。

E-PL1 ¥4,400 2010年発売、1230万画素。より軽量に。ストロボ内蔵。
E-PL1S ¥5,500 2010年発売、1230万画素。AF性能の向上など。
E-PL2 ¥5,500 2011年発売、1230万画素。基本性能のアップ、変更。

E-PM1 ¥4,400 2011年発売、1230万画素。シンプル&キュート。
E-PM2 ¥8,800 2012年発売、1605万画素。タッチAFシャッター採用。

大きく分けて3つのシリーズがある。マウントアダプターが豊富に揃い、
「昔使っていたレンズ」「家にあったレンズ」「もらったレンズ」の復活に
多大な貢献を齎している。これはパナソニックのカメラも同様だ。画素も
比較的多めなので、十分以上に楽しめると思う。価格以上の価値がある。
そんなわけで、けっこう人気がある。安いので衝動買いの対象になるし、
上記のような理由でカメラを探しているユーザーの、絶好のターゲット。

クルマでもよく言われることだが、新しいコンセプトの製品を試すなら、
まずは初代を使うべきだと思っている。その後に出てくる後継モデルは、
多少なりとも、初代機を使用したユーザーの声を反映させるからである。
メーカーが最初にやりたかったこと、これが凝縮されているのがE-P1。
なので、まずはこれがオススメ。爆発的に売れたので探しやすいのも〇。
しかし、これが5,500円とは。発売から10年が経過したのも感慨深い。

写真は多摩のゴールデンターキン。いつも何かと助けてもらっている。
E-P1から始まったオリンパスでの動物園撮影は、現在も続いている。
1万円で買えるミラーレス一眼 オリンパス編_b0016600_0535464.jpg

(OM-D E-M1/NewFD 150-600mm F5.6L)
by keiji_takayama | 2020-01-24 00:54 | 多摩動物公園
「予算1万円で狙えるデジタル一眼レフ」を調べて書いてみたのだが、
欲が出てきた。というより調べたくなった。ミラーレスはどうなのか。
というわけで、「予算1万円で狙えるミラーレス一眼」を書いてみる 。

このテーマだとキヤノンが皆無だ 。カメラの程度により、初代のMが
ターゲットになるが、調査条件が良品、並品になるのでまだ入らない。

まずはニコンだ。「1」という名の小型軽量シリーズがこれに該当する。

1 V1 ¥8,800 2011年発売、1010万画素。電子ファインダーを装備。
1 J 1 ¥4,400 2011年発売、1010万画素。ファインダー比搭載機種。
1 J 2 ¥5,500 2012年発売、1015万画素。クリエイティブモード。
1 J 3 ¥7,700 2013年発売、1425万画素。V2とほぼ同性能。
1 J 4 ¥7,700 2014年発売、1839万画素。AF追従連写が20コマ/秒。
1 S1 ¥5,500 2013年発売、1011万画素。エントリー層向けモデル。
1 S2 ¥5,500 2014年発売、1418万画素。AF追従連写が20コマ/秒。

このシリーズは短命だった。2018年にはニコンで旧製品になっている。
小型軽量、性能も申し分なかったのに、盛り上がりに欠けた印象が強い。
理由はあるのだろうし分析も行われたと思うのだが、個人的な印象だと、
「購入したユーザーからの支持を得られなかった。」これを強く感じた。
買い換えの際とか売りに出されたお客さんの言葉を総合すると、どうも
満足度があまり高くなかったという結論に達するのである。それはまぁ
残念なことではあるのだが、こういう不人気が中古相場に、少なからず
影響を齎しているとするなら、これは実に喜ばしいことであると思う。

何故って、2014年に発売されたカメラが7700円、5500円で買える 。
レンズのことを考えても、かなり楽しめるのではないかと思う。実は、
このシリーズが新品で売られていた頃、殆ど興味がなく使っていない。
査定するためにいろいろ動かすからそこそこ解っているが、どのような
写真が出てくるのか、見た経験にも乏しい。これは実に興味深いのだ。

センサーが小さいので、135mmに換算すると2.7倍となる。従って、
好みの50mm画角で撮るのに必要なレンズは20mmだ。悩ましい。。。
1万円で買えるミラーレス一眼 ニコン編_b0016600_0525489.jpg

(OM-D E-M1/NewFD 300mm F2.8L)
by keiji_takayama | 2020-01-23 00:53 | 東武動物公園
昨年4月のこと。
多摩動物公園に出掛けた際、いつもの機材に加えてフィルムカメラを
持っていった。レンズは1本、50mmだけ。通常スタイルのほかに、
園内の風景を撮ってみた。望遠ではないし、当然動物の姿は小さい。
でも、撮っていてとても面白く、楽しかった。そして、このブログで
それを記事にした際、今後はこのスタイルでやってみようと書いた。

ところが、その後で大きな変化が起きた。闘牛の撮影だ。
これにハマッた影響で、フィルムどころか動物園に行かなくなった。
10月にちょこっと行く機会を作ったが、フィルムでは撮っていない。

そんなこんなで2019年の最後、東武動物公園でようやく実現した。
そしてまた、とても面白くて楽しかった。
これでなんとなく道筋ができて、それからフィルムカメラもほぼ必ず
持って行くようにしている。レンズはもちろん50mm1本だけ。
そして、フィルムも基本的に使うのは1本のみと決めている。
こうすると、写真を撮るときにいちいち考えるのである。
風景をどこまで入れるか、どのタイミングでシャッターを切るか。
基本的に連写などできないので、すべて一発勝負なのだ。
これが実に楽しい。
カメラもレンズも古いし、あろうことか瑕疵を抱えている。
そういう機材を使うことによって、自分にとっての「価値」を高める。
そうすると、手に入れたときよりも愛着を感じるようになる。
撮ったフィルムを写真店に持っていく、引き取るときはワクワクだ。
何か撮れていればもうそれは成功なので、写真の良し悪しも気にしない。
むしろ、「なかなかよく撮れてるではないか ! 」と笑うことが多い。

いつものスタイルは、動物と対峙している瞬間が最も興奮する。
それとは真逆の、緩いタイミングが好みに合っているのだろうか。
かつては大嫌いだったKodakに良さを感じたり、不思議なものだ。
3年かけてこつこつ集めたので、そこそこ台数も増えてしまった。
次の動物園も、フィルムカメラをぶらさげて歩くつもりだ。

写真はデジタルカメラで撮影。
でもレンズにクモリがあり、雰囲気はちょっとフィルム調なのだ。
フィルムカメラは楽しい。_b0016600_1571986.jpg

(OM-D E-M1/NewFD 150-600mm F5.6L)
by keiji_takayama | 2020-01-22 01:57 | 多摩動物公園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama