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by keiji_takayama | 2019-11-29 00:12 | 山古志闘牛まとめ
第十二回:柿乃花ゴールド(十四歳/岩手)-牧野郷(十四歳/長岡)

いよいよ令和元年の角突きも、千秋楽結びの一番になりました。
まずは牧野郷が入場です。拍手が長く続いています。
「今日の相手はどこのどいつだ ! 」低い声で唸り、土を掘ります。

対する柿乃花ゴールド。
おそらく、出場した中では最も力がある牛ではないでしょうか。
年齢を感じさせない、若さ溢れる体と角突き。楽しませてくれます。
拍手を受けて、堂々の入場です。

ゲートが閉まる音がして、取組が始まりました。
両牛とも黒牛です。
なんかすごい連写してるなぁ。。。
牧野郷がまず先制攻撃、これを柿乃花ゴールドが落ち着いて受けます。
柿乃花ゴールドも左から切り返します。勢子の声も大きく響いています。
会場でしょうか、「おお、いったいった ! 」の声が聞こえます。
ああ〜っ、柿乃花ゴールドが一気に走った ! !
この実況と同時に、会場は「わあぁぁっ ! ! 」という声に支配されます。
そして、勢子の声にいっそう力が入りました。
カメラのシャッター音があちこちから聞こえてきます。
時折、角のぶつかる音も。そしてまた大きな動きがありました。
会場は盛り上がり、シャッター音が唸りを上げています。
あ、赤ちゃんが泣いてる(笑)
勢子の声はますます迫力が増してきました。「ほらいけ ! 」「はい ! 」
そしてまたしても大きな動き。会場からの大歓声、シャッター音。
いやぁすごい迫力です。
音声だけを聞いてますが、臨場感がとてつもない。
そして最後の、勢子と牛の闘い。
勢子の掛け声が続き、シャッター音。やがて場内は大きな、大きな拍手。
「いやぁ素晴らしい ! 」拍手がずっと鳴り響いています。

そして双方の綱が伸びました。これで令和元年の角突きは終了です。
加えて、牛年も終わり。これはなかなか感慨深いものがありました。

この取組、300コマ超えでした。
一気に動く場面が多く、その度に連写したので仕方ないか。。。
加えて、動きがとても速いんですね。静止画だとなかなか厳しい。
けっこうブレてました。ピントも追いつかなかったなぁ。
陽が陰って露出が落ちたことも、要因かもしれません。

両方とも黒牛なので、なかなか見分けがつきません。
しかし、角は柿乃花ゴールドのほうが長いです。これがポイント。
開始直後、牧野郷の先制攻撃がありました。
このあとはしばし押しの攻防です。
これは撮影した位置の問題ですが、柿乃花ゴールドの顔が暫く見えず、
写しているのが牧野郷の背中からのショットばかりでした。
角は比較できるけれど、表情がよく掴めません。
ときおり、牧野郷の横顔が見られる程度です。
柿乃花ゴールド、牧野郷の角を額に受けているシーンがあります。
最初は感じるものがあったようですが、その後表情を変え押します。
なかなかいいところでしたが、残念ながらすべて前ピンでした。
連写して失敗すると、こういうときにとても悔しい思いをします。
対応策も施しますが、最後の一番、こちらがスタミナ切れのようです。

前半戦のハイライトは、牧野郷が柿乃花ゴールドを持ち上げたこと。
牧野郷が柿乃花ゴールドの下顎付近に角を入れ、そのまま上げました。
宙に浮く柿乃花ゴールド。
望遠レンズをセットしていて、カメラはAPS-C。
最短の画角でも160mmです。なんとか苦し紛れに撮ったけれど、
このシーンはもうちょっと引いて撮りたかったですね。。。(笑)

後半戦にかけても、両牛の攻防は続きます。
この取組の特徴的な点は、顔がなかなか見えないということです。
両牛ががっぷり組み合い、それぞれの力強い目線を感じるカット、
これをだいたいメインカットとして最初に載せているのですが、
今回はそれがなかなか決まらず、ちょっと苦戦でした。

そして、柿乃花ゴールドが牧野郷を押し込むシーン。
角を一発差し込んで、そのまま走っていきます。
刺さったところはなんともないのでしょうか。牧野郷はクールです。
しかし、体には柿乃花ゴールドの角によって齎されたキズが。。。
激戦を物語っていました。
インターバルを取るような牧野郷、それを追う柿乃花ゴールド。
そして再び組み合います。
まだまだ両牛とも気合十分です。
そんな状況で飛び込む勢子もたいへんですが、勇敢に牛を分けました。

これで千秋楽は終了です。
いろいろあった令和元年。「牛年」元年ともいえるでしょうか。
来年もたぶん、牛年ですけどね(笑)
※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。

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↑左:柿乃花ゴールド、右:牧野郷。終盤になってやっと、このカットが撮れました。
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↑開始直後。牧野郷の先制攻撃です。
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↑角の違いがよく解ります。長い方は柿乃花ゴールド、短いのが牧野郷です。
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↑柿乃花黒ダイヤの厳しい攻撃。クワガタみたいでカッコいい。
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↑頭を付けて頑張ります。これだけでも駆け引きが繰り広げられているよう。
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↑柿乃花ゴールドの顔がなかなか撮れませんでした。牧野郷は考何か考えてる ?
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↑4秒後。牧野郷の目が充血しています。気合が入っている証拠です。
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↑牧野郷、柿乃花ゴールドの体に角を引っかけて、そのまま持ち上げました。
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↑柿乃花ゴールドの攻撃。目元付近に角が刺さっているようだ。。。
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↑牧野郷、柿乃花ゴールドの後ろから攻撃。これは隙を突かれたか。。。
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↑柿乃花ゴールドは牧野郷の体に角を突き刺しました。そのまま突進します。
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↑泥が跳ねます。土が舞う中、柿乃花ゴールドの突進は続きます。
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↑場内の中央に戻りました、大きな角が頭上を横切り、ちょっと焦ったか ?
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↑常に頭を付ける柿乃花ゴールド。今回は撮影もなかなかハードでした。
(7DMarkII/シグマ C 100-400mmF5-6.3 DG OS HSM )
by keiji_takayama | 2019-11-27 22:19 | 山古志闘牛場

第十一回:龍皇(八歳/長岡)-三五兵工(十二歳/中野)

「うわぁ暗いなぁ」と呟いてます。陽が陰ってきました。

牛が入ってくる前に、このような解説がありました。
「柿乃花黒ダイヤ、そしてこの取組に登場する龍皇、千秋楽は出場して
いなかった新宅、加えて先ほど対戦した山仁。こうした牛たちが、来年
この地域の角突きを素晴らしいものにしてくれる 、そう思ってます。」

「ああっ、おおー。」大歓声とともに龍皇が入ってきました。
女性でしょうか、「ああ、すごい。」という声も聞こえます。
山古志闘牛会にいる約60頭の牛の中で、最も大きいのがこの龍皇です。
「ヴォォ〜ッ」龍皇でしょうか、大きく唸りました。
体重はもう一トンを超えています。そして、とても足腰がいいんですね。
足が速いです。これだけ大きくて足が速い。こんな牛はそうそういません。
そういう意味では、とても珍しい牛といえます。
そして、三五兵工が後から入ってきました。十二歳。ベテランの牛です。

取組が始まりました。勢子の声がいっぱい聞こえます。
まずは双方が相手の出方を伺います。
「はいはいはいはい」「よしたー」勢子の声も聞こえてきます。
ただ、こういう取組はちょっとでも隙があったとき、一気に動きます。
三五兵工、右から一発二発と仕掛けます。龍皇は落ち着いて受けています。
まるでもう何年も闘ってきたかのような、どっしりした闘いっぷり。
龍皇、左角で三五兵工の右角を掛けて前に出る !
これを三五兵工が切り返して飛び込む !
「よしたー」の声が高らかに響きます。声の主はMCの松田さん。
三五兵工は右、左と角の曲がり方が異なります。
これをうまく使い、右から左から、龍皇の角の下を取って、掛け技から
仕掛けていきます。これに対して龍皇は足を使って、三五兵工の攻めを
うまく受けながら、場所の中央に戻ってきました。
三五兵工は何とか仕掛けますが、龍皇はうまく受け止めます。
右角を掛けて前に出る三五兵工、しかし龍皇がうまく回り込みます。
勢子の声が大きくなってきました。場の雰囲気が大きく盛り上がります。
ベテランの三五兵工は仕掛ける、龍皇は落ち着いて受けていますが、
切り返す隙がなかなか訪れません。三五兵工の仕掛けに対し、龍皇は
体の柔らかさ、重さを使って受けます。やがて勢子の声が消えました。
走る音と緊迫した声が聞こえたあと、大きな拍手が場内を包みました。
両牛見事な闘いぶりでした。龍皇、三五兵工の順に引き上げました。

開始後両牛が最初に行ったのは、角を交錯させることでした。
これが見分け方の資料になりそうな感じです。
三五兵工の角は太くて、左右の形が違う。龍皇はやや細めです。
そして龍皇の体には、白い印のようなものがあります。
色の同じ牛同士はなかなか見分けが付きにくいので、助かるポイント。

そしてがっぷり組みました。迫力ある目線をそれぞれ相手に向けます。
三五兵工の角が龍皇の眉間に当たり、龍皇が目を瞑るシーンも。
こんなぶっとい角が当たればそれなりに痛いと思うのですが、
そこはさすが龍皇です。怯むことなく三五兵工に向かっていきます。
しかし三五兵工も応戦。角の先端が龍皇の目元付近に刺さりました。
これは厳しい。龍皇も目を瞑って耐えています。
もちろん龍皇も反撃を試みます。このあたりの意地はさすがです。
しかし、角の長さがやや短いので、ギリギリで避けられます。
そして再び、三五兵工の太い角が龍皇を襲います。耐える龍皇。
しかしピンチのあとにチャンスあり。龍皇が果敢に攻撃を仕掛けました。
さすがにこの圧力、三五兵工も表情が変わります。

しかし、三五兵工は龍皇のクセというか、何かを見つけたのでしょうか。
角を当てるタイミングをうまく掴んだようで、またも当たりました。
しかも、ほぼすべてが同じ場所、またはその付近を狙っています。
さほど大きなダメージとは思えませんが、狙い撃ちに気付いているかも。
しかし龍皇はめげない。体勢を変えたのか、逆側から突進していました。
中盤から後半にかけ、龍皇のエンジンが回り始めたようです。
頭を低くして三五兵工に向かい、今度は逆に角を当てています。
ここからは龍皇のペースでしょうか。すごい表情で三五兵工を睨みます。
しかし、ベテランの三五兵工には経験があります。
ここでも怯まず、的確に龍皇の耳元を狙って角を当ててきます。
龍皇はここで三五兵工の耳元に一発。見事な両牛の攻防です。
写真を見ているので展開が解りますが、これを肉眼で確認するのは、
相当以上に難しいのではないかと思います。動きがとても速いです。
終盤では、突進してきた三五兵工を受け止めた龍皇が、逆に押し返す。
そんなシーンも見られました、。三五兵工はちょっと驚いた様子です。
最後の最後まで、やられたらやり返すの繰り返し。気合がすごい。
牛の間でも世代間闘争があるのではないか、そんなことを感じます。
五分を超える大一番。見応えのある、素晴らしい角突きでした。
※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。

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↑左:三五兵工、右:龍皇。三五兵工の角はすごい太さです。両牛とも気合十分。
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↑開始直後の様子。龍皇の角が先に当たったようです。三五兵工の目がすごい。
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↑龍皇は頭を低く構えるも、三五兵工の角がかなりの壁になっています。
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↑三五兵工の角が龍皇の目元付近に。さすがにこれは痛そうだ。。。
11/3 山古志闘牛 龍皇-三五兵工_b0016600_1823120.jpg

↑龍皇が横から三五兵工を攻める。これには三五兵工も表情を変えます。
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↑三五兵工はコツを掴んだか、龍皇の耳元に角をクリーンヒットさせます。
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↑体勢が変わり、手前が龍皇になりました。攻防が続きます。
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↑左が龍皇です。これまたもの凄い目力で、三五兵工を睨み付けています。
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↑龍皇の攻撃を受ける三五兵工。落ち着いた表情を見せました。
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↑同じく三五兵工です。立ち向かうときの表情はグッと強くなります。
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↑そしてまた、三五兵工の角が龍皇の耳元に。しかし龍皇の表情は変わらず。
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↑お互いの意地がぶつかります。どちらもいい表情です。
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↑なんとか攻め込みたい三五兵工ですが、龍皇の角で阻まれました。
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↑三五兵工の角が龍皇の鼻付近に。耐えている龍皇の、強い意志を感じます。
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↑右側が龍皇です。時間いっぱいまで、目が離せない動きのある展開でした。
(7DMarkII/シグマ C 100-400mmF5-6.3 DG OS HSM )
by keiji_takayama | 2019-11-24 18:22 | 山古志闘牛場
第十回:彦内(十二歳/山古志)-柿乃花黒ダイヤ(七歳/岩手)

先に入ってきたのは彦内。衆議院議員・泉田さんの持ち牛です。
この一番を楽しみに来た !
という「通」のお客さんもいらっしゃるのではないでしょうか ?
後から柿乃花黒ダイヤが入場しました。
これから残り三番、闘牛会が自身を持って送る三番になります。
ベテランになってきた赤牛の彦内に、柿乃花黒ダイヤが挑みます。
勢いナンバー1、若手のホープ。そう呼ばれる柿乃花黒ダイヤ。
今年は数々の素晴らしい角突きを見せてくれました。
注目の一番、どんな展開になるでしょうか。

勢子の「よしたー」から、両牛がぶつかりました。
もう最初から、勢子の掛け声があちこちから聞こえてきます。
シャッター音もすごい。まぁその中の一つなんですけど(笑)
まずは若い柿乃花黒ダイヤが、右から左から角を吹っかけます。
対する彦内、どっしり構えて柿乃花黒ダイヤの攻めを受け止めます。
勢子の声がずっと響きます。「ほら ! 」「はい ! 」気合を入れます。
柿乃花黒ダイヤは彦内の角の下側、掛け技で攻めようとしています。
しかし彦内は、内に尖る角の特徴を使って、外側から振ります。
こうすると、角が柿乃花黒ダイヤの目の縁に届くのです。
柿乃花黒ダイヤは一生懸命仕掛けますが、時々瞬きをしています。
彦内が自分の角を見せて、柿乃花黒ダイヤの攻めを止めているのです。
ペテランの彦内らしい、見事なテクニックといえるでしょう。

一方の柿乃花黒ダイヤは、なんとか彦内の角をかいくぐって仕掛けたい。
勢子の掛け声がいっそう大きくなりました。シャッター音も変わらず。
今度は彦内が仕掛けます。これを柿乃花黒ダイヤが足をうまく使って、
中央に回り込みました。数人の勢子が「よしたー」の声を合わせます。
勢子の声がすごい。高らかに響き、美しさも感じるほどです。
彦内が積極的に仕掛けています。
これはつまり、柿乃花黒ダイヤの力を認めたことになります。
「よし、では真剣を出そう」と。
柿乃花黒ダイヤからすれば、この一番を乗り越えることによって、
来年素晴らしい牛に成長してくれる、そんな期待が持てるのです。
ベテランの彦内が仕掛けても、柿乃花黒ダイヤは決して慌てません。
体の柔らかさを使っています。これは牛がこの場所を怖くないから。
彦内が前に出る ! 柿乃花黒ダイヤが土手を回っててうまく受ける !
牛の動く音も聞こえてきます。客席からも歓声が挙がります。
やがてざわめきのあと、大きな拍手。勢子が両牛を分けました。

引き回し。
泉田さんは、スーツに長靴という姿で彦内を引き回しました。
場内からは「ひろひこ ! 」の声。笑顔で応えていました。
今年この地域の角突きを支えた彦内。
来年は柿乃花黒ダイヤ、次に登場の龍皇が盛り上げてくれるはずです。
柿乃花黒ダイヤ、彦内の順に引き上げました。

ファーストコンタクトで柿乃花黒ダイヤがぶつかっていきました。
しかし、彦内のただ牛ではない雰囲気を感じたか、頭を離します。
そして再びぶつかるも、また頭を離しました。
再度両牛が頭を合わせます。低く構えた柿乃花黒ダイヤが仕掛けました。

彦内は先場所、角を負傷しました。
古傷のようですが、出血がそれなりにあったので心配されました。
わずか10日後のこの千秋楽。
状態が気になりましたが、結果的にきちんと務めてくれました。
そして、もう片方の角にも歴戦の証が刻まれていました。
でも、だからといって角を庇うような仕草は全く見せません。
果敢に角を使った攻撃を見せていました。

柿乃花黒ダイヤは勢いナンバー1の言葉通り、いい動きを見せます。
まるで世代間闘争のようで、そういう点でも見応えのある取組でした。
彦内に角を当てるシーンもあり、年の差を感じさせず、堂々の姿です。
しかし、激しい闘いを物語るように、柿乃花黒ダイヤの角から出血が。
さほど量は多くないようです。オフシーズンにしっかり治したいですね。
※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。

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↑左:柿乃花黒ダイヤ、右:彦内。柿乃花黒ダイヤ、必死に踏ん張ってる ?
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↑取組開始直後。先に仕掛けたのは柿乃花黒ダイヤでした。
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↑右角を振って柿乃花黒ダイヤに見せている(?)彦内。表情も真剣です。
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↑彦内、柿乃花黒ダイヤの角の下に自分の角をねじ込んでいます。
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↑角を振って、柿乃花黒ダイヤに見せる彦内。柿乃花黒ダイヤは目を瞑る。
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↑今度は逆、彦内の目先に柿乃花黒ダイヤの角。でも彦内は目を瞑りません。
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↑アップで。どうにか仕掛けたい柿乃花黒ダイヤ、まだ余裕のある彦内。
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↑ちょっとしたタイミングでこうなります。柿乃花黒ダイヤの角がヒットしました。
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↑彦内の表情に注目。「オレは目を瞑らないよ」とアピールしているみたい。
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↑組み合うと、両牛とも真剣な眼差しを相手に向けます。
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↑彦内の右角、柿乃花黒ダイヤに当たっているようです。砂埃が見えます。
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↑頭をぶつける両牛。柿乃花黒ダイヤは、年齢差に臆することなく向かいます。
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↑激しい闘いになりました。柿乃花黒ダイヤ、角の根元から血が見えます。
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↑両牛がっぷり組み合いました。互いの意地が感じられる瞬間です。
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↑柿乃花黒ダイヤ、目を充血させます。ここまで角が迫っても、目を瞑りません。
(7DMarkII/シグマ C 100-400mmF5-6.3 DG OS HSM )
by keiji_takayama | 2019-11-22 01:20 | 山古志闘牛場
山仁-平畑の一番は、取組開始後最初のカットを14:12:04に撮影。
勢子が両牛を止めようとする、最後のカットは14:15:40です。
時間にすると 3分半ほどですが、とても長く感じられました。
前編の最後に載せた写真を撮影したのは、14:12:57でした。

え。。。
前編の一連の流れは、なんとたった53秒間の攻防だったのです。
すごい。かつての「ジェットコースタードラマ」のよう。
ちょっとでも目を離すと、展開が解らなくなりそうですね。

さて、後編です。
目を真っ赤に充血させて、平畑が向かって行きます。
ものすごい気迫です。
気合を入れなければならない理由がある、説対に負けられない。
そんな意地といいますか、強烈な意志のようなものを感じます。
でも、山仁にも意地がある。山仁だって負けたくない。
なので、攻めようとします。しかし、平畑の気合が半端ではない。
若さとか、力や技があるとか、そういうものとは全く別のところで、
平畑が山仁を圧している、そんなことを思ったのです。
山仁が相手だからできたのかもしれない。それもあるでしょう。
いい相手だったからこそ、力を発揮できた。

ここからはもう完全に妄想、こじつけの世界です。
平畑にとっては、いいところを絶対に見せたい相手がいた。
そんなことを、感じたのです。
今年何度か平畑を見ていますが、この日はこれまでと違いました。
集中力、相手に向かって行く気持ちが、知る限りで最も強かったのです。

この日、いつもの平畑の出番とは違うことが一つありました。
それは、おじいちゃんが会場に「来て」いたことです。
平畑にとっては、「お父さん」なのかもしれません。
引き回しでは、おばあちゃんがおじいちゃんの遺影を持っていました。
この遺影、おじいちゃんの姿をどこかで感じていたのではないかと。
或いは、どこかでその遺影、おじいちゃんの姿を見つけたとか。
闘牛場で、それを感じたのではなかったか。
いやまさか、そんなことがあるはずはない。そう思ってはいます。
しかし、写真を見ていると、どうにも辻褄が合うような気がして。
自分を可愛がってくれている家族へ、精一杯の姿を見せたかった。
どうしても。
そう感じてしまったのです。

引き回しの時の、おばあちゃんの嬉しそうな笑顔が答えでした。
平畑も、闘っている時とは全く違う、穏やかな表情で歩きました。
闘牛場は牛が闘う場ですが、牛と人とのドラマを見られるところ。
これを知ってしまうと、この場所から離れられなくなりそうです。

追記
平畑ですが、先日引退したそうです。牛の引退は牛持ちが決定します。
そういう点から見ると、この日の平畑のシーンがまた意味を持ってきます。
山仁はまだ若いですが、この一戦から学ぶものがあったかもしれません。
今年1年だけですが、平畑の闘いを見られたこと、とても光栄に感じます。

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↑左:平畑、右:山仁。魂を込めて闘っている、そんな印象さえ受ける平畑です。
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↑長い角を使って山仁を攻める平畑。山仁、ちょっとやりにくそうです。
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↑頭の位置を低く下げました。角を当てる場所を変えたように思います。
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↑今度は横から。山仁の表情からすると、どこかに当たっているのかも。
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↑山仁だって負けたくない気持ちは同じ。頭を付けて応戦します。
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↑平畑は最初から見せたこの強い目線、表情が変わりません。すごい集中力。
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↑角の根元を狙い、的確に角を入れます。しかし、山仁はまだ余裕がありそう。
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↑角が刀に見えてきました。刀を合わせて闘っているようなイメージです。
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↑ここでも平畑は山仁の角の根元を狙っています。そして的確に当てています。
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↑その1秒後。さらに押し込んでいます。さすがの山仁も表情が変わります。
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↑平畑の戦闘態勢は変わりませんが、山仁もその意識は衰えていません。立派。
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↑平畑が刀を山仁に突きつけている、そんなシーンに見えてしまいます。
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↑また角の根元 ! コントロールが上手いのでしょう。ここでも的確に当てています。
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↑その24秒後。山仁が距離を詰めて意地を見せます。平畑の角が刀に見える。
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↑最後まで平畑は攻めの姿勢を崩しません。山仁はよく粘った。タフですね。
(7DMarkII/シグマ C 100-400mmF5-6.3 DG OS HSM )
by keiji_takayama | 2019-11-21 13:22 | 山古志闘牛場
第九回:山仁(八歳/大阪)-平畑(十五歳/池谷)

平畑は、この千秋楽に出場している牛のなかで最高齢になります。
島根県の隠岐の島から導入した牛。特徴的な角を持っています。
まずは平畑の入場。
池谷というのは、山古志闘牛場のある集落になります。
そしてこの平畑さん、ずう〜っと牛を飼っています。
昭和40年代に角突きが途絶えていた時期がありましたが、その時にも
唯一牛を飼っていたのが平畑さん。それがきっかけになり、昭和48年に
復活しました。そして53年には国の文化財に指定されています。
ずっと牛を可愛がっていたおじいさんは亡くなってしまいましたが、
おばあさんが「最後まで面倒を見る」ということで、大事に飼育しています。
そして、後から入場の山仁。
大阪から家族の皆さんがやってきました。
自分の牛がいい角突きをしてくれるように。そう願っています。
ゲートが閉まりました。さぁ取組が始まります !

勢子が両牛を連れてきて、頭を合わせます。
山仁は囂々と低い声を出しています。
「オレに早く闘わせろ、角突きをさせろ ! 」とアピールしているようです。
平畑がまずは頭を下げて、上に伸びた長い角を使って間合いを取りながら、
山仁の額を攻めます。これに対して山仁、瞬間的に距離を詰めました。
平畑の長い角を使わせないようにして、一発仕掛けます。
角のぶつかる音。勢子も大きな声を出して、両牛をの気持ちを高めます。
双方の角先の攻防。
相手の額、角の根元をどうやって痛めようか、考えつつ角を振る両牛です。
頭を低く下げて、平畑は長い角を槍のようにして使おうとします。
山仁はサッと動きます。できればこの角を正面からもらわないように。
牛同士、一生懸命考えながら、動いて、相手の攻めをかいくぐって。
自分の攻めに繋げたい。
そのためには正面からだけではなく横だったり、角だけではなく鼻や体を
使ったり。牛が自らの持っている技を考えて、相手に立ち向かうのです。
平畑はベテランらしく、自分の長い角を有効的に使っていきます。
山仁はというと、距離を詰めて一気に前に出ます。
平畑の長い角が外れた瞬間に、双方が飛び込もうとします。
勢子の大きな声、手拍子も聞こえます。これが雰囲気を盛り上げます。
平畑、じわりじわりと前に出ます。それを山仁が切り返す !
右角で掛ける平畑、これが外れた瞬間に山仁は飛び込みたい。
ところが、平畑は掛けた角を外させません。
平畑は角を掛けたまま前に出る、山仁は土手を使ってうまく回り込みます。
角がぶつかる音が響きます。そして勢子が走り出します。
お子さんでしょうか、「いけ!いけ!」と興奮した様子で叫んでいました。
そして大きな拍手。
平畑の引き上げ。おばあちゃんが連れて歩きます。
その手には、最後まで牛のことを可愛がっていたおじいちゃんの遺影が。
これは実に感動的なシーン。拍手がいっそう大きくなりました。
平畑、山仁の順に引き上げました。

牛の年齢に「5」を掛けると人間のそれに近くなる。ということで。
平畑は十五歳なので、この法則によると75歳になります。
え、75歳 ? スタローンやシュワルツェネッガーみたいなもんだ。
これはすごいなぁ(笑)
いやはや、取組直後の先制攻撃なんて、まんまやる気盛りの牛です。
的確に、山仁に角を打ち込んでます。
平畑がとても元気なシーンが目に付きました。
山仁の角が目元スレスレに届いているカットも、まだ余裕があります。
とても元気な平畑。フレームから山仁を追い出しそうな勢いです。
お年寄り牛の扱いをしたら、怒られてしまうかもしれませんね。
なので、山仁も手を抜きません。力を出して、頭からぶつかります。
これにはさすがの平畑もちょっと怯みましたが、すぐに表情は戻ります。
攻防があり、その後がっぶりと組み合う、これが繰り返されました。
迫力のある写真がいくつか出てきて、選ぶのが楽しい取組です。
それにしても、平畑は相手のことをよく見ています。
年齢を重ねることによって視力が著しく低下している身としては、
このあたりのコツといいますか、対処方を教えて欲しいくらいです。

この一番、なんと300コマオーバーでした。
それだけいいシーンがあり、押さえようと必死になりました。
山仁の角の先が目の正面に迫っても、平畑は目を瞑りませんでした。
この気迫、凄いものがありました。
とにかく頭を低く下げる平畑に、山仁がちょっと苦戦の様相。
この山仁、大阪のイメージがよく合う、強い印象の牛なのですが、
今回は平畑の圧力のほうが目立っているように感じます。
そして、実はまだ取組は中盤あたり。でも選んだカットは13。
まだ半分残っているというのに、楽しいけれど悩む写真選びです。

で、ざっと後ろの写真を見てみましたが、たぶん足りません。
載せたいカットが多いです。ボツにするのはあまりに忍びない。
というわけで、前編後編に分けることにしました。
ここまでが前編です。後編は写真が中心になりそうです。
※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
                       
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↑左:山仁、右:平畑。このような迫力シーンの連続でした。写真選びも難航。
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↑開始直後の平畑。早々と先制攻撃を仕掛けます。動きも速かった。
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↑距離を詰めて一発やり返す山仁。こちらは角の根元に入りました。
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おお、平畑の目元に角が ! ヒヤリシーンですが、まだ平畑には余裕も感じます。
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↑とても元気な平畑。画面から山仁を押し出しそう、そんな雰囲気です。
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↑山仁だって負けていません。頭からぶつかると、平畑の表情が変わります。
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↑平畑の角、上に向かって伸びているのが解ります。とても立派な角です。
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↑そして平畑の角は長い ! 多少距離があっても、届いてしまうのです。
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↑頭を低く下げると、角でそのまま押さえつけることもできます。目がすごい。
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↑睨み付けて、しっかりと相手のことを見ています。この姿勢を貫きました。
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↑山仁、距離を詰めます。この角をそのまま喰らったら、えらいことになりそう。
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↑前に出ようとする山仁を、角で防御する平畑。突破するのは難しそうです。
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↑目の前に相手の角の切っ先が。一瞬ドキッとするシーンでした。
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↑また睨み合う両牛。平畑の気迫は最初から全く変わりません。
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↑いったん離れました。次の展開を考えているのでしょうか ?
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後編に続く
by keiji_takayama | 2019-11-20 01:24 | 山古志闘牛場
第八回:翔太(十歳/埼玉)-景虎号(十四歳/栃尾)

だんだんと牛の年齢が上がってきています。景虎号は14歳です。
牛の年齢に「5」を掛けると、人間の年齢に近くなってきます。
十歳の翔太は五十歳ということになります。おお、ほぼ同い年だ。
山古志の牛は三歳でデビューします。
現在は飼育工法が良くなっているので、十年くらい現役を務めます。
その後も活躍できるかどうか、これはその牛が持つ力次第なのです。

まずは翔太が、拍手に包まれて入ってきました。
なんと、牛持ちはアマチュアカメラマンだそうです。
ずっとこの地域で撮影を行い、縁あって翔太を持つことになりました。
五月の一番角突きで足を痛めまして、治療に時間がかかりましたが、
この秋、ようやく復帰したばかりです。元気なところをアピール。
そして後から入場は景虎号。左右の角の長さが違います。
これまでの闘いで先が半分ほど折れて、なくなっているのです。
それでもこの牛は、ベテランらしい老獪な角突きを見せてくれます。
赤牛が翔太、黒牛が景虎号です。
ゲートが閉まる音がしました。取組が始まります。

先に仕掛けたのは翔太。右角で景虎号の左角を掛けて、前に出ます。
これをすぐに外して、景虎号は頭を下げて受け止めます。
翔太が積極的に仕掛けます。景虎号は左角で掛けて下から持ち上げる。
これをまた外して翔太が仕掛ける。勢子の声も飛んでいます。
このあたりのベテラン牛になると、無理に仕掛けることはしません。
むしろ、自分の体勢を整えることに神経を使います。
勢子の掛け声。ドンッという鈍い音が場内に響きました。ざわめく客席。
翔太が右角を使って掛け、それが外れた瞬間に飛び込む !
ここで会場から「ああっ」という声が重なりました。
景虎号は首を付けて受けます。そしてまたしても、何かぶつかる音。
ここで勢子が分けに入りました。指示が飛び交っています。
走る音が交差します。やがて大きな拍手が沸き起こりました。
景虎号、翔太の順に引き上げです。どっちだろう、唸ってます。

赤牛と黒牛の対戦は、識別がしやすいので助かります(笑)
取組開始直後の写真を見返すと、翔太がインパクトありすぎです。
なんと、角が泥だらけ。泥の壁ができています。
入場時に穴を掘ったのでしょうか。しかしこの泥、ボロッと落ちます。
解説の通り、翔太が積極的に仕掛けていたようです。
とはいえ、要所ではきちんと景虎号が締めていたような感じ。
しかし、景虎号の角は立派です。大きくて尖っている。
まるでノコギリクワガタのようです。
左角が短くなっているのが、歴戦の証のようでとてもカッコいい。
これが翔太の突進を阻むわけですが、それでもなんとか前に進む、
そういう気概が翔太から感じ取れました。足も良くなったようです。
今年は出られなくて悔しかったでしょう。来年の活躍に期待します。
※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。

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↑左:翔太、右:景虎号。終盤のワンシーン。果敢に出ようとする翔太がいい。
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↑開始直後の翔太です。角に泥がたくさん付着していました。落ちたけど。
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↑景虎号の角の横、おそらく翔太の毛が舞ってます。掘られたのでしょうか。
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↑翔太の、気合の入った表情。目元も少し充血しています。
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↑お互い角を相手にヒットさせました。翔太は随分と気合が入っています。
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↑アップで。景虎号の角が真ん前に迫った翔太、度胸もあります。
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↑低く構えてぶつかります。景虎号の表情、気合が入っています。
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↑景虎号、翔太の突進を、頭を付けて止めているように感じます。
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↑景虎号の角は大きいです。それでも果敢に向かって行く翔太。
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↑ガッチリ組むと、景虎号の大きい角の威力が発揮されます。防御にも使える。
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↑景虎号の角、左右で異なるのがよく解るシーンです。それにしてもでかい。
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↑翔太は中に入りたいけど、景虎号の角はそれを許してくれませんでした。
(7DMarkII/シグマ C 100-400mmF5-6.3 DG OS HSM )
by keiji_takayama | 2019-11-19 00:53 | 山古志闘牛場

舌使わず

久々の多摩動物公園。
当然、ゴールデンターキンを眺めるのも暫くぶりである。
ここはいつも静かで、まるで時間が止まっているかのようだ。
繁殖もしているようで、大きいのと小さいのが混在していた。
それぞれがのんびりマイペースで、したいことをしている。

何度かここで撮ったことがあるのだが、上から落ちてくる水を飲む、
これを好んで行う一頭がいた。けっこう暗いのでシャッタースピードに
気を使う必要があるのだが、これを撮れたら練習になると思っていた。

賑やかなユキヒョウ、レッサーパンダを通り抜け、ひっそりと広がる
ターキンの運動場。果たして、期待通りの展開だった。実に有り難い。
引きのズームでも持ってくれば、親子だろうか、の写真も撮れたけど、
この日の目的はリハビリである。眺めるだけ眺めて、練習することに。

以前、ここで撮る写真は総じてタテ位置のことが多かったので、今回は
ヨコ位置で狙うことにする。画面が黒なので、こういう時には必ず、
舌を画面に入れるようにしている。彩りが加わるからだ。
そんなこんなでけっこう撮ったので、当たりもいくつか作れた。
それにしても不思議なのは、水が落ちてくる位置に舌がないこと。
体毛で受け止めているような気がしてならない。
そんなことを思いつつ、楽しく撮影させてもらった。

使っているNewFD500mmF4.5Lが発売されたのは1981年12月。
来月で発売から38年だ。オールドレンズの部類に入りそうなほど。
加えて所有しているのはかなり状態が悪く、クモリとカビがある。
それでも、写りは現代レンズで撮られた写真よりずっと好みだ。
まぁこういうのは良い悪いではなく好き嫌いの問題である。
視力が大きく落ちて失敗も多いが、それでもこちらのほうが面白い。
闘牛はAF、動物園はMF。そんな使い分けが合っているようだ。
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(OM-D E-M1X/NewFD 500mm F4.5L)
by keiji_takayama | 2019-11-18 00:43 | 多摩動物公園
第七回:薬師大力(五歳/中野)-山王(十二歳/神戸)

いよいよ取組は後半戦に入ってきました。場内もざわめいています。
出番待ちの牛が大きく唸りました。出番はまだかとアピールしてる ?
まずは薬師大力の入場。
まだ若いですが、力を付けてきました。来年、再来年が楽しみな牛です。
そして、後から山王が入ってきました。牛持ちは女性です。
五歳と十二歳。年齢差はかなり大きいです。どんな闘いになるでしょう。

取組が始まりました。勢子も声を出しています。
若い薬師大力が、ベテランの域に入った山王の胸を借りる一番です。
双方が様子を伺いながら、まずは頭を合わせます。
勢子の掛け声が一段と大きく、あちこちから被さるように聞こえます。
薬師大力が仕掛けたところを逆に、一気に山王が前に出る ! !
(客席から、「あーっ、あーっ ! 」と大きな声が上がりました)
そして、途中で金属にぶつかる音。薬師大力が柵まで押されたのです。
場内は大きな盛り上がりを見せます。ざわめきが治まりません。
「すっげぇなぁ」思わず呟いてしまいました(笑)
そして、そのまま分けられました。

「柵際のお客さんは十分に注意して下さい。」というアナウンスをどうして
取り組み開始前に行っているのか、これがまさに説明されたシーンでした。
牛の速さというのは、これは見ないと解りません。
何度かこれを見てここでも触れていますが、牛が柵の前にやってきても、
人間は仰け反るか横に避けようとすることしかできません。無力なのです。
それほどまでに速い。牛が飛び出たら、間違いなくタダでは済みません。

とはいえ、ここで若い薬師大力の素晴らしいところが出ました。
柵にぶつけられると、痛くて牛は鳴くことがあります。
しかし、薬師大力は全く声を上げませんでした。
これはまだ、薬師大力に余裕がある証拠です。
双方の綱が伸び、引き回し。薬師大力、山王の順に引き上げました。

まだ1年程度の観戦歴という「にわか」ではありますが、予感めいた
ことがあったので、この取組には注目していました。仮説を立てて。
それは「山王の法則」。
「悔しいことがあったら必ず次の場所でリベンジする。」というもの。

8月11日:小豆丸戦 悔しい ! !
9月22日:闘龍戦 どりゃあ ! !
データベースはこの2つだけですが、9月22日の取組を見て撮って、
これは悔しかったことを覚えていて、ぶつけたのかなぁと思ったのです。
10月13日:角栄号戦 ちょっと悔しい ! !
そして前回。角栄号との一番では、ちょっと悔しい思いをしました。
そこで、この取組では悔しさをまたぶつけるのではないかと考えました。
ツアーのお客さんにお配りしたレジュメで、千秋楽の取組の見どころを
ワンポイントで説明していたのですが、この展開を予想しました。
11月3日:薬師大力戦 どりゃあ ! !
相手の牛にとってはたまったものではないですが、これで2回です。
来年の観察ポイントの一つにしたいですが、これでほぼ確定かなと(笑)

さて、前置きが長くなってしまいました。
山王は取組開始直前の時点で、モウかなりのやる気を見せていました。
頭を低く構え、合わせる際にも前足で泥を後ろに跳ね飛ばします。
これを見ていた薬師大力は、ちょっと驚くような表情でした。
そのまま当たりますが、薬師大力は山王の気迫を感じていたのかも。
それでも薬師大力、怯むことはありません。
堂々と頭を山王にぶつけて、時には角を山王に入れたりもしました。

一度頭を離したあと、薬師大力が仕掛けようと入ってくるところ、
山王はまず長い角でブロック、逆に薬師大力の体に角を差し込んで、
そのまま突進しました。薬師大力もなんとか角を入れ返しましたが、
山王の圧力がここは上回ったようで、そのまま柵に押し込まれます。
後ろ足の一部とおしりが柵の外側に出るほどの力です。
おしりをダイレクトに柵柱に当てられたので、かなり痛かったはず。
この間も山王は押し続けます。後ろに座っているお客さんはたいへん。
なんとか脱出した薬師大力ですが、山王は攻撃の手を緩めません。
今度は両方の角を体に差し込んでいきます。これは強烈ですね。。。

双方が走って中央付近に戻り、分かれたところを勢子が止めます。
最後、それでも薬師大力は山王に近付こうとしていました。
※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。

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↑左:薬師大力、右:山王。山王の気合がすごい。そして角がでっかいです。
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↑開始直後。薬師大力も頭を低くして、臨戦態勢に入りました。
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↑両牛、頭を付けてがっぷり組み合いました。山王の気合は変わらず。
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↑アップで。頭をピッタリ付けます。薬師大力も目線が強くなってきました。
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↑いったん離れました。薬師大力も頭をやや下げて、山王の様子を伺います。
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↑薬師大力の防御に対し、山王はどうやって攻めようか考えている ?
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↑薬師大力が攻め込もうと入ってきました。山王は角でブロックします。
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↑そして山王、大きくて長い角を薬師大力の額に当てました。
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↑続いて山王。今度は薬師大力の耳元を狙います。目を瞑った薬師大力。
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↑薬師大力はタフです。目を見開き、攻撃に怯まない姿勢を見せます。
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↑山王、薬師大力の体の左側に角を差し込みました。
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↑そのまま押し込もうとします。薬師大力の足が浮きました。
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 ↑さらに押す山王。目元は真剣そのものです。ピントが外れて残念。。。
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↑柵に当たってそのまま脱出したように見えましたが、山王は追いかけます。
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↑横からの山王の攻撃。またしても薬師大力の足が浮きました。
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by keiji_takayama | 2019-11-17 22:14 | 山古志闘牛場
第六回:羽黒山(八歳/大久保)-庵(七歳/釜ヶ島)

まずは羽黒山。
この名前についてですが、闘牛場に来る時に、トンネルを抜けます。
穴の2つ開いた、一方通行同士のトンネルです。
このトンネルが開いている山、これが「羽黒山」なのです。
山古志闘牛場がある集落は池谷、その隣が大久保になります。
集落の皆さんにとっては、「母なる山」といったところでしょうか。
中越地震の時にも、大きく崩れそうになりながら耐えた山です。
そして庵。
牛持ちの家族みんなで大事に大事に、一生懸命取り組んでいます。
SNSでは応援団もあります。ちなみに団員です(笑)

さぁ、牛が入ってきました。まずは羽黒山です。
大相撲で言う化粧まわし、面綱(おもづな)を顔にかけています。
牛持ちさんが綱をピーンと伸ばしました。とても美しい光景です。
あとから庵が入りました。いよいよゲートが閉まります。

取組開始 ! 勢子の声も大きく響きます。
まずは羽黒山が先制攻撃。一発もらった庵、中央で向き合います。
庵が右角を、羽黒山の額を掘るように使います。角がぶつかる音。
これをもらうと額が傷んでしまうので、羽黒山は距離を詰めました。
勢子が掛け声で両牛のやる気を誘います。客席からも応援の声が。
庵は右角を使って羽黒山の額を傷めたい。
羽黒山は角を使わせないよう距離を詰め、中に入って角を使いたい。
それぞれの牛の思惑が絡み合う、そんな展開になっているようです。
複数の勢子が大きく、「よしたー」と声を出しています。
時々、これは体でしょうか、ぶつかる音が聞こえます。
拍手の音も大きく、それがリズムを刻んでいるようにも感じます。
庵は羽黒山より一つ年下。胸を借りているわけです。
なんとか攻めたい庵ですが、羽黒山にはその隙がありません。
「いおりがんばれ〜 ! 」勢子の拍手に混じり、応援の声も聞こえます。
この声はきっと、庵にも届いているはずです。
羽黒山は先制攻撃で一発仕掛けました。
今度は逆に、庵が仕掛けてくるのを待っているんですね。
人間でもそうですが、攻撃する時が実は最も隙が生まれやすいです。
ですので、羽黒山は庵が攻めてきた時にできる隙を狙いたい。
ここで場内が「あーっ ! 」と盛り上がりました。
しかし、近くにいた女性は「こわいなー」「こわー」と呟いています。
勢子が離れた両牛を押さえて引き分けにしました。場内は拍手です。

引き回しは、牛持ち同士が闘った相手を連れて歩きます。
ラグビーの「ノーサイド」の精神です。お互いの健闘を讃え合いました。

開始直後、羽黒山が見舞った一発。これはかなり厳しかったですね。
羽黒山の左角が、庵の下顎あたりにヒットしました。
庵は面食らったというか、予期していなかったところを狙われた、
そんな様子です。痛いというより、驚きのほうが大きかったかも。。。
でもここで踏ん張り、闘牛場の中央で羽黒山と向き合いました。
その後は何度か羽黒山の額に角を当て、積極的に攻めています。
双方がいったん頭を離し、何やら考えているシーンもありました。
中盤では双方が組み合って睨み合い、場内も盛り上がります。

庵、とても頑張りました。気迫の入った表情で向かいます。
頭と頭をくっつけて、力比べのような様相です。
どちらも果敢に攻めているように感じました。
終盤、羽黒山がびっくりしているような写真がありました。
判断が難しいのですが、角を当てているようにも見えます。
このあと両牛が離れます。そして、少ししてまたぶつかっていく。
最後は羽黒山がものすごい顔で庵を睨み付けていました。
庵はこれにちょっと気圧されたような感じでした。

当日から数日が経過しているので断定はできませんが、庵が足を
庇うような歩き方をしていたのがちょっと気になりました。
来年の場所までまだ時間はあります。ゆっくり休んでまた頑張れ。
※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。

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↑左:羽黒山、右:庵。庵の表情に力があります。羽黒山は下から鋭い目線です。
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↑開始直後から、このような攻防が展開されました。左の牛が庵です。
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↑堂々とした闘いっぷり。がっぷり組みました。庵に黄色いタグが付いています。
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↑いったん離れて、なにやら考えている両牛です。
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↑庵、ヤルね ! 積極的な攻撃。羽黒山の額に角を当てます。
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↑角を絡めて頭を付けます。ここでは羽黒山のほうがちょっと気持ちが強い?
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↑頑張る庵。羽黒山の額にまた角を当てます。羽黒山も少し表情を変えました。
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↑押し込もうとする ? 庵。羽黒山はこれに耐えている様子です。
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↑接近しての睨み合い。今度は庵が右側になりました。角の先端が鋭いです。
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↑さらにアップで。お互い、気迫の入ったいい表情です。
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↑庵の押しを踏ん張って受ける羽黒山。そろそろ終盤に入ってきます。
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↑ちょっと驚いたような表情の羽黒山。庵に角を入れているようにも見えます。
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↑再びぶつかる両牛。庵の表情も力強く、気合が入っているように見えました。
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↑体勢が入れ替わり、羽黒山が厳しい表情。庵はちょっと気圧された ?
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↑また離れて考え中 ? 庵がちょっとやりにくそうな素振りを見せました。
(7DMarkII/シグマ C 100-400mmF5-6.3 DG OS HSM )
by keiji_takayama | 2019-11-17 11:29 | 山古志闘牛場

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama