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第8回は、羽黒山(八歳/大久保)と薬師大力(五歳/中野)の一戦。
前の取組のザワザワ感がやや残る闘牛場。MCの松田さんが語ります。

牛の角突きは、牛同士の闘いだけではなく、牛と人間の戦いでもあります。
私も40年ほど牛の角突きに関わっていますが、大きな怪我を理由にして、
辞めた勢子はいないはずです。少し解りにくいところかもしれませんが、
それだけ角突きには大きな、大きな魅力があります。たとえ自分が怪我を
しても、それでも牛と一緒になって、この闘牛場の中で角突きを見て、
最後は引き分けに入る。これは勢子にとっては大きな勲章になるわけです。

さあ、薬師大力がまず入場。おそらく元気に入ってきたのでしょう。
場内がどよめきました。そして後から地響きのような唸り声を出して、
そして、後から羽黒山が入場。双方が相手を威嚇して声を出しています。
「今日はいい角突きをして、戦いを有利に進めるんだ ! 」そんな気迫が
溢れているようです。始まるまでずっと、唸り声が聞こえてきました。

さぁ、取組開始。勢子たちの掛け声がいっせいに聞こえてきます。
瞬間的に羽黒山が仕掛けようとして、それを薬師大力が受け止めます。
次は薬師大力が左角で掛けますが、それが外れると羽黒山は仕掛けたい。
羽黒山、右角の掛け技から前に出る。これが外れると薬師大力が左で返す。
「おおーっ」と客席から声が挙がります。一進一退の攻防なのでしょう。
今日は先輩の羽黒山がなかなか厳しい攻めを見せます。これを薬師大力が
凌いで凌いで、どこかで自分が飛び込む、そんな隙を狙っています。
羽黒山の右角、薬師大力の左角の攻防は、どちらが相手の角の下に自分の
角を入れることができるか、見応えがあります。薬師大力の角が外れると、
羽黒山が切り返す。「よしたー」「はいはいはい」の声が響きます。
双方が下に角を入れて出ますが、外れると切り返す。これがとても早い。
勢子の掛け声、牛の唸り声、そして走る音。臨場感がすごいです。
場内がざわめきと勢子の声だけになり、女性の「よし、ホッとした〜」の声。
そして、場内は大きな拍手に包まれました。
双方の牛持ち同士は「ありがとうございました」と気持ちの良い挨拶をして、
でも牛はそれぞれ相手を見て目を離しません。これでとても大事な習俗です。
こうして牛に「この次は負けないぞ」という意地や根性が生まれるのです。
牛のお腹が大きく波打ってます。一生懸命頑張ったのがよく解ります。
ここで拍手が沸き起こりました。

《写真の密着》
うわわ、どっちがどっちか判別が難しい。。。
手がかりを探してはみるものの、角の形もけっこう似ているような(笑)
ただ、写真を見ていたら何となく解ってきました。
首あたりの毛に違いがありますね。片方はもじゃもじゃです。
で、取組開始直後にまずは羽黒山が仕掛けているんですね。
それを相手の牛が受け止めているカットが確かにありました。
ということは。。。もじゃもじゃが羽黒山、ということになるのかな。
そこで先場所、角栄号との一戦の写真を確認してみました。
たぶん間違いないと思います(笑)
それにしてもこの羽黒山、闘っている時の表情がカッコいいですね。
加えて、この「もじゃ毛」が良い演出をしていると思うのです。
しかし、薬師大力だって負けてはいません。
真剣な表情で羽黒山に向かっています。そして、羽黒山の攻撃に耐え
「オレが攻めてるのに ! やるなお前 ! 」そんな顔をしている羽黒山の
カットがありました。それにしても、撮った枚数がとても多い。。。
引き分けになるまで一進一退の攻防が続き、写真を見ているだけでも
見応えがありました。近くで見たら、とんでもない迫力でしょうね。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_036359.jpg

↑羽黒山に押される薬師大力。「わっ、やべぇ ! 」みたいな表情を浮かべています。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_0372117.jpg

↑撮影1コマめのカット。羽黒山が仕掛けようとして、薬師大力が受け止めます。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_0383120.jpg

↑薬師大力が左角で掛けているシーン。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_0394469.jpg

↑相撲で言うなら「土俵上で組み合った」ところでしょうか。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_0402560.jpg

↑睨み合いと探り合い。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_0411378.jpg

↑薬師大力、目の前にある大きな角を目にしてビックリの図。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_042168.jpg

↑若い薬師大力にとっては、いい勉強の場になりそうです。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_043239.jpg

↑「お前、若いのになかなかやるじゃねぇか。」そんな表情の羽黒山。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_044583.jpg

↑それにしても、角がでかい。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_0444591.jpg

↑ならば上から。勇敢な薬師大力です。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_0451524.jpg

↑あっ ! 薬師大力の目元に羽黒山の角が ! 間一髪のシーンでした。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_047758.jpg

↑それぞれの表情に気持ちが出ているような。
7/14 山古志闘牛 羽黒山-薬師大力_b0016600_0474914.jpg

↑先輩に突進する薬師大力。元気いっぱいでした。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-22 00:48 | 山古志闘牛場
続いての第七回。一颯(九歳/八王子)と、龍勢(五歳/秩父)の対戦です。

先に入ってきた龍勢。この名前は、秩父の花火から取っています。
牛持ちの方は、もともと山古志で長く写真を撮っていたそうです。
そこから牛持ちになられて、現在では勢子も務めています。
後から入場は一颯。ただ、牛持ちの方は来場されていません。
本業の建設業がとても忙しいそうです。そうですオリンピック前。
現在は追い込みの時期に入っているとのことでした。
黒牛が一颯、赤牛が龍勢です。わかりやすくていいですね(笑)

さぁ、取組開始。
先輩の一颯の胸を、若い龍勢が借りるという展開です。
この龍勢と第二回で取組を行った三太夫は、北海道から導入しました。
昔は小さかったのですが、素晴らしい牛に成長してきました。
最初に仕掛けたのは先輩の一颯。これに対して龍勢は、頭を低く下げて、
前足を踏ん張って、攻めを受けます。勢子の掛け声も賑やかです。
(シャッター音も賑やかです。けっこう撮ってるみたい。)
龍勢はまず掛け技、自分の角を一颯の角の下に入れて仕掛けようとします。
しかし掛け技に入った時に一颯が、下側に曲がった自らの角を使い上から、
まるで大相撲の小手投げを打つように角を振ります。そして龍勢が怯むと、
逆に一颯が角を下から跳ね上げて出て行きます。これは動画で見たいなぁ。
そして双方、仕掛けたいのに仕掛けられない、そんな状況になります。
無理矢理攻撃を仕掛けると相手に隙を与える、牛がそれを解っています。
少しずつ間を詰めながら、どうやったら自分が有利に仕掛けられるのか、
一生懸命それを考えます。じわりじわりと、龍勢が押し込もうとします。
これを一颯が返していく。ここで大盛り上がりになりました。
しかし両牛が興奮したこともあり、場内には大声や悲鳴が飛び交いました。
複数の勢子が転がされてしまったのです。幸い症状は軽いとのことでしたが、
取組の後には、場内に塩を蒔いて清め直しが行われました。

《写真の密着》
取組以外のカットが割と多めだったので、今回もかなり撮ってました。
そして何故か、絞りが全く意図していない値になっていて、途中でそれに
気付くまでのカットをロスしました。知らないうちに回したようです。
けっこういいシーンもあったのですが、ダメなものはダメ。残念でした。
一颯がやる気満々で攻撃しているように感じました。龍勢は冷静に戦況を
考えているようです。と思ったら、龍勢の攻撃が始まりました。
頭を付けて、一颯のことを下から睨み付けています。
当初はかなりボツが多くなるだろうと思っていたのですが、予想していた
ほど悪くはなく、助かっているケースもいくつかありました。おそらくは、
今回使ったレンズの手ブレ補正が効いたからでしょう。これは良かった。
最後は龍勢が一颯の攻撃を食らったタイミングで勢子が止めに入ったので、
まだまだやりたいと思ったのでしょうか。それに一颯も応じたのかなと。
止めようとした勢子を振り倒し、そのまま乗り上げたように見えました。
写真で見ると、間一髪で直撃は免れたようですが、ヒヤヒヤのシーンでした。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_05274.jpg

↑一颯の攻撃がキマッた瞬間。目の表情にも気合いが入っています。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_0533017.jpg

↑スタートはこんな感じで、妙な形になっていましたが。。。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_0542433.jpg

↑一颯は若い力で突進してきます。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_055791.jpg

↑ガッチリ組んだところ。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_0553145.jpg

↑龍勢の表情も引き締まってきました。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_0565978.jpg

↑まさにガチンコ勝負。一颯の頭突きは強烈です。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_058215.jpg

↑今度は龍勢が押し込む番です。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_0592891.jpg

↑龍勢、何か考えているようです。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_10933.jpg

↑一颯の角。刀のような鋭さがあります。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_11951.jpg

↑お互いの目が充血してきました。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_114172.jpg

↑龍勢の角がガッチリ決まっています。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_121430.jpg

↑痛そうだ。。。
7/14 山古志闘牛 一颯-龍勢_b0016600_124295.jpg

↑赤と黒の力比べ。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-21 01:03 | 山古志闘牛場
取組は中盤戦へ突入していきます。続いては第六回。
角栄号(十一歳/相川)と、庄八(五歳/中野)の一戦です。
この取組はちょっと楽しみにしていました。
庄八はその風貌がパンダに似ているので、注目している一頭です。
早くから名前と顔が一致したので、その点でも親しみがあります。

これから何組か、若い牛が先輩の胸を借りる、そんな取組が続きます。
先に入場したのは角栄号。年齢は十一歳。ベテランの域に達しました。
後から入ってきたのは庄八。角栄号が唸り声を出して迎えます。
これに対して、庄八は前掻きをして気合いを見せてくれました。
赤牛が角栄号、黒牛が庄八になります。

まずはお互いが横を向いて相手を睨みます。
この迫力で、相手を怯ませようと駆け引きをしています。
頭を合わせた際、庄八が右角を使いました。角栄号の額の真ん中にヒット。
角栄号としては、今日の対戦相手は若い牛であると認識していたようです。
しかしこの攻撃を受け、「今日の相手は若いけど、ボヤボヤしてられないぞ」
そう理解しました。(このあと、少年のおー、という声が入っています。)
そこで、大きく開いた角を振って、庄八に角を使わせないようにします。
こうなると、今度は庄八が「どうやって仕掛けようかなぁ」と考えます。
連写音が聞こえます。どこかの1D X(笑)。勢子の掛け声も大きいです。
角栄号が右から左から、大きな角を振ります。これに対して庄八は、
頭を下げて付けながら、角栄号の振った角が外れた瞬間を狙うようです。
角栄号が左右に角を振りますが、庄八は臆せず隙を探しています。
勢子による「よしたー」の大声が交錯します。
(MC勢子・松田さんの「よしたー」は、とても美しく響き声も通ります。)
足の踏ん張りを見ると、力の入っているのが解ります。
角栄号はさらに角を振り、積極的に前に出ます。
(いやぁ、随分シャッター切っているなぁ。)
そして勢子の掛け声が早くなり、走る音。場内は静かになってきました。
やがて。「おぉぉー」近くの女性の声に続き、大きな拍手に包まれました。
鼻を取るタイミングも、牛の状態を見て勢子は考えています。
後ろ足に綱を掛ける際、チャンスを誤ると牛が走り出してしまうのです。

《写真の密着》
入場して闘って引き上げるまで7、8分ほどでしたが、187枚撮ってました。
たくさん撮っているのですが、シーンが良かったことだけが理由ではなく、
満足なカットが少ないという懸念があったからです。なので、他の取組より
途中で写真の状態を確認する回数が多かったですね。開始から1分後まで、
この両者は角を合わせませんでした。角栄号は「おいっ、やるぞ ! 」みたいな
表情を浮かべているのですが、庄八はどこ吹く風とばかりのマイペース。
なんだかちょっと、現実社会を彷彿とさせる展開になりました。
やる気がないように見えて、でもいざとなれば庄八がきっちり動きます。
やがて、角を絡めての攻防が始まりました。
庄八が押そうとするのですが、角栄号がどっしりしていて動かず、「あれ ? 」
みたいな表情を浮かべたり、上から見下ろすような形で睨み付けたり。
そのあと、体を低くした鬼(牛)の形相で、角栄号に当たっていきました。
これに対して角栄号。当初は庄八に対して厳しい攻撃は見せておらず、
どちらかというとしっかり受けているようでしたが、時折は壁になって、
庄八に闘いを教えていたような印象を受けました。とても立派ですね。
その角栄号ですが、終盤の写真を見て気付いたのだけど、どうやら角の
付け根に怪我を負ったようです。広範囲が赤くなっていて、出血している
ように感じました。いつそうなったのか調べてみたのですが、決定的な
解答を得ることはできません。取組中に庄八の角が当たったようです。
しかし、こうして写真を見るまでは全く解りませんでした。強いです。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
7/14 山古志闘牛 角栄号-庄八_b0016600_1835635.jpg

↑角栄号の角の根元、怪我のようです。やや広範囲なのが気になりますね。。。
7/14 山古志闘牛 角栄号-庄八_b0016600_1851318.jpg

↑最初はこんな様子。「おーい、やるぞー。」「。。。。」な感じ ?
7/14 山古志闘牛 角栄号-庄八_b0016600_1874138.jpg

↑やるときゃやるよの一発。
7/14 山古志闘牛 角栄号-庄八_b0016600_1881166.jpg

↑お互い低く構えた睨み合い。
7/14 山古志闘牛 角栄号-庄八_b0016600_1884228.jpg

↑ごっつんこ①
7/14 山古志闘牛 角栄号-庄八_b0016600_189863.jpg

↑庄八の上からの睨み。かなり凄みがあります。
7/14 山古志闘牛 角栄号-庄八_b0016600_1895625.jpg

↑角栄号に当たる庄八。目つきがとても鋭くなりました。
7/14 山古志闘牛 角栄号-庄八_b0016600_18103116.jpg

↑ごっつんこ②
7/14 山古志闘牛 角栄号-庄八_b0016600_18105546.jpg

↑角栄号も負けてはいません。貫禄の睨み。
7/14 山古志闘牛 角栄号-庄八_b0016600_1811508.jpg

↑庄八の体当たり。本気度がわかります。
7/14 山古志闘牛 角栄号-庄八_b0016600_1812265.jpg

↑角栄号の角、長いなぁ。
7/14 山古志闘牛 角栄号-庄八_b0016600_18132922.jpg

↑角栄号の目が充血しています。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-20 00:15 | 山古志闘牛場

7/14 山古志闘牛 充号-庵

前半戦最後の一番、第五回は充号(四歳/池谷)と庵(七歳/釜ケ島)です。

山古志の牛の角突きは、基本的に勝負を付けることはしません。
闘っている牛の状況を見て、引き分けという形を取っているのです。
では、牛をどうやって引き分けにするのでしょうか。
場内には、肩に綱を掛けた綱掛(つなかけ)と呼ばれる勢子がいます。
この綱掛が合図を出して、まずは牛の後ろ足に綱を掛けます。
掛けた綱を引っ張り、牛の動きを抑えたところで鼻を取って分けます。

先に入場したのは充号。まだ四歳ですが、とても大きくなりました。
来年、再来年あたりには、この牛が最も大きい牛になっているかも。
後から入場の牛は庵(いおり)です。面綱(おもづな)を顔に掛けています。
これは大相撲で言う化粧回しのようなもの。牛の正装とされます。
庵はゴォーッゴォーッという低い声を出してずっと唸っていました。
この時点でもう相手に対して威嚇しているのです。
さぁ、取組開始です !

いきなり角と角がぶつかる音が響き、場内がざわめきました。
かなり激しくぶつかるので、時には角が折れてしまうこともあります。
そして、折れてしまったら再生することはありません。
折れ方が悪いと、その牛は引退せざるを得ないこともあるのです。

まずは先輩の庵が角突きの厳しさを若い充号に教えようと、積極的に
仕掛けます。これに対して、充号はどうやって凌いでいくのでしょう。
庵は横に回り込もうとします。充号は首を柔らかく使って受けます。
柔らかい物を折ってしまうのには力が必要なわけで、充号としては
庵の攻めを自分の最小限の力で受け流し、攻めが外れたところで攻撃を
仕掛ける、そんなチャンスを狙っています。しかし庵が許しません。
先輩の庵が仕掛け、それを充号が何とか切り返そうとする。そんな展開。
勢子の掛け声が大きくなり、やがて両牛が分けられました。

「自分の牛がいい角突きをしたのは、相手(あなた)の牛のおかげですよ」
闘い後は相手の牛に感謝して、それぞれの引き回しは対戦相手の牛を。
こうやりながら、この角突きを次の世代に繋げて行きたい思いです。
そして、飼育は家族の支えがあってこそ。一家で牛を一緒に楽しみます。

《写真の密着》
角が上に向かって伸びているのが庵、横に広がっているのは充号です。
充号の取組を見るのはこれで3度目ですが、これまでの闘いぶりから、
相当に心の強い牛だという印象を持っています。とにかく見どころを
作ってくれるんですね。撮影枚数も、200カット近くになりました。
今回も年上の庵に対して、堂々と渡り合っていました。しかし、庵も
なかなかの試合巧者です。充号が横目で睨み付けているカットからは、
「うぬぬ。。。こいつ、できる ! 」みたいな雰囲気も感じ取れました。
この、まだ若いながらも積極的で、年上にだって物怖じしない感じ。
大相撲だと、前頭上位から関脇に上がる頃の朝青龍を思い出します。
常に気合い満点で、勝ちに拘る。負けると悔しさを隠しもしない。
その結果、朝青龍は強い横綱になりました。充号も続きそうです。
庵の角のちょうど真下に、充号の角が刺さっている場面もありました。
ちょっと痛そうな表情の庵。でも、その直後に反撃していました。
そして、頭をぶつけているシーンの多かったこと。正にガチンコです。
時間いっぱいまで、どちらも攻撃の手は緩めませんでした。
そして終盤。頭を付けて当たってきた充号を、上から押さえつける庵。
庵の力強いところも見られ、とてもエキサイティングな一戦でした。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
7/14 山古志闘牛 充号-庵_b0016600_245167.jpg

↑充号の表情に注目。闘志の塊みたいな、ものすごい形相で睨み付けました。
7/14 山古志闘牛 充号-庵_b0016600_24603.jpg

↑奥が先輩の庵。落ち着いた雰囲気です。
7/14 山古志闘牛 充号-庵_b0016600_247632.jpg

↑左が充号、右が庵。角の形状が異なっています。
7/14 山古志闘牛 充号-庵_b0016600_2481418.jpg

↑充号はヤル気満々です。庵は淡々と戦略を練っている感じ。
7/14 山古志闘牛 充号-庵_b0016600_2493758.jpg

↑充号、大きいなぁ。。。
7/14 山古志闘牛 充号-庵_b0016600_250210.jpg

↑庵の下からの攻撃。落ち着いてますねぇ。
7/14 山古志闘牛 充号-庵_b0016600_2521479.jpg

↑ごっつんこ①
7/14 山古志闘牛 充号-庵_b0016600_252431.jpg

↑ごっつんこ②
7/14 山古志闘牛 充号-庵_b0016600_2532189.jpg

↑ごっつんこ③
7/14 山古志闘牛 充号-庵_b0016600_2534841.jpg

↑充号の攻撃がヒット。庵の目元が歪んでいます。
7/14 山古志闘牛 充号-庵_b0016600_2565692.jpg

↑睨み合い。
7/14 山古志闘牛 充号-庵_b0016600_2571840.jpg

↑庵、地面スレスレの攻撃。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-19 02:58 | 山古志闘牛場
第四回。柿乃花怒濤(四歳/岩手)と、小文吾(五歳/山古志)の対戦です。
この一番からはいよいよ、綱を取っての対戦となります。
綱を取った牛を、勢子がどうやって止めるのか、これも見どころです。
さて、この山古志闘牛では「柿乃花」と名の付く牛が三頭出場します。
柿乃花さんは、岩手で行われている平庭闘牛会の最高顧問なのですが、
この地域にも数多くの牛を送っていただいています。
(この話の間、ずっと唸っている牛が二頭いました。タイミングよし。)

闘牛場には柵が設けられているのですが、よくよく見てみると、あちこち
曲がっているところがあります。これはだいたい牛がぶつかった所です。
牛が動く瞬発力というのは、想像しているよりも遥かに早いです。
あっと思った時にはもう牛がやってくる。気をつける必要があります。

先に入ってきたのは柿乃花怒濤。後から小文吾の登場です。
この小文吾ですが、山古志闘牛のことが書かれている南総里見八犬伝に
登場する八犬士の一人、犬田 小文吾 悌順(いぬた こぶんご やすより)が
名前の由来です。巨漢で相撲を得意とし、越後小千谷では暴れ牛を取り押
さえる活躍を見せたといいます。赤牛が小文吾、黒牛が柿乃花怒濤です。

開始直後、場内がワッと盛り上がりました。(加えて犬が4回吠えました。)
柿乃花怒濤が睨んで、スキがあると思った瞬間に飛び込みました。
これに対して小文吾。「おーなんだお前、若いのにやるなぁ」と構えます。
「ほらほらほらほら、よしたーはい ! 」勢子の掛け声が大きく響きます。
牛の四歳五歳といえばまだ二十歳前、未成年にあたります。
しかし頭を合わせれば、この迫力は序盤の取組の比ではないくらいです。
柿乃花怒濤はなんとか小文吾に対して攻め込みたい。
しかし小文吾は、最初に一発もらったので構えて、頭を下げています。
仕掛ける場所が見つからない柿乃花怒濤は、考えています。
積極的に仕掛ける柿乃花怒濤、落ち着いている小文吾。この展開です。
勢子の声が一段と大きくなってきました。
今度は小文吾が仕掛けたい。しかし、不用意に近付くと柿乃花怒濤の角、
前のほうにグッと曲がった角で額を痛められる。で、小文吾も考えます。
「どうやって相手に向かって行けばいいのかなぁ。」
双方、相手に対してどういう攻めが有効か、考えながら頭を合わせます。
やがて、人数も増えた勢子の皆さんが総出で二頭を分けました。
場内の大きな拍手に呼応するかのように、牛の唸り声が轟きました。

小文吾の牛持ちは山古志闘牛会です。山古志にやってきたのは二歳の春。
とても小さく、抱けるようなかわいい牛でした。それから三年が経過し、
大きく成長しました。こう語るのはMCの松田さん。感慨深げでした。

《写真の密着》
柿乃花怒濤の最初の一撃は、小文吾の左目上あたりにヒットしていました。
これを食らって、小文吾は体勢を低くして柿乃花怒濤の攻撃を受けます。
そして、受けながらも考える小文吾。すごい表情で睨み付けました。
お互いが考えていると思われるシーンは、まるで相撲の仕切りのようです。
柿乃花怒濤の頭突き攻撃が小文吾に決まっているカットもありました。
頭がぶつかって、土が周辺に飛び散っています。
小文吾は予想していなかったのか、少し慌てているようにも感じました。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
7/14 山古志闘牛 柿乃花怒濤-小文吾_b0016600_1354393.jpg

↑柿乃花怒濤の頭突き攻撃。泥がキラキラ舞いました。小文吾はちょっとビックリしてる ?
7/14 山古志闘牛 柿乃花怒濤-小文吾_b0016600_137564.jpg

↑柿の花怒濤の表情がすごい。睨み付けています。
7/14 山古志闘牛 柿乃花怒濤-小文吾_b0016600_1383588.jpg

↑柿乃花怒濤は積極的に仕掛けていました。
7/14 山古志闘牛 柿乃花怒濤-小文吾_b0016600_1391684.jpg

↑雨は降っていませんが、泥は跳ね飛びます。
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↑小文吾は随分と落ち着いています。
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↑大相撲の仕切りみたい。待ったなし !
7/14 山古志闘牛 柿乃花怒濤-小文吾_b0016600_1421856.jpg

↑小文吾は前傾姿勢です。前足の位置に工夫が感じられます。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-18 01:43 | 山古志闘牛場
第三回の取組は飛将(四歳/塩沢)と、山闘(五歳/山古志)です。
飛将の牛持ちは、これまた女性です。山闘は「やまとう」と呼びます。
本日がデビュー戦の山闘。この春、沖縄から導入した黒牛です。
どんな闘いを見せてくれるでしょうか、注目しています。
ちなみに。飛将は昨年デビューした牛です。
山闘が先、飛将が後から入って、さぁ取組開始です。

黒牛の山闘、まずは横を向き、赤牛の飛将を睨み付けました。
この時点から、もう牛同士が駆け引きをしています。
横でグッと睨んで、相手をまず威圧、威嚇するのです。
これに対して飛将。睨みに一瞬止まったものの、頭を合わせてから
(ここで連写の音。。。と共に、場内がオーッと盛り上がりました。)
積極的に仕掛けます。(女の子がずっと、ワァーッと叫んでます。)
飛将は自分の角を使って押し込みます。山闘は落ち着いて受けています。
今度は逆に山闘が出る。(ここでまた客席がどよめきました。)
年齢だけでは飛将のほうが若く、先に仕掛けています。
(このあたりまで、牛の唸り声が21回聞こえてきます。どっちだろう。)
そして拍手。勢子の判断で引き分けになりました。

山闘は遠い沖縄からやってきて、初めて山古志で対戦をしたわけですが、
落ち着いた、いい角突きを見せてくれました。(ここで拍手が起きました。)
飛将があとから引き上げたのですが、ゲート手前で飛び跳ねる様子を見せ、
場内が沸きました。山闘の話題が多かったので、アピールしたのかも(笑)

《写真の密着》
山闘がとてもいい睨みを見せています。デビュー戦とは思えません。
本当に落ち着いた感じで、飛将の力を推し量っているようです。
飛将は果敢に攻めています。
双方がぶつかり合うところでは、さすがにちょっとビックリした感も。
この一撃で、飛将の動きが変わったように感じました。
とらえどころを掴んだか、ギアチェンジしたように動きが加速しました。
目は瞑っていますが、飛将の角が山闘の目元に当たっているカットが。
このあと山闘は前につんのめりそうになります。が、目は負けていません。
とはいえ、飛将の力も入ります。下顎に土が付きました。
しかし、凄いのがこのあと。目をカッと見開いて、すぐにお返しです。
このあとはしばしの攻防。
そして次は、また飛将が押します。山闘を横にして押し込んでいました。
しかし、ここでも山闘はきっちりお返しを試みます。反撃が早いです。
(客席が沸いたのは、おそらくこのあたりではないかと思います。)
そしてまた睨み合い。ここでなんと、山闘が角を飛将の目元に当てます。
必ずやり返す。このタフな性格が今後どのような形でまた見られるのか、
楽しみになりました。送り出した沖縄の皆さんも、きっと喜んでくれますね。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
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↑これは見事な「ごっつんこ」。力が入っています。
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↑飛将の積極的なところも印象的でした。
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↑飛将の角がうまく引っかかり、山闘の下顎が地面に。
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↑しかしその直後、山闘が反撃します。なんと1秒しか経過していません。
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↑お互いの攻防。真剣な目線で一生懸命です。
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↑またも山闘の反撃。やられたら必ずやり返す。度胸が据わっています。
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↑お互いの良いところが出ていた、見応えのある角突きでした。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-17 00:43 | 山古志闘牛場
続いては第二回。三太夫(五歳/虫亀)と優玄(三歳/長岡)の一戦です。
この取組も、綱を付けたままの対戦になります。
闘牛場には優玄が先に入ってきました。こちらも牛持ちは女性です。
この春デビューしたばかりの牛ですが、2つ年上である三太夫の、
胸を借りる展開になります。どういう闘いになるか注目の一番です。

後から三太夫が入ってきました。
三太夫は経験がありますので、ここで何をするかを解っています。
そのため、相手の牛を見ただけで頭を合わせに行きました。
これに対して優玄ですが、まだちょっと遊びたいのかもしれません。
でも、遊ぶというのは決して悪いことではありません。
遊ぶ=相手の牛が怖くない、ということになるからです。
若い牛は闘牛場や相手の牛に慣れることが大事です。
そして、この場所も怖くない。自分にとって力を出せる場所だから平気。
このように若い牛を育てたいと思っています。
こういう牛たちが経験を積んで年を重ねると、この場所で本当の力を発揮
できるようになってきます。そのために、遊んでいたとしても相手の牛の
側から離れない、これがとても大切です。こういう牛を大事に育てたい。

先輩の三太夫は一回り大きく、優玄を一生懸命押します。
これに対して、優玄が全く慌てません。体を柔らかく使っています。
心に余裕があります。
一方の三太夫。押し込んではいるものの、相手が若い牛だと解っています。
なので、本気は出していません。ちょっとの力で押し込んでいます。
その中で、闘いというのはこうやるんだよと教えているんですね。
やがて引き分けになり、場内には拍手が響きました。

それぞれの引き回し。
三太夫が大きな声で唸り、お客さんにお礼を言いました。
場内も盛り上がります。
優玄の引き回しをするのは、山古志闘牛女子部の部長さんです。
その様子を見ていましたが、優玄に向ける眼差しがとても優しかったです。
よく頑張ったね、おつかれさま。そんな声が聞こえてきそうでした。

では写真を見てみましょう。
あれ。。。毛の色が同じではないか。ううむ。これはなかなか難しいぞ。
そんなこんなであれこれ、違いを探すこと数分(笑)
最初はおでこの毛の感じとか角の形でなんとか、と思ったけれど、難しい。
そこで頼みの綱、黄色の識別タグです。優玄は32129、三太夫が01066。
これでなんとか、ハッキリ認識できるといいのだけど。
優玄、三太夫とも頭から相手にぶつかっているようでした。
攻防というよりも、三太夫がホントに教えているかのように見えます。
優玄が攻撃をくらってちょっとビックリしているようなシーンも。
横からの三太夫の攻撃に対して、落ち着いた表情を見せている優玄の
カットが良かったと思います。これからの成長も楽しみですね。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。

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↑優玄、落ち着いてますね。
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↑睨み合い。優玄ガンバレ〜。
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↑優玄のビックリ顔です。
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↑優玄の角が、三太夫にクリーンヒット。
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↑三太夫の押し込みは脅威ですね。優玄もよく押さえています。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-16 01:36 | 山古志闘牛場
それでは、7月場所の全取組を載せていきます。今場所は15組でした。
まずは、牛や勢子たちに事故や怪我がないよう、場内を御神酒と塩で清めます。
その後、勢子の皆さんが集まり、取組が告げられて拍手が起きます。
これをもって、「本日の取組」が正式に決定することになります。

昔は開催日だけが指定され、当日集まった牛の顔ぶれで決めていたそうです。
これが現在では10日ほど前に「取組審議会」で決定するのですが、
やむを得ない事情などにより牛が出場を取りやめることがあります。
そこで、闘牛場内で手をたたいて取組の最終決定を行うのです。
このあと、山古志闘牛会会長・松井さんからご挨拶がありました。
お話の最中も、牛の鳴き声や唸り声がいい具合にシンクロしていました。

第一回は響(三歳/新潟)と、赤武者(三歳/山古志)の一戦です。
まだ涼しいとはいえ、場内では蝉の鳴き声も聞こえています。
黒牛が響です。
この両牛は三歳同士。この春デビューしたばかりの若い牛です。
牛の三歳というと、人間では小学校高学年から中学生くらいだそうです。
ちなみに闘牛用の牛はすべて雄牛。去勢をしない「玉付き」です。
これが闘争本能を掻き立てるわけです。
繁殖用の牧場では、雌牛多数に対して雄牛、種号は一頭しかいません。
二頭入ると必ず種号同士で喧嘩をして、勝ったほうしか種を付けないからです。
これが雄牛の闘争本能の所以です。

さあ取組開始。
若い牛の取組は、綱を付けての対戦になります。
頭を合わせながら、響が横に横に回ろうとしています。
若いとはいうものの、赤武者は650kg、響は700kg近くの重さです。
正面突破より横から押すのが最も簡単で、まだ経験もない牛とはいえ、
本能で横に回ろうという仕草を見せるのです。
赤牛の赤武者は、響の押しを落ち着いて受けています。
若い牛はまず闘牛場に慣れ、相手の牛に慣れ、大勢のお客さんや勢子に
慣れていきます。こうやって、この場所で何をするのかを理解していきます。
そして経験を積むと、やがては綱を取っての対戦を行うようになります。

勢子の掛け声はずっと続き、そして判断によって引き分けになりました。
山古志の闘牛は、すべて勝敗をつけず「引き分け」にするのが特徴です。
響の牛持ちは女性です。引き回しで颯爽と歩いていたのが印象的でした。

さて、写真を見てみると。
初戦はたいてい、撮影枚数が比較的少ないのですが、今回は違いました。
見どころや攻防があり、けっこうシャッターを押しています。
ところがなぜか、最初から26カットまでが全ボツでした。
惜しいとか○○だったら。。。ではなくて、完全なるボツだったのです。
とはいえ、なんとか残せる写真があってよかった。
たくさん撮っていたのは、こうしたことの防衛本能だったのかもしれません。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。

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↑響の表情がなんだか愛らしい。。。
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↑赤武者の真剣な表情。
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↑響の横からの攻めを受ける赤武者。
7/14 山古志闘牛 響-赤武者_b0016600_1025063.jpg

↑それぞれの目線が面白いかな。
7/14 山古志闘牛 響-赤武者_b0016600_10253714.jpg

↑ちょっと虚を突かれた感じ。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-15 10:27 | 山古志闘牛場

山古志闘牛 7月場所

山古志闘牛、7月場所を見に行ってきました。

仕事を終えて帰宅後、クルマに乗って長岡を目指すも、ずっと雨。
午前0時過ぎにホテルに着いたのですが、まだ雨は降ってました。
で、昨日になりますが、起きたら雨はやんでいて、天気はくもり。
少し蒸し暑さもありますが、東京よりもずっと過ごしやすいです。
闘牛場に着くまでのドライブも楽しめました。

午後1時に取組が開始され、15組すべて無事に終了。
今回もたっぷり楽しみ、またしても撮りまくりでした。
撮影枚数を少なくするはずが、前回と大差ないレベルでした。
5月にツアーで行った際に、抽選会の引換券をいただきました。
この日がその抽選の日だったのですが、なんと、ポロシャツ当たり! !
ビックリでした。運とは縁がないと思っていましたが、嬉しいです。
来月はこれを着て撮影に行こうかなぁ(笑)

で、写真の話。
発売以来操作性の悪さが気に入らず、試していなかったEF100-400IIを
使ってみました。まぁこういうのはたいてい第一印象が当たります。
やっぱりどうしても馴染めなくて、試行錯誤で終わってしまいました。
使用期間の長い初代の方が、やはり性に合っているようです。
同じスタイルで撮っているのに、なぜかオーバーになるんですよね。。。
とはいえ、確かにAFの性能は見事です。ブレ補正もよい感じ。
何度か使って傾向が解れば、もっと使いこなせるようになると思うけど。

また取組の風景を載せていきます。
これまでと同じく、ここでの主役は牛たち。次は8月2日です。
by keiji_takayama | 2019-07-15 00:41 | 山古志闘牛場

機材総点検

毎月1度、必ず行っているフィルム機材総点検。
フィルムカメラのコレクションが随分増えてきたし、放置しておけば
確実に故障すると思われる機種が複数あるので、欠かせないのだ。

では何をやるのかというと。

・シャッター速度1/125、1/250が問題なく切れるか。
・スロー1/15、1/8、1秒が正確に動作しているか。
・裏蓋を開けて、最高速でシャッター幕が開いているか。
・ファインダー表示は正常か。

この4つが基本である。
加えて、レンズの点検も同時に行う。これの点検は2つ。

・ヘリコイドがちゃんと動くか。
・絞りの動作がスムーズに行えるか。

と書いているとそれだけの作業なのだが、当然それだけで済まなくなる。
いじくっているのが楽しいので、あれやこれやと試してしまうのだ。
挙げ句の果てにはレンズを装着した姿をしばし眺めたりもする。
こんな「寄り道」が多いので、今回は90分もかかりました。

とはいえ、ちゃんと使えるように残しておきたいので、大切な時間です。
機材総点検_b0016600_0233521.jpg

(OM-D E-M1/スーパータクマー200mmF4)
by keiji_takayama | 2019-07-10 00:23 | 多摩動物公園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama