<   2019年 07月 ( 23 )   > この月の画像一覧

by keiji_takayama | 2019-07-31 08:30 | 山古志闘牛まとめ | Comments(0)
by keiji_takayama | 2019-07-30 00:30 | 山古志闘牛まとめ | Comments(0)
山古志闘牛、8月は3回開催されます。
2日は特別場所として、綱を引いた牛の取組が3番あります。
気付くのが圧倒的に遅くなりましたが、2日と3日は長岡花火大会です。
今年は曜日の並びが良いこともあり、チケットは早々に完売したそうです。
そんなわけで、当然長岡周辺のホテルは全滅。隣県で夜を過ごします。
もともと仕事を終えてから向かおうと思ったのですが、奇跡的に2日も
仕事が休みになったので、のんびり行って鋭気を養おうと考えています。

さて、3日の取組が発表になりました。今回は10組の予定です。

①黒斗-若黒
②飛将-赤武者
③充号-若颯
④小文吾-伊之助
⑤龍勢-新宅赤パンダ
⑥山仁-一颯
⑦貴王-文平
⑧彦内-八剣志
⑨三五兵工-山徳号
⑩牧野郷-龍皇

今回がデビュー戦の牛もいるようです。
おお、新宅赤パンダの名前が ! !
これはおそらく、新宅から名前が変わった「あの」牛だと思います。
赤パンダといえば、動物園世界ではレッサーパンダのことになるわけで、
こんなところも縁のある牛になりそうです。楽しみにしてますよ〜。

《お知らせ》
「山古志闘牛まとめ」というカテゴリーを作りました。
これまで撮影した取組を、場所ごとにすべて並べていきます。
それぞれに該当記事のリンクが貼られていて、見返すことが可能です。
闘牛の記事を書いていると、けっこう前の取組を見たくなることがあり、
検索性の向上を図る意味もあって、まとめてみることにしました。
(30日より随時掲載)

ちょくちょく書いていますが、昨年千秋楽からすべての取組を撮影し、
それを取組別に紹介しています。闘牛の写真やブログは複数見ましたが、
フォトコンを開催していることもあり、写真単独で載せているほうが
多いと感じました。確かにそれも楽しいとは思うのですが、すべての牛は
一生懸命に闘っています。それを名前も解らない、背景も知らないという
のはとても失礼にあたるのではないか、そんなことを思いました。
そこで昨年の千秋楽で試みたところ、大きな楽しさ面白さを感じました。
長く続けることができたら、データベースにできるかもしれません。
動物園の撮影でもそれは同じですね。

そんなわけで、もし思い出したら「まとめ」のほうもご覧ください。
by keiji_takayama | 2019-07-29 23:34 | 山古志闘牛場 | Comments(0)
さて、いよいよ7月場所結びの一番です。早いものですね。
第15回は柿乃花ゴールド(十四歳/岩手)と角蔵号(十二歳/大久保)です。

長く山古志の闘牛を見ている「通」のお客さんはもう知っていますが、
「角蔵」といえば横綱牛。代を数えて、現在は五代目になっています。
先に入場は柿乃花ゴールド。攻めてよし、受けてよし、疲れない。
三拍子揃った素晴らしい名牛です。
そして、後から角蔵号が入ってきました。真っ黒い主綱を付けての入場。
さすが地元の横綱牛、お客さんから大きな拍手が起きました。

この取組は、松田さんの解説はありません。
牛のぶつかる音、息づかい、勢子の声。
これを、見ている人がそれぞれ感じて楽しむ展開となりました。

場内が盛り上がり、結びの一番が始まりました。
黒牛が柿乃花ゴールド、赤牛が角蔵号です。
もう最初から、複数の勢子の声が大きく、大きく轟きました。
松田さんも何度か「よしたー」と長く声を出しています。
(それにしても、ホントによく通る声です。しかも聴きやすいですね。)
拍手の音、勢子の声、これと場内の盛り上がり。あとシャッター音(笑)
これらが入り交じって場内の熱気を伝えています。
「はい ! 」「ほら ! 」「よしきた ! 」勢子の声はずっと聞こえています。
時折ビシッという音が入ります。
おそらく勢子が、牛に気合を入れているのでしょう。
さすがは横綱戦。他の取組とは時間の長さが全く異なります。
つまり、強いだけではダメで、それだけの長時間闘って角突きを見せる、
これができるスタミナが必要になります。
皆が盛り上げているなか、牛同士は攻防を繰り広げているのでしょう。
やがて、「おおーっ」という女性の声。
そして、おそらく柵の近くに動いたのか「お願いお願いそっち行かないで」
これまた女性の声。で、「頭いいな」「よかった〜」に変わりました。
お客さんの心を鷲づかみにした、まさに横綱の取組でした。
両牛の引き回し。角蔵号には「おつかれ〜」の声がたくさん贈られます。
柿乃花ゴールドは、ファンサービス。お客さんとの触れあい中でした。

《写真の密着》
時間が長かったこともあり、179カット撮っていました。
入場時は両牛とも、頭を地面に擦りつけました。気合十分な感じですね。
取組が始まって、まず仕掛けたのは角蔵号のようでした。
その後、角を絡めてがっぷりと組みます。
勢子の皆さんも多くなり、これを画面から抜くのが難しくなりました。
加えて、こちらのスタミナの問題だと思うのですが、ロスが多いです。
興奮しているのか、それとも疲れて判断力が鈍っているのか、なんとも
残念なカットがあります。「おい、ピントはそこじゃないだろ。。。」(笑)
逆の見方をすれば、それだけ動きが速かったということになります。
そして、角蔵号が柿乃花ゴールドに角をヒットさせるシーンがいくつか。
たまたまなのか狙いを定めているのか、ほぼ同じ場所を攻めていました。
ちょっと気になったのは柿乃花ゴールドの角。
これまで数々の名勝負を繰り広げてきたと思うのですが、その傷跡が
角には見られます。これがやや大きく広がっていて、取組の後半になると
かなり目立ってきました。しかし、柿乃花ゴールドはこの角を使います。
横から攻撃を見せて、角蔵号がちょっと怯むシーンもありました。
間違いなく手負いの状況だった柿乃花ゴールドですが、そんな素振りを
感じることはなく、こうして写真で確認して初めてわかりました。
これぞ横綱の姿なのでしょう。とはいえ、角が割れてしまっているので
気になる状態ではあります。また勇姿を見たいとは思うのですが。。。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
b0016600_14332860.jpg

↑大岩のごとく聳える柿乃花ゴールド。頭を付けて力を入れる角蔵号です。
b0016600_14341988.jpg

↑ファーストコンタクト。角蔵号のほうがやや下から構えます。
b0016600_14345787.jpg

↑角蔵号のほうが果敢に攻めていました。耳がピーンと立っています。
b0016600_14355120.jpg

↑受ける柿乃花ゴールド。土煙が舞いました。前脚も立派ですね。
b0016600_1437450.jpg

↑柿乃花ゴールドの目に注目。闘志を内に秘め、戦略を練っているようです。
b0016600_1438343.jpg

↑角蔵号の角が柿乃花ゴールドの顔にヒット。角にひび割れが。。。
b0016600_14384530.jpg

↑こちらも角蔵号の角がヒット。狙いを定めているのでしょうか。
b0016600_14391415.jpg

↑柿乃花ゴールドの、横からの攻め。角蔵号の表情が変わりました。
b0016600_14395683.jpg

↑角蔵号の、力の入った一瞬。
b0016600_14404318.jpg

↑柿乃花ゴールド、角蔵号を睨み付けます。目線にも迫力がありますね。
b0016600_14413328.jpg

↑柿乃花ゴールドの角、ひび割れが広がっています。気になるシーンです。
b0016600_14421849.jpg

↑柿乃花の横からの攻め。柿乃花ゴールド「おっとっと。。。」
b0016600_14425453.jpg

↑あっ、また。角蔵号はこの場所を狙っているのかもしれません。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-29 00:31 | 山古志闘牛場 | Comments(0)
結び前の第14回。龍皇(八歳/長岡)と三五兵工(十二歳/中野)の登場です。

ここで、来月の日程が発表になりました。
8月は本場所が3日、11日。2日には特別場所が予定されています。
2日、3日は長岡の花火大会があり、もうチケットが手に入らないとか。
ちなみに2日は、長岡周辺のホテルはほとんど埋まっているようです。
あっ、ちなみに両方ともまた見に行くつもりでいます。

先に入ってきたのは龍皇。
このタイミングで、元気よく「おめでとぉぉぉぉぉ〜 ! ! 」と叫んでいる
お子さんの声が聞こえました。とても大きな声で、よく通ってましたよ。
龍皇はまだ若いのですが、素晴らしい牛に成長しました。
骨格も良く、来年には一番大きな牛になっているのではと思われます。
現在でも体重は1tあります。これが来年には1.1tを超えそうな感じです。
これからの角突きを背負って立つ、次の代のリーダー的存在ですね。
そして、後から入場は三五兵工。
先場所は顔を泥だらけにしながらの、柿乃花黒ダイヤとの一戦が印象的でした。
「さっこべえ」と読みます。

取組開始。勢子の「よしたー」が場内に響きました。
まずは双方が、相手の出方を伺います。
頭を付けて様子を見ていますが、三五兵工は右から左から、龍皇の角を
下から掛けて前に押し込もうとします。龍皇は頭をピッタリと付けて、
自分の大きな体を活かしつつ、馬力(体重)で押さえています。
三五兵工は角を使って攻撃を仕掛けます。
「よしたー」の声が高らかに響き渡っています。場内は比較的静か。
両牛の動きにお客さんの目が奪われているようです。
「どっちもスキがないな」という客席の声が入っていました。
やがて、勢子の走る音。「よしかかった ! 」の声。
場内に拍手が起き、取組が終わりました。両者引き分けの裁定です。

《写真の密着》
この取組はなぜか撮影枚数が少なく、65カットでした。
場内を動き回っての攻防というより、文字通りの「角突き」という
内容だったと思いました。どちらも真剣な表情で、相手を睨みます。
とはいえ、双方の実力を知っているのは両牛です。
お互いが相手の力を認めた上で、下手に動かないほうがいいと考えた、
そんな展開だったのかなと。お客さんが話していた「スキがない」が
まさに正解だったのかもしれません。それはそうでも、組んでいる時の
表情はとても厳しく、まさに勝負師のようでした。令和の横綱を狙う
龍皇にとっては、かつて全日本プロレスでジャンボ鶴田が経験した、
「試練の十番勝負」にも似た闘いが今後も続くことでしょう。
何年か経って、どんな強い横綱になるのか楽しみです。
(それにしても、ネタが古すぎますね。。。)
ちなみに、角がやや小さくて体に白い〇状の模様が見えるのが龍皇です。
試練という言葉が合っているかは別にして、三五兵工も頑張りました。
龍皇に強烈な頭突きをお見舞いしているシーンは、さすがの龍皇も顔を
ちょっと顰めているようでした。角が絡むとX型になるのも注目です。
(トヨタマークXのエンブレムを連想してしまいました。)
加えて、双方とも耳がピーンと立っていました。聞き耳を立てている、
そんなようにも感じます。勢子や客席の声、盛り上がりを確認してる ?

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
b0016600_1435883.jpg

↑三五兵工の厳しい攻め。龍皇は鼻が曲がっています。同時に角攻撃も。よく耐えました。
b0016600_146252.jpg

↑ファーストコンタクトでも睨み合い。右が龍皇です。
b0016600_1464494.jpg

↑低く構えています。三五兵工の目線がすごいです。
b0016600_147045.jpg

↑うわ。目の前にこんな太い角が出てきたら、確実にビックリします。
b0016600_1473397.jpg

↑組むと角が見事な「X」になります。耳がピーンと立っているのも注目ですよ。
b0016600_1474993.jpg

↑こうして見てみると、角の大きさや長さがかなり違うのが解ります。
b0016600_1484157.jpg

↑こちらはなぜだか、双方とも優しい表情をしています。何か話してるみたい。
b0016600_1494637.jpg

↑と思ったら、14秒後にはこうなってました。
b0016600_1505959.jpg

↑おっと、横から攻められました。意外というか、ちょっと想定外だったようにも。
b0016600_152391.jpg

↑近くにやってきたので大きく撮れました。目線の迫力、力が入っています。
b0016600_153512.jpg

↑これはさすがに、痛そうですね。。。でも、よく頑張って耐えたなぁ。
b0016600_1534927.jpg

↑角の絡んだ感じがとても素敵でした。まさに「X」ですね。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-28 01:55 | 山古志闘牛場 | Comments(0)
取組は第13回。いよいよ残り3番となりました。
大相撲で言うなら「これより三役」 ということになりますね。
牧野郷(十四歳/長岡)と武雄力(九歳/山古志)の一戦です。

先に入場したのは牧野郷。後から武雄力が入ってきました。
この両牛は強烈な攻め牛。激しい闘いが予想されていたのですが。。。
取組開始直後、両牛のぶつかり合う音が聞こえてきました。
まずは牧野郷が仕掛けます。その後も右から一発。
これがどうやら、とても痛いところに当たってしまったようです。
おそらく武雄力ですが、このあと凄い鳴き声が場内に響きました。
唸り声でも威嚇する声でもなく、とても悲しそうな声でした。
場内を動き回り、柵の中から頭を突き出して訴えます。
勢子がそれを止めつつ、この時点でもう鼻を取りました。
場内はざわめいていました。松田さんの解説を待ちます。

牧野郷の右角一発。
これが武雄力の額の真ん中、痛いところに当たりました。
このクラスの牛同士になると、一撃一撃が相手に強烈な攻撃となります。
(この間もずっと、武雄力は切ない叫び声を挙げていました。)
今日は自分の力が全く出せず、面白くなくて仕方ない状態なのです。
そのまま引き上げとなりました。
組んでから離れて鼻を取られるまでは2分ほど。短い取組になりました。

《写真の密着》
撮影時間が短かったので、全体で20数カットしか残せませんでした。
ホントにあっという間の展開でしたので、その瞬間はどうだったのかと
見てみましたが、角度も厳しかったようで、撮れていませんでした。
逆側から撮っていたら、その瞬間を捉えることができたかもしれません。
そもそも、毛の色が同じなので識別もなかなか難しいものがあります。
なんとなく区別はつくのだけど、断言できるだけの理由がない。。。
途中、睨み合ってぶつかって、という一連の流れはあるのだけど。
よく格闘技などで、たまたま運悪く膝が当たってしまい、レフェリーが
TKOの裁定をすることがあります。選手はまだやれると思っているし、
たまったもんじゃありません。納得がいかず、抗議することになります。
武雄力にとっては、これと似たような感情があったのでしょうか。
機会がもしあったら、この取組はリベンジ戦としてまた見たいですね。
ただし、武雄力の気持ち次第ということになりそうです。
まだ九歳ですし、これからがあります。また元気な姿を見たいです。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
b0016600_113100.jpg

↑両牛が角を絡めて向き合っているのはこのカットだけでした。。。
b0016600_12532.jpg

↑組む直前の両牛です。やる気もあって、長い取組になると思っていたのですが。
b0016600_131280.jpg

↑当たっているとして、向こう側からだとしっかり確認できたと思います。
b0016600_145155.jpg

↑こちらは後ろの角度になりました。かなり低く頭を下げていますね。
b0016600_17229.jpg

↑手前が武雄力、なんでしょうか。ちょっとやりにくそうですね。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-27 01:08 | 山古志闘牛場 | Comments(0)
続いては第12回。
魚沼号(十歳/東京)と八剣志(十歳/山古志)の一戦です。

先に入場したのは八剣志、後から魚沼号が入ってきました。
この両牛、角が全く対照的なんですね。
上の方に上がった角(八剣志)、横に大きく開いた角(魚沼号)。
形の違う角をもつこの両牛、どうやって使っていくのでしょう。

取組開始。
まずは八剣志が頭を低く下げて、角を槍のように使おうとします。
これに対して魚沼号、相手の攻めをどうやってかわそうかと考えます。
八剣志は左角で魚沼号の右角を掛けます。でも掛けられた時、魚沼号が
鼻を使ってうまく下から跳ね上げようとしています。
八剣志は左角で掛けて前に出る、魚沼号が返す。
右から左から角を掛けて八剣志が出る、外れた瞬間に魚沼号が飛び込む。
角を掛けられると顔が横に向くのですが、その際は角がいったん外れます。
このタイミングを狙って魚沼号が首をぐいっと返して逆に出ようとする、
こうした攻防です。小さなお子さんの「がんばれー」声援も聞こえました。
魚沼号はいま置かれている場所や状態も把握しています。
回る場所がなくなったなぁと思ったら、四方に回ってきます。
勢子の声が大きくなりました。大きく手をたたく音も聞こえてきます。
八剣志は下から下から、魚沼号の角を跳ね上げたりして仕掛けます。
しかし魚沼号はそれを上手くかわしながら受けます。
やがて勢子の走る音と、牛の息使いが聞こえてきました。引き分けです。
双方の綱が伸び、大きな拍手が送られました。

《写真の密着》
のっけから角を絡めた真剣勝負が展開されました。
角の形は全く違うのに、ちゃんとクロスされた攻防になるから不思議です。
それにしても、牛の角は面白いですね。
あまり意識して見たことがなかったけれど、こうして知るとそれぞれに
個性的です。そして、ちゃんと自分の角の形を理解しているんですね。
そしてこれまた不思議なことに、写真を眺めていると、この角がまるで
腕のように見えてしまいます。相撲で投げを打ち合っているかのように。
動きが大きく派手というわけではなかったけど、角の攻防が面白くて、
これは通好みの取組ではないか、そんなことを感じていました。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
b0016600_23394596.jpg

↑すごい。角を使って投げを打っているように見えます。魚沼号の目線にも注目ですね。
b0016600_2341199.jpg

↑魚沼号、八剣志の角を下から跳ね上げようとしています。
b0016600_23415163.jpg

↑角の形は大きく異なっているけど、こうやって組むとちゃんと絵になるから不思議です。
b0016600_23424470.jpg

↑睨み合い。。。なんですけど、何やら会話しているように見える。。。(笑)
b0016600_2343239.jpg

↑こちらは迫力あり。泥を飛ばしつつ、真剣に睨み合っています。
b0016600_23441033.jpg

↑八剣志、余裕の表情 ?
b0016600_2344556.jpg

↑こちらは怒ってますね。どうしてだか、大魔神の怒りをイメージしてしまいます。
b0016600_2345495.jpg

↑あ、あぶない。八剣志の角の先端が、魚沼号の目元に !
b0016600_23462876.jpg

↑あ、あれ ? 八剣志の角に、魚沼号の顔がすっぽり収まってしまいました。
b0016600_23481377.jpg

↑やっぱり、角で投げているように見えるなぁ。。。すごい。
b0016600_2349523.jpg

↑頭を付ける八剣志。魚沼号はまだ落ち着いているようです。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-26 00:30 | 山古志闘牛場 | Comments(0)
さぁ、取組はいよいよ終盤戦に差し掛かりました。
第11回は彦内(十二歳/山古志)と新宅(七歳/梶金)の一戦です。
新宅といえば、初めて顔と名前が一致した顔の中心が白い牛。
だと思っていて、取組を知った際は「随分後に出てくるんだなぁ。」と
思っていました。ところがこの新宅、先場所まで「銀時」という名で
角突きを行っていた牛です。なんと、名前が変わったんですね。
こういうことはよくあるようなのですが、では(前)新宅はいかに ?
またいずれ、別の名前で登場してくることに期待したいと思います。
というわけで、(新)新宅としては初めての対戦になります。

入場は彦内が先でした。新宅は後からの入場になります。
新宅は体の中に白い毛が混じる「粕毛牛」と呼ばれる牛です。
昔から「喧嘩をしない粕毛牛はいない」と呼ばれているそうです。
さぁ、取組開始。先制攻撃は新宅でした。
大横綱の彦内がこれをがっちりと受け止めます。
彦内は、本年春で退位された上皇、上皇后両陛下に対する感謝の角突き
(4月28日開催)の際に最後の一番を飾るなど、大役を任される牛です。
その彦内に、若い新宅が挑む展開になります。
新宅は仕掛けよう仕掛けようとしますが、彦内は角の使い方が見事です。
効果的に新宅の目元付近を狙い、動きを止めて逆に仕掛けるのです。
決して派手な攻めではないのですが、的確な攻撃を見せます。
新宅は首を預けて、全体重を使って彦内の攻めを受け止めています。
彦内は下から跳ね上げて押し込みたい、新宅は彦内の角が外れた瞬間、
首を切り返して逆に自分が飛び込みたい、そんな状況が続きます。
そして彦内、新宅ともに動きが出たようで、場内が盛り上がりました。
続いては新宅が動きますが、彦内はこれを許しません。
勢子の掛け声も「はいはいはい、よしたー ! 」と、大きくなります。
挑戦する立場の新宅、果敢に動いて仕掛けているようです。
やがて勢子の声が大きく入り交じり、場内から大きな拍手が送られました。

《写真の密着》
ファーストコンタクトのカットがありました。
新宅が突進し、彦内がこれを受け止めています。
これが「先制攻撃」だったわけですね。正面から堂々と当たりました。
続いては角を絡めての攻防。
彦内は角が新宅よりも長いので、これを活かして攻撃を止めます。
前半は新宅の積極性、後半は彦内の巧さが出た取組のように感じました。
彦内はとても的確に、新宅の体に角を当てています。
ボクシングでいうヒット率でいえば、彦内のほうが評価は高いでしょう。
ただ、新宅も痛い素振りはあまり見せておらず、なかなかのタフさです。
やられてばかりではなく、ちゃんと反撃も試みていました。
そして最後の最後で、新宅がいいところを見せました。
これはさすがに彦内も悔しかったのか、離れたあともじっと新宅を見て、
何か考えているようなシーンがありました。囲む勢子は皆笑顔でした。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
b0016600_232529.jpg

↑これぞ横綱闘牛 ! 新宅に角をヒットさせる彦内です。自分の角をよく知っています。
b0016600_235102.jpg

↑開始直後、新宅の先制攻撃。果敢に飛び込みました。
b0016600_2361033.jpg

↑頭を付けての睨み合い。新宅の表情、挑戦者らしくていいですね。
b0016600_2371325.jpg

↑新宅も角を使って攻めますが、ここは彦内が一枚上手のようです。
b0016600_237569.jpg

↑「あっ、彦内さんどうも。新宅です。」「も(お)う。」会話しているみたい。。。
b0016600_2310222.jpg

↑若い新宅のほうが、足のスタンスが長い。ただし、角は阻まれています。
b0016600_2311249.jpg

↑組むとわかりますが、彦内の角は太くて大きい。
b0016600_23123763.jpg

↑新宅の果敢に攻め込んでいく姿勢。この気持ちがあればもっと強くなりそうです。
b0016600_23134086.jpg

↑彦内の攻めは巧みです。この体勢でも、新宅の目元に角を当てました。
b0016600_23143384.jpg

↑新宅の押し。彦内もちょっと慌てたか ?
b0016600_23152585.jpg

↑一見すると新宅が倒されてます。しかし、目は全く死んでいませんね。
b0016600_2316326.jpg

↑そして再び、ガッシリと組み合います。
b0016600_2317548.jpg

↑今度は彦内が横になりました。ちょっと意外そうな表情にも ?
b0016600_23175945.jpg

↑クロスカウンター気味。彦内は的確に角を当てています。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-25 00:30 | 山古志闘牛場 | Comments(0)
第十回。
柿乃花黒ダイヤ(七歳/岩手)と山王(十二歳/神戸)の一戦です。
蝉の声がずっと聞こえています。ちょっと蒸し暑さを感じる陽気。
場内はお客さんのざわめきと、牛の唸り声が聞こえています。

暑くなる夏は、牛にとってはたいへん厳しい季節です。
今年は7月でもちょっと涼しいので、牛たちにとってはいい条件。
しのぎやすいので、牛たちも激しい動きを見せてくれます。
先に入場は柿乃花黒ダイヤ。そして後から山王が入ってきました。
この柿乃花黒ダイヤ、若い牛では最も力があるのではないでしょうか。
春から素晴らしい闘いを見せてくれています。
対するは赤牛の山王。柿乃花黒ダイヤは名前の通り黒牛です。

まずは柿乃花黒ダイヤが仕掛けるチャンスを狙います。
(この言葉が終わらないうちに、場内一気に盛り上がりました。)
柿乃花黒ダイヤがまず動き、それを山王がうまく柵際で受け止めます。
牛の速さ、瞬発力は想像とは別次元のものです。
しかし、飛び込まれた瞬間、山王が見事に切り返しました。
柿乃花黒ダイヤは右、左と山王の角を掛けます。
掛けたあとに跳ね上げて飛び込む。それを山王が切り返す。
(なんかシャッター音がすごいなぁ。。。どこの1DXだろう。)
勢子の掛け声が大きくなり、客席の女性が思わず「うおーぉぉー。。。」
そして、拍手が起きました。引き分けです。
この一番、角突き牛の速さ、瞬発力を見ることのできた取組でした。
双方の牛は、相手のことをずっと見ています。
牛同士の意地、根性をこうやって磨いているのです。
そして、山王の牛持ちも女性です。
今場所は女性の牛持ち4人全員の牛が登場しました。

《写真の密着》
この取組、MCの松田さんもお話されていましたが、とにかく速かった。
連写しているけど、最初のタイミングが少しズレてしまうと、全体の流れを
捉えられなくなります。実に難しいです。望遠レンズを持って、振って、
牛の動きに対応しないとチャンスを逃します。そんなシーンがありました。
頭を合わせているなと思ったら、そのまま柿乃花黒ダイヤが突進しました。
しかし、これは全ボツ。なぜか、すべて後ろの土にピントが合っていました。
そして、土が舞う中、両牛の低い位置からの攻防があったのですが、これも
ピントを外しています。こちらは左側にフレーミングしていた山王の後ろ足に
フォーカスが合っていました。要するに、速さに対応できていないのです。
うわぁ残念。もったいなかったなぁ。。。
それはそうと、柿乃花黒ダイヤの攻めは見事ですね。
山王はおとなしい雰囲気があるけど、真剣な目線に凄みがありました。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
b0016600_1344551.jpg

↑ぶつかった瞬間、土が舞います。山王の目線がすごい。
b0016600_1353833.jpg

↑睨み合い。柿乃花黒ダイヤの角が絡みついているように見えます。
b0016600_1362726.jpg

↑山王の角、長いですね。。。
b0016600_137434.jpg

↑動きが速く、展開が目まぐるしく変わります。
b0016600_1373831.jpg

↑ちょっと離れて、睨み合い。
b0016600_1381636.jpg

↑山王の角は、クワガタ虫みたいです。ノコギリクワガタかな。
b0016600_1391295.jpg

↑柿乃花黒ダイヤの目が充血しています。
b0016600_1394850.jpg

 ↑激しい攻防。力と力の闘いでもあります。
b0016600_1402742.jpg

↑これも見応えのある攻防でした。しかし速くてよく覚えてない(笑)
b0016600_1412879.jpg

↑あっ、あぶない ! 」山王の角がスレスレのところでした。
b0016600_1423057.jpg

↑山王、ちょっとスキを突かれた ?
by keiji_takayama | 2019-07-24 00:30 | 山古志闘牛場 | Comments(0)
さて、次は第9回。
山仁(八歳/大阪)とドッコイ丸(五歳/平島)の一戦です。
この前の取組、羽黒山-薬師大力戦で勢子が1人額を切りました。
そのため、取組の前に再度の清め直しが行われました。

さて、この一番。通のお客様が楽しみにしていた取組だそうです。
MCの松田さん、言葉にも力が入っていました。
闘牛会としても、ひじょうに注目しているそうです。まさに好取組。
先に入ってきたのがドッコイ丸。これだけで客席がどよめきました。
このドッコイ丸はまだ若い牛ですが、とても厳しい戦いをするそうです。
柵際で観戦しているお客さんには、十分注意してくださいとアナウンス。
ドッコイ丸は唸り声を出し、前掻き、地面を掘る仕草の3点セット。
「さぁ、オレの相手はどっからでもかかってこい ! 」気合満点です。
ホントにずっと唸ってます。こりゃすごい。やる気の塊みたい。
そして、後から山仁が入場。赤牛が山仁、黒牛がドッコイ丸。
ウォーゥゥーと唸り声が響く中、さぁ取組開始です。

まずは双方が、どうやって頭を合わせていこうかと考えます。
ファーストコンタクトで、お互いがお互いの力をもう解っています。
「この相手には全力を出さないといけないんだ」そういう意識ですね。
そして攻防。双方が主導権を、先に仕掛けて握りたい。
勢子の声もだんだん大きくなっていきます。
迂闊に頭を合わせに行くと、シュッと飛び込まれる。それを警戒します。
まずは山仁が飛び込んで仕掛ける、それをドッコイ丸が前足を折りながら、
頭を低くして受けます。次はドッコイ丸の仕掛けてくるところを、山仁が
切り返しを狙う。続いて山仁が入る。ドッコイ丸は落ち着いて受けます。
続いて動きがあり、場内が大きく盛り上がります。シャッター音も(笑)
どうやら山仁が入り、ドッコイ丸が返したようです。
この攻防で、ドッコイ丸が声を出しました。
牛の習性で、前足の付け根の所に角が入ると声が出てしまうそうです。
つまり、山仁がそれだけ厳しい攻めを見せたことになります。
さあ、勢子の声がいっそう大きくなってきました。
その後、牛は分けられましたが、どっちだろう、ずっと唸っていました。

《写真の密着》
穴掘りのところから写真が始まります。ドッコイ丸の角、細く尖っています。
これで突かれたら相当に痛いのではないか、そんなことを思いました。
一方の山仁。こちらのほうは角がでかくてぶっといです。
これを振り回されて当たったら、強烈な痛さなんでしょうね。。。
組む前のドッコイ丸の表情、威嚇した時のトラのようでした。
のっけから激しい当たりの攻防です。角が絡み合っています。
ただ、角のリーチはドッコイ丸がやや長いようで、的確に当てています。
続いては双方頭を合わせますが、山仁の角が太いため、ドッコイ丸の目元が
完全に隠れてしまいます。そして、再びドッコイ丸の角が山仁にヒット。
で、ここから先の20コマがすべてピンボケでした。どこにも合ってない。
何故こんなことになっているのか、どうしてしまったのでしょう。
ちょっと謎な展開でした。幸いまた元に戻ったので事なきを得たのですが。
そして、どういう経緯でそうなったのかが不明なのですが、山仁が横から
ドッコイ丸の体に突進しているシーンがありました。これは厳しいです。
さすがにこの場面、ドッコイ丸の表情が変わっていました。
その後は押されて、宙に浮きそうになっています。目線が勢子に注がれて、
「ちょっとこれはヤバイぞ」そんなふうにも取れる一瞬でしたね。
ピンチを逃れ、場所と体勢を変えて再度対決という感じでしたが、
ここでも山仁が横からの攻め。このあたりは場数の差なんでしょうか、
山仁がリズムを掴んだような流れでした。しかし、これで終わってません。
勢子が分ける直前、ドッコイ丸が山仁の額に角をヒットさせていました。
分けられたあと、ずっと唸っていたのは山仁だったのかもしれません。
年の差に臆せず、やられたらやり返す。肝の据わったドッコイ丸でした。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
b0016600_23164383.jpg

↑ドッコイ丸の攻撃。山仁の表情もさすがに「うっ」という感じです。
b0016600_23175856.jpg

↑これ、闘っています。角で丸を作る、というほのぼのしたシーンではないですよ。
b0016600_2319332.jpg

↑ドッコイ丸の角は山仁に当たっています。
b0016600_23195173.jpg

↑こちらも、ドッコイ丸の角が山仁にヒット。さすがにこれは痛そうです。
b0016600_23203172.jpg

↑ドッコイ丸の表情、すごい迫力です。山仁がちょっと浮いてますね。
b0016600_23213267.jpg

↑まさに正面衝突。マンガじゃないけど、目の周りには星が舞っている ?
b0016600_23224259.jpg

↑ポーカーフェイスなんですが、山仁の角が眉間に刺さってるよ。。。
b0016600_23233895.jpg

↑頭を付けての体当たり。これ、やっぱり相当に厳しい攻めなんでしょうね。
b0016600_23241383.jpg

↑ハイライトシーン。横になったドッコイ丸に、山仁が突入していきます。
b0016600_2325674.jpg

↑そして、見事に角をヒットさせました。ドッコイ丸の表情から厳しさが消えました。
b0016600_23255620.jpg

↑山仁、リズムを掴んだか。場所を変えても横から攻めてました。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-23 00:15 | 山古志闘牛場 | Comments(0)

日頃は都内中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園で撮影活動。動物たちの表情を追い続け13年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama