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ガオーが吠えた !

かみね動物園では、トラとライオンを隣同士で観察することができる。
やってくる親子の会話を聞いていると、なかなか面白い法則があるのだ。
それは、トラは「トラだ ! 」と呼ばれるが、ライオンはそうではない、
ということ。なぜか「ガオー」なのだ。「あっ、ガオーがいるよ」という
具合である。加えて、どういうわけかお母さんが連呼していることが多い。

そしてここかみねには、人気ナンバー1と言っても過言ではないオトコが。
地域の皆さん知られている存在、きぼうくんがいる。子供の頃から親しまれ、
遠足などでその姿を見ている子供たちも多いのだろう、「大きくなったな〜」
などど語られている。たてがみも立派になり、とても凛々しく成長している。
確かにゴロゴロしているときもあるが、動き出すとさすがに立派なもので、
遠くに視線を向ける表情などは、実にカッコいい。男前、なのである。

14時半を過ぎ、むっくりと起き上がって過ごしていたが、突如吠え始めた。
地響きのような大きな声は、周囲によく聞こえる。近くにいるお客さんは、
迷わずやってくる。たいてい、お母さんが興奮気味だ。「ガオーが吠えた ! 」
「ガオー吠えてる、早く早く ! 」と声を挙げて近寄ってくるのだ。そして、
ほとんどのパターンがそうだが、堂々と吠えているきぼうくんに釘付けである。
「怖いよ、早く行こう」と不安げな表情を浮かべるお子さんもいるのだが、
全く知らん顔である。それもそのはず、視線はきぼうくんに向けられていた。

しばしそういう状況が続き、吠え終わって一言。「来て良かった・・・」と、
しみじみつぶやいている姿が印象的だ。それはこっちも同じ。とても有り難い。
ガオーが吠えた ! _b0016600_2033444.jpg

(OM-D E-M5/Gバリオ100-300mmf4-5.6)
by keiji_takayama | 2015-04-02 20:34 | かみね動物園

機材の年間使用料

いま持っているカメラやレンズをいつ、いくらで買ったのか。ハッキリ覚えて
いることのほうが少ない。直近のものならまだしも、数年が経過してしまえば
そんなものはさっぱり忘れてしまう。しかし、それでもいくつか明確に記憶が
残っているものがある。ふと、それをもしも現在まで所有していたとしたら、
年間の使用料はいくらになるだろう。そんなことを思いついて、調べてみた。

2003年の4月、本格的に動物園写真を始めた。その目的で初めて購入した、
EF300mmf4L IS USM 。錦糸町のヒカリカメラで、10万円の中古を選んだ 。
そして 、現在の中古並品は84,240円。買い取り価格は59,000円である。
つまり、この12年間で15,760円しか値落ちしていないことになる。まあ、
とても同じ状態を保ったまま12年間維持できるとは思っていないが、これは
さすがに驚くべきリセールバリューの高さだろう 。もし59,000円で買って
もらえるのなら、使用した12年で減った価値は41,000円。これを使用した
年数で割ると、1年当たりの使用料は3,416円。かなり割安な水準になる。

これはすごいと思ったのだが、だったらこれはどうかというケースがあった。
それは初めて自分のお金で買ったカメラ。昭和57年(1982年)1月のこと。
近所のカメラ店で、ペンタックスSPF+タクマー55mmf1.8を購入。お年玉を
集めて握りしめて、21,000円だった。写真を学んだカメラである。それから
33年が経過しているわけだが 、いまでもペンタックスSシリーズは中古での
一定人気が保たれている。つまりは、相場がちゃんと形成されているわけだ。
もう底値といっていいレベルだが、使い込んだランクと仮定しても、カメラは
2,500円、レンズも500円の値が付く。合わせて3,000円だ。購入価格から
これを引くと18,000円、さらに年月の33で割ると、なんと545円だった。

かなりのこじつけだが、なんとも面白い結果になった。写真を学んだ月謝は、
545円だったということになる。写真教室に通うより、数倍も安かったのだ。
機材の年間使用料_b0016600_23174875.jpg

(X-T1/XF50-140mmf2.8 R LM OIS WR)
by keiji_takayama | 2015-04-01 23:18 | 掛川花鳥園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama