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落ち葉を見つめて

平日の動物園。親子で来ている大半は、母と子というパターンが多いです。
そして、カンガルーのところではたいてい共通の話題で盛り上がります。
それは「おとうさんがいた〜っ ! ! 」というもの。
世のお父さんの苦労はともかくとして、どうして寝ているとそういう
イメージになってしまうのでしょう。可笑しいけれど、気の毒です。
でも、こうやって話題にして親子が爆笑している、そういう家庭はたぶん
実はとても平和なのだろう、のんびりしているカンガルーを眺めていると、
そういう気分になります。撮影実習でも、とても近くて皆さんビックリ。
上野では檻があり、これがけっこう抜きづらいのです。
その状況が頭にあると、手を伸ばすと触れそうな多摩の雰囲気が数倍の
魅力を感じてしまいます。みんな寝転がっていても・・・ですね。

さて、皆さんが楽しそうに寝転がっているカンガルーにレンズを向け、
シャッターを切っていたので。それとは別の構図を考えていました。
余計なものが一切入らない、そんな場所を。
実は、けっこう糞が落ちています。これを避ける作例をお見せしたくて。
その結果がこれでした。
小さな写真では解りにくいけれど、画面中央付近に落ち葉があります。
ちょっと眠たそうな目線をこれに向けて・・・いるように感じました。

こういうのを咄嗟に見つけて作り出せるときは、きっと楽しいのです。
落ち葉を見つめて_b0016600_1101958.jpg

(OM-D E-M5/Gバリオ100-300mmf4-5.6)
by keiji_takayama | 2014-11-10 01:11 | 多摩動物公園

名残惜しいアジアゾウ

動物園での実習は、一発勝負なのでそれなりに心配もあります。
肝心の動物たちがまるで撮れなかった場合、さすがに厳しいからです。
これは、富士山ツアーで富士山が全く見えない状況に似ています。
かつてはそこそこの頻度で「動物園撮影会」を企画していましたので、
ズーラシアでこういう結果に陥り、残念だったこともありました。
なので、まず何か撮れるとホッとするわけです。
アジア園にやってくる前、皆さんそこそこシャッターを押せているのは
確認できていたので、ちょっと期待をしながらアジアゾウのところへ。

アマラとヴィドゥラは期待通り、元気いっぱいの様子でした。
相変わらずここは楽しい。1日いても飽きないほどです。
鼻を絡めるシーンも披露してくれて、皆さん喜んで撮影していました。
滞在していた時間が短いのが申し訳なくなるほどで、名残惜しさ満点。
そういうタイミングでこんなシーンを見せてもらえて、ラッキーでした。

いろんなセリフが頭に浮かんできますね。さあ今日も頑張ろう。
名残惜しいアジアゾウ_b0016600_7251412.jpg

(OM-D E-M5/Gバリオ100-300mmf4-5.6)
by keiji_takayama | 2014-11-09 07:25 | 多摩動物公園

久々チンパンジー

「不思議なことなどない」と言う人はいるけど、でもやっぱり不思議。
そう思ったのが、昨日のチンパンジーだった。
単に観察が足りないだけ、なんだろうけど。
しばらく長い間、多摩でチンパンジーを撮っていなかった。
たまに立ち寄るのだが、あまり見かけることがなかったからだ。
ここは広い運動場と、ガラス越しに観察することができるのだが、
いつも運動場で撮ることが多かったので、チェックするのもそちらだけ。
こういうことがずっと続いていた。

昨日は撮影会だったので、できるだけいろいろ回ってみようと考えていた。
ただ、1場所での持ち時間はあまり長くない。
キリンやシマウマを見終えてチンパンジーに向かうときも、「とりあえず」
という気持ちが少なからずあった。で、着いてみると案の定だったわけだ。
では移動するかと思った瞬間、左側から1頭がひょこひょこと現れたのだ。
ちょっと眺めていたら、手前のアリ塚にやってくる。
器用に枝を使って、中に入っているジュースを一生懸命になめるのだ。
最初はうしろ向きだった。「こっち向いて〜」という声が聞こえる。
腕を大きく振りかぶるところが気になったので、なんとなく撮ってみた。
しばらくしたら、これはまさに皆さんの力なのだろうか、こちらに向かって
顔を見せてくれるようになった。時間はそれほど長くはないのだけど、
一定の時間待っていると変化が起きる、ことを実践できたのでよかった。
なかにはいい角度で、真正面からこのシーンを撮影されたお客様も。

それにしても、ホントに久々。気の持ちようで、見えるものも変わるのだ。
久々チンパンジー_b0016600_9553172.jpg

(OM-D E-M5/Gバリオ100-300mmf4-5.6)
by keiji_takayama | 2014-11-08 09:56 | 多摩動物公園

多摩で撮影実習

動物園撮影実習の5回目。今回は多摩動物公園での開催になりました。
集合時間は9時半。こんなに早く多摩にやってきたのは久々です。
到着してみると、すでに機材のセットを終えたお客様もちらほら。
それと同時に、とんでもない数の子どもたち。賑やかな雰囲気でした。
ふと駐車場を眺めてみると、たくさんの大型バスが並んでいます。
遠足のシーズン、そして好天に恵まれて、動物も元気そうでした。

チーター 、ライオン、アフリカゾウ 、キリン 、オリックス、シマウマ、
チンパンジー、オジロワシ 、カンガルー 、コアラ 、アジアゾウ、トラ、
オランウータン、ユキヒョウ、レッサーパンダ、ゴールデンターキン、
ムフロン、インドサイ。ざっとこれだけ撮りました。大豊作です。
それぞれの時間は短かったけれど、楽しいシーンの連続でしたね。
撮影しながら、手応えも感じていました。条件も良かったと思います。

撮影は13時過ぎまで。その後は会社に戻って、写真の講評会でした。
参加してくださったお客様にはそれぞれ5点を自ら選んでいただいて、
それをスクリーンに映し出し、解説と講評を行うという内容です。
これを行うのは横浜旅行センターで動物園撮影会を開催していた頃以来。
懐かしさもあり、そして当時と同じように、とても盛り上がりました。
全員同じ場所で同じ時間にカメラを向けていたのに、写真はすべて違う。
そこから学ぶべきことは多々あります。今回も、もちろんそうでした。
1枚の写真からいろいろな素材を見つけて言葉にする。これが楽しい。
そして、それぞれの場所で動物たちが見せてくれたシーンを捉えている、
そんな写真をたくさん拝見できて、大きな充実感がありました。

ユキヒョウはやはり、お客様の人気も高かったです。
皆さんの後ろから撮ったカット。凛々しい横顔でした。
講評会に参加してくださった皆さんはお解りですね。檻が少し残ってます。
檻のラインと、目の位置を確認してみてください。
ちなみに、本日撮影したカットは99でした。次回も楽しみにしています。
多摩で撮影実習_b0016600_19183932.jpg

(OM-D E-M5/Gバリオ100-300mmf4-5.6)
by keiji_takayama | 2014-11-07 19:18 | 多摩動物公園

作成中

ただいま、明日のツアーで使うレジュメを作成しています。

こういうのを作ると、ついつい気合いを入れてしまうクセがありまして。
簡潔にポイントだけをまとめるのはなかなか難しいですが、おそらくは
こういう作業が好きなのだろうと思います。作っていて楽しいのです。

そんなわけで明日も早起き。さっさと寝て備えることにしましょう。
by keiji_takayama | 2014-11-06 23:58

ふたたび紅葉ツアー

昨日に引き続き、本日も富士山周辺で紅葉の撮影ツアーでした。
出発は上野、午前8時。道路混雑もなくスイスイ到着です。
辿るルートは同じでしたが、自然相手の条件にイコールはありません。
富士山はちょっと姿を見せてくれましたが、早々に雲隠れでした。
それは西湖でも精進湖でも変わることはなかったけれど、ときどき
頭以外を確認できることもあり、帽子を被ったようにも見えました。
それはそれで面白かったし、恩賜林庭園が思っていたより好評だったので
まずはホッとしています。バスがちょっと狭かったのは残念だったけど。

帰ってきたら次のレジュメを作ろうと思っていましたが、どうやら
風邪を引いたらしくて鼻の調子がまた悪くなってしまいました。
そんなヒマはないはずなのに。

明日は店で、あさってはまたツアー。忙しい日々は続くのです。
by keiji_takayama | 2014-11-05 23:24

富士山紅葉ツアー

先日下見をした富士山紅葉ツアーに同行してきました。
新宿を午前8時に出発、中央道を抜けてまずは河口湖円形ホールで撮影。
周辺の湖畔を中心に、紅葉の雰囲気と富士山にカメラを向けてみました。
着いたのはさほど遅くない時間でしたが、観光のお客さんも大勢でした。
あちこちで、カメラのほかにスマホやタブレットで写真を撮る人の姿も
確認することができました。下見の時は全く見えなかった富士山ですが、
今日はとても美しい姿を見ることができました。やはり、見えていると
モチベーションも上がるものです。ひとまずは、ホッと一安心でした。

続いては西湖・野鳥の森公園です。こちらに着いた頃から雲が文字通り
モクモクと発生してきまして、ちょっと見えなくなってしまうことも。
ときどき顔を出すのですが、雲に隠れてしまうこともありました。
それでも、紅葉の色付きは見事なもので、美しい風景にカメラを向ける
シーンもあちこちで見られました。続いて精進湖。ここでも雲が多く、
クリアーになる瞬間を待ちながらもやや残念な結果に。朝からずっと、
場所を決めてそのタイミングを待ち構えているという人も。大阪から、
長い時間をかけてやってきたそうです。そんな話を伺いながら待って
いたけれど、結局タイムアウトでその場を後にしました。これは残念。

そして最後は恩賜林庭園の白樺です。たまに陽が差し込み、そうすると
驚くようなコントラストを見せる紅葉の姿を堪能しました。それにしても
午後3時過ぎると一気に寒くなります。多少バタバタしたけれど、4つの
場所で撮影できたのはなかなか有意義だったと思います。帰着は18時半。
帰ってきてこれを書いているわけですが、明日も同じコースを担当します。
というわけで、早めに寝ようと思っています。晴れに期待しましょう。
by keiji_takayama | 2014-11-04 20:43

久々の手応え

再びズーラシアの話に戻って。トラを久々に撮れた。

先月16日の上野もそうだけど、カッコいいトラは気分が高揚する。
雨という好きなシチュエーションだし、ここで欲が出た。
ツアーではよく、タテ位置ヨコ位置両方で撮っておきましょう、などと
お伝えしている。バリエーションが増え、写真を選ぶ要素が増すからだ。

この状況である、タテ位置でも撮れないかと思った。

そこで、カメラをタテ位置にセットしてチャンスを待つことにした。
ちょっと負のパターンに陥っていたけれど、最後で逆転できたらしい。
こちらのチャンスは、時間の差もなく訪れた。

雨のトラ、やっぱりどこで見ても素晴らしい。
こういう運には、まだ見放されてはいないようだ。
テングザルがイマイチだったことは、このとき全く忘れていた。

というわけで。
ホントに久々だが、これはA評価にできると直感的に思った。
撮ったときの手応えが大きかったのと、表情が精悍だというのが理由。
マイクロフォーサーズでこの評価を出すのは、初めてだろう。

30年経過しているとはいえ、さすがはキヤノン蛍石レンズである。
久々の手応え_b0016600_20413610.jpg

A (OM-D E-M5/NewFD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2014-11-03 20:41 | ズーラシア

白糸の滝

先月27日の話。
まかいの牧場を出たあと、時間の余裕があったので近くの白糸の滝へ。
ここはツアーで何度か訪れていますが、数年前の台風で遊歩道が被害に遭い、
下まで降りられない状況が続いていました。それが復旧したと聞いていたので
どうなっているのかを確かめたいと思っていたのです。来月の下旬には
ここに2回来ることが決まっているので、下見の下見という感じでした。

運転して来たのは初めて。駐車場に入る際、パンフレットをいただきました。
これがまさに「簡にして要を得る」もので、とても解りやすいです。
駐車場の脇にはとてもキレイなトイレが建てられていました。

ここからはいつものように、坂を下っていきます。
のちのちのため、それぞれの撮影ポイントからどう見えるのかを押さえて、
いよいよ階段を下りて遊歩道に向かいます。歩いているところからでも、
滝の美しい姿を様々なアングルで狙うことができました。滝見橋を渡ると、
最も接近できる場所があります。ここからの眺めは迫力そのもの。
いい位置に手すりと座れる石がありますので、混雑さえしていなければ、
ここに座って手すりにカメラを据えて、三脚がなくてもある程度までなら
スローシャッターでの撮影ができそうです。ただ、飛沫がけっこう多いので、
絞り込むと写真に写り込んでしまいます。この点は注意したいところ。

とても雄大な、そして清々しい気分に浸れます。マイナスイオンパワー全開。
上から周りの木々を多く入れ込んだカット、降りて滝全体をダイナミックに
取り入れたカット、当日はこの2つを推奨しようか、などと考えています。

近くにある音止めの滝には日差しが入り込み、ハッキリと虹が出ていました。
こちらは豪快な滝なのですが、撮れるポイントがやや少ないのが課題です。
当日までにもう一度出掛けます。次はじっくりポイント探しの予定です。
白糸の滝_b0016600_7312824.jpg

(OM-D E-M5/Gバリオ45-200mmf4-5.6)
by keiji_takayama | 2014-11-02 07:31 | 上野動物園

紅葉ツアーの下見

前回と同様、休日は早起きでした。
午前3時に起き、4時に出発。行き先は今回も富士山周辺です。
次のツアーは紅葉がテーマなので、下見との日程差は短いほうがよい、
そう思ってギリギリのタイミングで見に行ってきた、というものです。
場所は河口湖、西湖、精進湖、富士吉田市の4つ。定番の場所ですが、
いつもとは雰囲気も異なっていました。これまたいつも通りの一般道。

向かうルートはいくつかあり、その時に使うカーナビの指示次第です。
この日は道志渓谷のわきを通るコースでした。これが大正解でして、
ちょうど紅葉の見頃を迎えていてそれは素晴らしい景観が続きます。
早朝で他のクルマがほとんど走っていなかったからいいものの、
これは完全に脇見運転警報が発令されるレベルだったと思います。
目的がなかったら、あちこちでクルマを停めて撮影していました。

しかし、天気はあまりよくありません。時折小雨もぱらつきます。
穝所の場所である河口湖に到着したときから、富士山の姿は全く
見ることができせんでした。本番がこれだとかなり困りますが、
その時の不運をこれですべて回収できたらと、そんな思いでしたね。

富士山こそ見えませんでしたが、西湖や精進湖の周辺では紅葉が見事に
進んでいまして、風景撮影を楽しむことは可能だと判断しました。
最後のスポットでは白樺と紅葉を撮れそうですし、これまで訪れたことが
なかったところなので、新しいバリエーションのカットが増えそうです。
ツアー当日の天気予報は晴れ時々曇り。日差しがあれば、クッキリした
紅葉と富士山を楽しめそうです。ちなみに帰りは高速を使いました。
理由は、パソコンが戻ってくるからです。無事に直ってきました。

古いものですが、やはり愛着のあるものが最も使いやすい。
そう実感しています。クルマもそう。とても頑張ってくれています。
部品が残っているものから、いろいろと手を加えていこうか・・・と。
紅葉ツアーの下見_b0016600_748568.jpg

(OM-D E-M5/Gバリオ45-200mmf4-5.6)
by keiji_takayama | 2014-11-01 07:50 | 上野動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama