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富士山とイルミリオン

撮影ツアーでした。今回は初心者向けのコースです。山中湖周辺で富士山を捉え、
その後はさがみ湖イルミリオンでイルミネーションを撮る行程です。神奈川県の、
平塚と本厚木でお客様をお迎えし、バスで向かいました。いつもならこれが普通の
スタートになるわけですが、厚木からカメラマンさんが同行。旅行会社の発行する
冊子の取材が入りました。お客さんと話をしているその後ろから、カメラで写真を
撮られるというちよっと妙な状況でした。しかしそこはベテラン記者さんらしく、
ほとんど気になることはありませんでした。どんな誌面になるかちょっと楽しみ。

撮影場所は富士山が3か所です。まず山中湖・交流プラザきらら。ここは10月に
ダイヤモンド富士で訪れた場所でした。以前と違い人の姿は少なめで、静かです。
雲をちよっと被った富士山がハッキリ見えて、とても清々しい雰囲気です。しかも
見事な晴天。ここを散策しながらの撮影となりました。美しい姿に、最初の場所で
かなり撮ってしまったというお客さんも。ついついカメラを向けてしまうのです。
続いては諏訪の森自然公園。ここは松の木と富士山を絡めての撮影が中心でした。
こちらもやや雲はありましたが、ときどきスッキリと山頂が見えることもあって、
しかも逆光のシチュエーション。なかなかいい感じで撮れました。次はいよいよ、
富士山のメンン撮影、ダイヤモンド富士を狙います。花の都公園にはもうかなりの
人がスタンバイしていて、しかもその後から観光バスが到着したり。三脚の放列が
かなり長くなりました。15時24分、富士山頂上に陽が沈み始めます。カメラから
いっせいにシャッター音が響きわたり、皆さん集中して撮影に取り組んでいます。
雲もタイミングよく切れたし、運良く撮れました、にしても、とにかく寒かった。

このあと再びバスに乗り、相模湖インターへ。イルミネーション撮影です。ここも
定番の人気スポットになっているようで、平日だというのに、大勢の人で大混雑。
壮大なイルミネーションはとても美しく輝いていました。寒かったけれど、素敵な
シーンがたくさんありました。バスに戻ってこられた皆さんの笑顔が印象的です。
何はともあれ、楽しんでいただけたようで良かった。にしても、これから寒さには
注意しないとダメですね。防寒対策を真剣に考えなければ、そう強く感じました。
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AB (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2011-12-21 00:10 | 多摩動物公園

光のページェント

八木山動物公園での撮影を終えたあと、「SENDAI光のページェント」を見に行った。
これは、市内にあるケヤキ並木が数十万個に及ぶ光のイルミネーションに包まれる 、
というイベントである 。遠くまで続く様子は光のトンネルに身を置いているようだ。

会場は、市営地下鉄に乗り勾当台公園駅で下車する。この名前に聞き覚えがあった。
昭和62年だったと思うが、「ザ・ベストテンin仙台」というテレビ番組がここで、
公開生放送されたことがあった。もう微かな記憶しか残っていないけど、工藤静香、
本田美奈子、光GENJIなどが出演した。これの写真を撮りに行ったのだ。夜だったし
当時の思い出と合致するものは全くなかったのだけど、記憶より遙かに小さい場所、
という感想を抱いた。そのすぐ前の道が、イルミネーションで彩られていた。とても
煌びやかで、まるでどこかの遊園地にでもいるかのようだ。見に来る人もとても多く
道路は大混雑であった。本格的な装備で写真を撮っている人が思ったより少なくて、
大半は携帯電話を向けている。無料で記念撮影を撮るサービスもあり、行列だった。

撮影で地方に行くとそのまま直帰することが多い。でも、寄り道もなかなか楽しい。
光のページェント_b0016600_6524985.jpg

AB (1D MarkⅡN/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2011-12-20 06:51 | かみね動物園

復興のシンボル

仙台市立八木山動物公園に出掛けてきました。2月にも一度行きましたが、その後に
震災の被害を受けて一時閉園となり、4月に再開しています。前回のときにはトラが
亡くなっていましたが、その後復興のシンボルとして新たに2頭がやってきました。
このトラを見たかったのが最大の理由です。朝早くの新幹線に乗り、向かいました。
10時前には到着し、その後16時近くまで撮影。動物たちの様子はこんな感じです。

・ライオン→陽の当たる場所でのんびり昼寝。15時半頃になってようやく動き出す。
・スマトラトラ→午前と午後の交代制。どちらもサービス精神旺盛で堂々としていた。
・ホッキョクグマ→2頭いて片方はプールに入るなどそこそこ動く。お客さん釘付け。
・レッサーパンダ→日中は寝ていてほとんど動かず。14時半頃から運動会が始まる。
・ゴリラ→起きていたが奥の方にいてほとんど位置を変えず。写真も撮れなかった。
・アフリカゾウ→クリスマスが近いからか、仲良しのところを見せつけられる。
・カバ→3頭のうち1頭が微動だにせず。置物みたいだという声あり。
・サイ→遠くのほうでウロウロ。後ろにある岩と、ほとんど同化していた。

一番人気はなんといってもスマトラトラ。運動場の中央にあるお立ち台に座っていて
やってくるお客さんを逆観察。子供さんや女性から「カッコいい!!」という言葉を
たくさんもらっていたっけ。そして、そんなの当然だとばかりに堂々としてました。

それにしても、とてつもなく寒い撮影でした。東京にいる立場としてそこそこ寒さに
強いと思っていたけれど、見事にアウト。空気の冷たさレベルが段違いでした。手が
かじかんでしまい、シャッターを押すタイミングがズレてしまう始末。それに加えて
1コマしか撮るつもりがないのに連写してしまうケースが続出。想像以上に苦戦した
冬の動物園撮影になりました。しかし、動物たちが元気そうで何より。また行こう。
復興のシンボル_b0016600_959288.jpg

AB (7D/EF100-400mmf4.5-5.6L)
by keiji_takayama | 2011-12-19 09:57 | 八木山動物公園

憧れていたカメラ

お客さんから声がかかったので行ってみたら、ペンタックスMGをご希望だった。
ウィンドウから出しながら、なんだかとても懐かしい気分がした。このカメラは、
中学生の頃に欲しくてたまらかったのだ。発売されたのはもうかなり前のことで、
当時の定価はボディのみで4万円。大ヒットしたMEと同じく、絞り優先AE専用の
カメラとして知られている。この頃は鉄道写真を撮っていて、露出計すら内蔵して
いないマニュアル一眼レフを使っていた。フィルムのパッケージに印刷されていた
露出の目安について書かれた紙を、カメラの裏蓋に接着剤で貼り付け、参考にして
いたのである。とても頼りになる教科書であり、これで露出について学んだのだ。

そこそこ慣れてくると、オートに大きな魅力を感じた。なんたって楽だ。絞りさえ
決めてしまえばあとはカメラが何とかしてくれる。これなら撮影時に集中できる、
シャッターチャンスを逃さなくなると思った。そんなタイミングで発売されたのが
このMGだった。小型軽量で丸みを帯びたボディも憧れだ。カタログを取り寄せ、
ほとんど毎日のように眺めていた。アサヒカメラの後ろのほうに掲載されている、
いろんなカメラ店のページを見ては価格を調べていた。買えるはずもないのだが、
そうしていることがとても楽しかった記憶がある。いつしか時を経て、そのような
憧れはLXを持つことで満たされた。そんな思い出がある。カウンターにMGを載せ
チエックしてみたら、とてもキレイな状態なのでビックリした。金属ボディはまだ
輝いていて、シャッターもなかなかいい音を出していた。評価は並品であったが、
年月を考えると美品だろう 。ちなみに、早見優がデビューしたのはMGのCMだ。

実はこのカメラ、そこそこ相場が残っている。並品の価格は12,600円だ。当時の
定価から考えると、まだここまで価格を維持できていることが素晴らしいと思う。
憧れていたカメラ_b0016600_5142186.jpg

AB− (E-P1/ズイコー250mmf2)
by keiji_takayama | 2011-12-18 05:12 | 上野動物園

シカというよりも

ふと思うことがあって、東武動物公園に行ってきました。ブログの写真メインでは
なかったので、せいぜい3つくらい増やせたらいいなと考えていました。結果的に
その通りの展開になりまして、やっぱり欲を出さないといいものは得られないな、
ということを実感する羽目に。動物自体はけっこう動いていたのだけど、こちらの
イメージというか好みのシチュエーションになかなか嵌ってくれません。識別用に
耳についているタグがずっとカメラの方を向いていたり(この場合、シャッターを
押すことはまずありません)、背景がどうにもイマイチだったり。65カット撮って
使えるのが3つですから、かなり効率が悪いことになります。トホホ状態ですね。

東武といえば!的存在のホワイトタイガーは、室内の端のほうで歩き回っていて、
ほとんど写真を撮るチャンスがなくボツ。でも、お客さん人気はやはり高いです。
動いているとさすがの携帯でもなかなか追えないらしくて、苦労して撮影している
シーンを何度か見かけました 。15時頃から急激に冷え込んだので、早々に退散。

写真はアキシスジカです。檻の向こうで、こんな顔してこちらを眺めていました。
これ、どう見てもシカの顔に見えないです。レンズを向けている際も、シカでなく
別の動物(ええ、ブタです)をイメージしながら狙いました。でもこれおそらく 、
相手も同じようなことを考えていたのではないかな。「変な顔の奴だな〜」とでも
思われていたのかもしれません。だってほら、笑い方がちょい皮肉っぽいでしょ。
シカというよりも_b0016600_7493374.jpg

AB (7D/NewFD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-12-17 07:48 | 東武動物公園

5Dと7D

2日連続、中古カメラの話。キヤノンの1ケタデジタル一眼レフ、5Dと7D。発売の
異なるこの2つの機種だが、なんと中古相場は全く同じ水準なのである。もともとは
当然フルサイズの5Dのほうが新品価格は高いのだが 、旧型と現行型という差があり
このような結果になっている。新品同様79,800円、並品は77,700円 。使用感が
大きくなると58,800円になる。以前にも書いたが、7Dを購入した7月からなんと
25,200円も価格が下がったことになる。これは、ちょっと悔しくなる値落ち幅だ。

フルサイズ1280万画素と、APS-C1800万画素。それぞれに使い道があるために、
とりあえず両方とも所有している。広角では5D、望遠のメインが7Dという具合だ。
ただ、どちらか1台ということになると、そこそこ迷うことになりそう。単純な話は
当然現行機種の7Dということになるが、画像に根強いファンがいる5Dも捨て難い。
そんなわけで、大いに悩みそうなのだ。この悩んでいる時間こそが楽しいのだけど。

写真はオランウータン。「お?あんた何やってんの?」とでも言いたそうな雰囲気。
顔全体の様子が大きく似ている俳優がいるのだが、どうしても名前が思い出せない。
5Dと7D_b0016600_9225116.jpg

AB (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2011-12-16 09:22 | 多摩動物公園

G1はお買い得

2008年に発売されたルミックスG1。マイクロフォーサーズ企画初のカメラとして
人気を博してきた。まだたった3年しか経過していないのに、現行モデルはG3だ。
つまりもう3代目、言い換えるとG1は旧々型ということになる。それでも基本的な
性能は全く申し分ない。従って、サブカメラとして1台とか、アダプターを駆使して
様々なメーカーのレンズを試して遊びたい、というユーザーからの注目も高いのだ。

このG1。最近の相場を見てみると、ついにボリュームゾーンが1万円を割ってきた。
新品同様が10,500円なので、これ以下の品物は極上でも9,975円で買える。並品は
9,450円だ。これはかなり買い得といえるだろう。加えて、ウチの店では10,500円
以上の品物に半年の保証がつく。それ以下の場合は10日間の初期不良対応が可能。
いずれにせよ、買ったらそのままのオークションとは異なり、アフター面でも安心だ。
ちなみに。このシリーズはファインダーを通して写真を撮ることができるので、GF1や
オリンパスE-P1とはやや操作性が異なっている。だが、この部分に拘ってこのカメラを
探している、というお客さんも多数存在する。安いので衝動的に買われていくケースも
多い。常に何台か在庫しているというわけではないが、安価で楽しめるカメラだと思う。

オークションの落札相場は最近だと8000〜12000円。品物を手に取って見られない
リスクを考えると、このくらいの差ならカメラ店で身元のしっかりした個体を探そう。

写真はかみねの子ライオン。随分大きくなって、表情も一段と逞しくなってきました。
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AB (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2011-12-15 10:06 | かみね動物園

クリスマス終了

横浜・山手にある洋館を見てきました。この時期、各館ではクリスマスにちなんだ
装飾が施されていて、散歩がてら写真を撮って楽しもう、というものです。前にも
何度か行ったことがあるけれど、苦手なスナップ撮影。何をどう狙うかが決まらず
随分と苦労したことがありました。クリスマス気分も味わえるし、装飾を撮ったら
面白いか、という軽いノリで参加したものの、いざそれを前にすると難しいもの。
展示物には当然手を触れることができないので、あと僅か数mm足りなくて撮影を
諦めた、なんてこともありました。勝手にイメージするのは適さないようですね。

最初に入った洋館の入口で、たまたまカップに描かれたカワセミを見つけました。
これがきっかけになって、その後は「洋館で見つけた動物たち」というテーマで、
いろいろ探すことになります。けっきょくそれか、ということになったのですが、
探してみるといろいろな動物たちを見つけることができました。トナカイ、ゾウ、
ライオン、クマ、ヒツジなど。小さなものを撮るだろうと、マクロレンズを持って
行ったのが大正解でした。それにしても、洋館は大人気ですね。午後になってから
特に女性のお客さんでかなりの混雑になりました。写真撮っている人もたくさん。
熱心にファインダーを覗いて、シャッターを切ってました。夕方からは夜景撮影。
こちらのほうも、なかなか新鮮な体験ができました。手持ちでも何とかなります。
クリスマス終了_b0016600_2341533.jpg

AB− (40D/NewFD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-12-14 23:03 | 市川市動植物園

朝得

午前10時に上野動物園。このシチュエーションはいつ以来だろうか。そんなことを
思ってしまうほど久々であった。最近都内の動物園に行く時はたいてい午後からだし
そもそも午前中にいる、というのがとてつもなく新鮮だった。では何か面白いことは
あるだろうか?とプレーリードッグを眺めに行ったら、まるで動物のテーマパークの
ような状態だった。そう 、ステージに出ている出演者(つまり動物だが)がみんなで
演目を盛り上げているようなイメージだったのだ。なぜそう見えたのか。朝から行く
ことがそれだけ減ったということなのだろう。いい加減にも程があるというものだ。

ムシャムシャおいしそうにお食事中。それにしても、見ているとホントに美味そう。
実は人間が食べてもおいしいのではないか、そんなことを考えてしまった。カメラを
向けても動じることなくそのままの姿勢である。いつものように500mmを使うと、
最短撮影距離の問題で難儀するのだが、この日のレンズは最短が2.2mだったので、
ファインダー越しに捉えることができた。余談だが、食事後「いい食べっぷりだな」
と言われたことがある。年上の、特に女性からはかつて「美味しそうに食べるわね」
などと声をかけてもらったことがあった。きっと、こんな顔して食べているのかも。

動物園は朝から行くと必ずいいことがある。この言葉はやはり間違っていなかった。
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AB− (E-P1/ズイコー250mmf2)
by keiji_takayama | 2011-12-13 08:24 | 上野動物園

なんとか催行

動物園の年内営業は、大半が12月29日で終わる。しかし東武動物公園は30日まで
開園しているのだ 。これは大いに嬉しいことである。従って、動物園好きのなかには
ここで1年の活動が終わるというケースも多そうだ。ちなみに去年がそうで 、東武が
撮り納めになった。おそらく、今年もそうなると思う 。撮影仲間と出かける予定だ。

年始はだいたい適当なタイミングでということになるが、9日にツアーの予定がある。
確か富士山周辺の撮影だ。なので、これより前に動物園に行かないと、年の撮影始めが
動物園ではなくなってしまうのだ。これはさすがに困った事態なので、悩み中である。
仕事はたぶん3日からだ。つまりは、2日にどこかで撮り始めをしたいと考えている。
となると行きたいのは断然地方だ。こういうのもたまには面白い。数年前の撮り始め、
これが姫路だったこともある。まだ時間はたっぷりあるし、ゆっくり楽しく考えよう。

そういえば、大森山動物園のツアーが催行決定したらしい。パンフレットが送られた。
以前にもここで書いたが、冬季開園のうち、このツアー参加者だけは2時間多く滞在を
することができる。初日は閉園後、2日前は開園前のそれぞれ1時間。1泊の日程で、
同じ場所での撮影というのはあまり例がないけど、ハマるとそれだけ面白いのである。
あとは雪の状態次第ということになるが、とにかく催行できたことはとても有り難い。
ただ、現状ではそこそこ条件付きのようなので、今後もアピールしていきたいと思う。
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AB− (7D/EF400mmf2.8L+EF25)
by keiji_takayama | 2011-12-13 00:23 | 井の頭自然文化園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama