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最後の休日

昨日19日は実質的な9月最後の休日だった。店の公休はまだ3日残っているが、
いずれもツアーの催行が決定しているからである。今月は休みなしというわけだ。
そんなわけで、しばらく撮影に行けなくなる。ここ最近FD500mmを使っていない
こともあり、多摩動物公園に出掛けてきた。連休最後ということで、家族連れなど
たくさんのお客さんが入っていた。そこらじゅうからいろんな声が聞こえてきて、
とても賑やかだったように思う。出発したときは曇っていたので、このままならば
そこそこ何か撮れるのではないかと予想していた。ところが現地に着いたら晴れ。
一気にピーカンの状態になってしまい、暑さにも負けてトボトボ歩くのみだった。

休日ということで、園内はカメラを持った人の姿も目立っていた。家族や子どもの
記録を撮影しようというお父さんは、ビデオカメラをじっくり回している。単独で
来ている30代以降(と思われる)になると、だいたいが望遠をくっつけてしっかり
連写しまくっていた。ちよっと気になってメーカーをチラ見してみたが 、この日は
キヤノンユーザーが7割くらいだったと思う。残り2割がニコン、そしてソニーや
オリンパスといった具合だ。もともとそんなに気合を入れた撮影でもなかったから
適当にタイミングが合えばシャッターを押す程度。トータルカットは70枚ほどで
ボツがかなり多かった。10月以降もツアーがかなり入っているので、しばらくは
動物園にもほとんど行けなくなると思う。数少ない休日は、地方遠征に使いたい。
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AB (7D/NewFD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-09-20 00:32 | 多摩動物公園

25年ぶりの再会

本当にもの凄い偶然というものがある。CAPAの記事で、NHK教育の「YOU」という
TV番組に出た話を書いた。これ、放送されたのは昭和61年3月1日。日比野克彦
さんが司会、ゲストが浅井慎平さんと手塚理美さん、そしてなんと 、若き頃の竹内
かなえさんも出演していた。テーマは「カメラをもてばカ・メ・ラ・マ・ン」で、
まるで現在のカメラブームを予言するかのような内容だった。写真を通して遊ぶ、
新しい楽しみかたなどを提案したのだ。で、このトップバッターとして、当時最も
熱いと言われていたいわゆる「アイドルスナイパー」として紹介されたのである。

当然、撮影現場に取材のカメラが入ったのだが、この時お世話になったスタッフと
再会した。なんと25年ぶりだ。最近のことはすぐ忘れてしまうのに、昔のことは
とても鮮明に覚えている。名前を見てピンときた。当時の話でついつい話し込む。
店にいると何年かぶりの再会があったり、かつて一緒に仕事をしたことのある人が
やってくることが多いのだが、今回のケースが最大のビックリだ。次は誰だろう。

写真はキガシラコンドル。こちらは2年半ぶりの再会となった。天王寺に来ると、
マトモに撮ってみたいと思っていつもダメである。撮影条件がとても厳しいのだ。
檻の中だし高いところにいるし、望遠を使うと最短撮影距離が合わない。しかも、
晴れているとモロに光が当たってしまう。エビ反りの姿勢で撮ることになるから、
そこそこ短い時間でケリをつかないといけない。など、いくつかクリアーしないと
いけないことがある。だが、それだけにチャレンジの意味は大きい。こうやって、
いつまでも勝負は続いていく。いつの日か、完勝といえる日が来るといいのだが。
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AB (7D/EF600mmf4L+EF25)
by keiji_takayama | 2011-09-19 09:22 | 天王寺動物園

高額フィルター

ケンコーが実に画期的なフィルターを売り出した。バリアブルNDXという。もともと
NDフィルターは減光のために使うのだが、これの量を自在に調整できる優れモノだ。
ガラスを4枚使用した前枠を回転させることにより、ND2.5〜450相当までの使用が
可能になるのだという。濃度の薄い状態で構図とピントを決定、そのまま前枠を回転
させることによって任意の濃度にセットする。静止画よりも動画撮影において、強い
効果が期待できそうなのだ。ただ、価格もかなり高価なのだ。77mmが46,200円、
82mmは54,600円もする。中古のレンズなら、同価格でそこそこいいのが買える。
比較するのはどうかと思うのだが、それを考えると躊躇するものがある 。とはいえ、
動画撮影を仕事にしているカメラマンにとってはそれこそ意味のある機材のようで、
この価格でもちゃんと売れているのだからすごい。77mmは欠品することもあった。

このフィルター、高いだけではなく一定の使用期間が設けられている、注意書きにも
記載されているのだが、フィルターに採用している偏光膜が熱や紫外線により劣化を
起こすため、7年をメドに買い替えるよう勧めている。高性能を発揮できる時間には
限りがあるということだ。さすが価格だけのことはあり、説明はとても丁寧だった。
このフィルターを実際に使うことはないと思うが、対価には見合っているのだろう。

写真はクロコンドル。なんとも特異な姿をしている。それでいて目元だけはギロリ。
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AB (7D/EF600mmf4L+EF25)
by keiji_takayama | 2011-09-19 01:03 | 天王寺動物園

CAPA30周年

学研から出版されているカメラ雑誌「CAPA」が創刊30周年を迎えた。この本には
月刊カメラマンとはまた違った、様々な思い出がある。創刊号の付録が欲しくて、
小遣いで2冊買った。スポーツファインダーという、今にして考えるとカッコ悪い
印象しかないものだけど、当時は写真関係の品物が1つ増えると嬉しかったのだ。
買い始めたのは中学3年の頃だったか。1981年12月号では、フォトコンテスト
小・中学生の部で1席を獲得した。組写真が1席になったのは、確かこれが初だ。
秋山庄太郎さんがコメントしてくれたし、とても名誉に思った。その後は編集部が
近所だったこともあり、ポートレートやネイチャーなど、CAPAとメーカー主催で
企画された撮影会に、軒並み当たって参加したことを思い出す。タレントを撮って
いた頃、当時の編集長の紹介によりNHKの「YOU」という番組に出たこともある。

割と熱心な読者だったと思う。もちろんそんな状態は平成に変わる頃終わったが。
それからはずっと見てすらいない状態が続いたが、動物園の写真を撮るようになり
フォトコンにも再び挑戦した。最近では完全に売る立場に変わったが、相変わらず
人気があることに変化はない。この30年で写真やカメラの取り巻く環境は大きく
変わったが、こういう情報誌はいつまでも続いてほしいものだ。月カメも頑張れ。
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AB (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2011-09-18 01:03 | 天王寺動物園

新たな人気者

ズーラシアで人気ナンバー1といえば、これはもう不動。オカピである。その姿を
見ると、他の動物は簡単にスルーしてしまう親子連れも釘付けになる。そうして、
なぜかオカピに呼びかけるお客さんが続出する。「オカピちゃ〜ん」「オカピ〜」
などと声が飛ぶ。「オパピ〜」と叫んでいたのは小さな女の子。みんながその名を
知っていて、なおかつ気軽に呼んでいる。ズーラシアで最も気持ちのいい場所だ。

ところが最近になって、これをちょっとだけ脅かそうかという存在が現れたのだ。
それはアムールヒョウである。広島県の安佐動物公園からやってきた、男の子だ。
今回初めて見てきたわけだが、さすがにヒョウは注目の的であり、オカピと匹敵の
お客さん釘付け状態であった。名前はダッシュ君という。暑さの影響もあったのか
運動場右端にある隠れスペースに入ったままであった。それでも、なんとかすれば
写真は撮れそうである。で、ちょっと頑張ってみた。ところが、絶妙に狙いにくい
場所でじっとしていたので、マトモに撮れずに終わってしまった。しばらくして、
もう1度立ち寄ったら今度は動いている。でも、写真はなかなか撮れそうもない。
とにかく証拠だけでもと思っていたら、やっといい位置に座ってくれた。それでも
背景に難があるので厳しさは残る。というわけで、写真は別館に載せる予定です。

そして、写真は記事とは全く関係ないです。いつか、狙い通りに撮りたいですよ。
このウィンクは、応援してくれているのかな?ええ、完全なこじつけですけどね。
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AB (7D/EF400mmf2.8LⅡ+EF25)
by keiji_takayama | 2011-09-17 00:32 | 掛川花鳥園

高いオモチャ

ペンタックスといえば小型軽量というイメージが強い。古くはMEやMXがそうで、
これに加えてauto110など、個性的なカメラを多く世に出してきた。ここ最近では
やや他社に押されている感もあるけれど 、K-5の人気ぶりには根強いものがある。
そんなペンタックスの出したミラーレス一眼がQである 。発売前に店でイベントを
開催しているので触ったことがあるが、この時は大きな感想は持たなかった 。正直
あまり興味がなかったのである。小さなことは魅力だが 、使い道がないと思った。

やがてカメラが発売になり、そこそこ好調に売れていた。でも、直接販売したことが
なかったので、これまた特に関心を示すこともなかったのだ。が、ついにお客さんと
Qについて話をするタイミングがやってきた。実際にカメラを目の前にしてあれこれ
語り合った。Yシャツのポケットにすっぽりとそのまま入ってしまうのだが、隙間が
なくピッタリと入るさまがとても気に入った。そんなことを話していたら、レンズと
ともに購入していただけた。そして一言「いやぁ、高いおもちゃ買っちゃったよ」。
とても嬉しそうな笑顔を浮かべていた。このやりとりだけで、Qが宝箱に思えてくる。
15日には、待望のWズームキットも発売された。今後の盛り上がりにも期待したい。

写真はエジプトハゲワシ。千葉では必ず撮りたい動物の1つである。比較的撮りやすい
状況も気に入っていたのだが、久々に見に行ったらなんと、檻になっていた。これだと
撮影するためにある一定の条件が必要になってしまう。仕方ないけど、ちよっと残念。
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AB− (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2011-09-16 22:48 | 千葉市動物公園

ほぼオンリーワン

休日。何もしないでボーッと過ごすのも嫌だったので、どこかで写真を撮ろう、
そう決めていた。ではどこにするかで迷っていたのだが、結局は今年1度も訪問
していなかったズーラシアにした。だが、朝起きてまた迷った。天気が良すぎて
写真どころではなくなりそうだったからだ。外に出ると強烈な日差しに襲われ、
この段階で選択が誤りだったかもしれないと思う。でも決めたから仕方ないか、
半ばそう言い聞かせて出掛けたのだった。幸い電車が空いていたのでよかった。

到着すると案の定お客さんは少な目だった。厳しすぎる残暑だし、無理もない。
入ったら、アジアゾウがいきなり水浴びをしていた。これはとてもラッキーだ。
でも、その幸運はここですべて使い果たしたようだった。その後はほとんど全く
写真がどうこうのレベルではない。意外と動いていたので見応えはあったけど。
暑さに加えて檻も厳しく、セスジキノボリカンガルーを撮ったくらいで終わり。
そこそこ楽しめたので良かったけど、さすがにしんどい結果になってしまった。

で、そのセスジキノボリカンガルー。じっとしたまま下を向いていた。半逆光の
シチュエーション。瞳がキラキラ輝いている。これだけでも撮れればいいかな、
そんなことを思いながらシャッターを押した。そして、結局その通りになった。
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AB+ (7D/EF600mmf4L+EF25)
by keiji_takayama | 2011-09-15 21:19 | ズーラシア

ガラス越しの乙女

日差しが強かったので、ライオンはみんな寝ているだろうと思った。側を通ると、
まぁ予想を裏切ることなく横になっている。これは夕方勝負かなと思ったけれど、
気になるものだからちょこちょこ様子を見に行く。でも結果はいつも同じだった。
天王寺に行くときの最大の目的はトラの撮影だ。ここのトラは条件次第ではあるが
かつての日本平に近い写真が撮れる。そういう意味では、数少ない好きな場所だ。
次いでライオンである。ここも好みの背景で狙えるので、絶対押さえておきたい。
なので、入るとまずライオンのところに。その後トラ舎に向かうことにしている。

そんなこんなで時間が過ぎ、閉園がだんだん近付いてきた。ガラス越しに見ると
ライオンは起きている。しかも、なかなかキュートな目線でこちらを眺めている。
ふと視線をはずした♀。斜め上の、遠くに視線を向けた。見事に大好物の雰囲気。
ようやく形にできた。ガラス越しの乙女は優しかったのだ。これで大いに満足だ。

何気なく年内のツアーを数えたら19本あった。時間の使い方が上手くなりそう。
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AB (1D MarkⅡN/EF100-400mmf4.5-5.6L)
by keiji_takayama | 2011-09-15 09:39 | 天王寺動物園

E-P2がいっぱい

長らく放置していた別館ですが、またしても復活してちょこちょこ載せています。
どうもこちらはコンセプトがハッキリしないので、時々おっくうになるのですが、
ここ最近はカメラ2台体制がある程度きっちりしてきたので、ズームを使った引き
ショットをそこそこストックできるようになりました。加えて、ちょっと時間的な
余裕が出てきたので 、(というか引っ越してから早起きになった) これまでよりは
更新の頻度が高まると思います。とはいっても、不定期なのは変わらないけれど。

オリンパスE-P3が発売になり、これがとてもよく売れました。やっと落ち着き、
店内の中古ウィンドウにはE-P2がたくさん並んでいます。下取り交換で入った、
それが1番の理由でしょう 。もちろんE-P1も豊富に揃っているし 、E-PL1など
ライトシリーズもあります。いくつかある中からお好みの1台を探せるわけだし、
探しやすい状況ですね。ボディ内手ブレ補正はアダプター使いにも助かりますし、
スタイリッシュなデザインは街撮りにもよく合います。新品時はけっこう高かった
印象があるのだけど、いまなら中古でE-P2の良品が27300円。つい先日E-3を
手放したばかりだというのに、オリンパスコーナーを毎日チェックしてしまいます。

ソニーが出しているNEXシリーズも最近在庫が増えてきました。カメラ雑誌では、
毎号のようにミラーレス機の記事が特集のように組まれています。今後の注目は、
この流れに追随するメーカーが出てくるのかということ。PENTAXは1つの回答を
出しました。ニコンは先日、日経新聞に記事が出ていたけれど、はたして・・・。
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AB (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2011-09-14 22:48 | 天王寺動物園

ヒッポリト星人

マレーウオミミズクという。何とも不思議な名前である。最初に思ったのは、表情が
魚に似ているから、というものであった。しかし、そんなはずはない。答えは単純、
主食が魚だから。そのほか、なんとカニやザリガニまで捕獲するという。フクロウは
消音のため、脚の指の先にまで羽毛が生えているらしいのだが、このウオミミズクは
音を重要視しない魚を捕らえるため、この羽毛がないのだ。しかも、水に濡れたって
すぐ乾くのでへっちゃらなんだとか。顔の割には、なかなか優れた特徴をもつのだ。

で、写真撮りながらずっと思っていたことがある。それはウルトラマンAに出てくる
ヒッポリト星人にそっくりだということだ。第一印象がこれだったので、どうしても
フクロウやミミズクのイメージとはかけ離れてしまう。それにしても・・・似てる。
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AB (7D/EF400mmf2.8LⅡ+EF25)
by keiji_takayama | 2011-09-14 00:55 | 掛川花鳥園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama