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交替

多摩動物公園の人気者、ユキヒョウのユキチくん。昨年7月2日に生まれた男の子。
12日に、お母さんの所有園である名古屋の東山動物園に移動されることになった 。
多摩では、繁殖を目的とした動物の貸借契約(ブリーディングローン契約)を東山 と
交わしていて、それに基づいてのことである。これを知ったのは8日のことだった。

というわけで、4月23日、雨でのシーンが多摩ではラストになった。お母さんと、
よく遊んでいた姿が印象に残っている。最近はちょっと大人びた表情も見せるように
なったな、と感じていた。東山だったらまた見に行けそうだ。そして、一頭が減った
多摩には、オーストリアのザルツブルク動物園から新しいユキヒョウがやってきた。
繁殖計画に基づいて、外部から新しい血統を導入するのが目的だという。新人さんは
女の子で、「ミミ」という名前だ。どんな表情を見せてくれるのか、楽しみである。
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AB+ (30D/Ai-s Nikkor ED 600mmf5.6)
by keiji_takayama | 2010-05-11 09:45 | 多摩動物公園

シンくん

16時半を過ぎた。閉園まであと30分。日中ずっと寝ていたオスライオンが、ついに
目を覚ましてくれた。2004年生まれのシンくん 。案内板に「細身で気も小さい」と
書かれている。東武のライオンは4頭のうち3頭がメスなので、これは肩身が狭いの
かもしれないなぁ、などと考えていた。最初見たときはガラス側、つまりお客さんに
近い場所にメスが2頭座っていて、そこから少し離れたところで 、シンくんを確認。
といっても、完全に横になって寝ていたわけだが。写真を撮ろうとすると、やっぱり
オスはカッコいい。どこの動物園でもそうだが、メスのほうが圧倒的に撮りやすく、
それはそれで楽しいのだが、どうしてもオスのどっしりとした雰囲気に憧れるのだ。

時間も迫っていたので、ライオン舎の前には人がいない。じっくりと間近で見ながら
撮影することができた。パッと遠くを眺める目線がとても立派で、見惚れてしまう。
少し顔の角度を変えるだけで、そこから醸し出す雰囲気も違うものにする。お見事。
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AB (30D/EF100-400mmf4.5-5.6L)
by keiji_takayama | 2010-05-10 13:44 | 東武動物公園

再出展

去年、東京・谷中で行われている写真フリーマーケットに何回か出展した。なんとも
有り難いことに買ってくれるお客さんがいて、驚いた記憶がある。「かわいくない」
写真が中心なので、ウケないだろうと思っていたからだ。結果的にその考えは正解。
売り上げというシビアな見方をすると、とてもじゃないけど続けられないと感じた。

谷中というと、ノラ猫がたくさんいることで知られている。地域の皆さんにとっては
動物というとまず「谷中のネコ」であり、この写真はまるでタレント生写真のように
よく売れている。それでも、トラ写真を見て気に入ってくれた韓国の若い男性とか、
上野動物園にいることを知らずにハシビロコウの写真を買ってくれた女性がいたり、
とても思い出深い経験ができたのは事実だ。ただ、価格は安くしないとダメだけど。
こうした一定の結論が出たので、出展は昨年限りでいったん終了すると決めていた。

ところが、ここに来てこのフリマ自体にちょっとした変化が生じてしまった。今年に
入ってから全く興味を失っていたので気付くのが遅れたが、いろいろと新しい方向を
模索するようになったのだ。それがいいか悪いかはともかく、結果としてイベントが
衰退してしまったように感じた。空中分解するのではないかという状況になったが、
なんとか続けたいという気持ちを持った人が先頭になって、再スタートすることに。
これを知って、ただ何もせず傍観することができなかった。久々に出展してみよう。

こんなわけで、30日に出すことにしました。といっても新作を持って・・・という
わけにはいかないので、これまで展示に使った写真を一律500円で販売する予定。
正直言って売れるとは思わないが 、気分転換になるかもしれない 。まだ先だけど。
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AB (1D MarkⅡ/Ai-s Nikkor ED 600mmf5.6)
by keiji_takayama | 2010-05-09 02:27 | 上野動物園

いよいよN

GWは終わったが、店は相変わらずの混雑であった。キヤノンの新品は人気が根強く、
下取りの影響もあって中古在庫も増えている。数が豊富になれば価格も下がってきて、
現行モデルである50Dもかなり安くなった。新品がキャッシュバックキャンペーンを
行っていることもあるが、5万円台で買えるようになったのは嬉しい。しかしながら、
これに輪をかけたのが1D MarkⅡNの値落ちだ。程度そのものは決して良くないが 、
7万円を切るものがちょこちょこ出始めたのだ。ちょうど1年ほど前、付属品なしで
購入した1D MarkⅡが42000円であった。もしこれを下取りに出して買い替えると
3万円ほどで手に入ることになる。これで大いに悩むことになった。購入してから、
ようやく使い勝手が解ってきたカメラを買い替えるのは、それなりに勇気が必要だ。

とはいえ、1D MarkⅡNはかねてから所有したいカメラであった。最も好みだという
明確な理由があるからである。次のモデルは、画素が多すぎてあまり好きではない。
生み出す写真の雰囲気、空気感が作風にマッチしている。これに加えて、モニターの
大きさが適度に大きくなっているなど、使い勝手も良くなった。流通量が多くなった
今が買いのタイミングといえる。しばらくの間、余計なことを考えてしまいそうだ。
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AB (kissD X/Ai-s Nikkor ED 600mmf5.6)
by keiji_takayama | 2010-05-08 01:14 | 多摩動物公園

仰け反り撮影

閉園が近くなったので、出口に向かいながら鳥のいるところを通ったとき。真上には
オオワシの姿がありました。ほぼ垂直の位置関係です。これを撮るには、大きく体を
仰け反らせる必要があります。もともと腰痛を抱えているので、これは堪えました。
そう、ちょっとだけ躊躇はしたけれど、結局はこのシーンを押さえたい、という欲が
勝ってしまい、無謀なチャレンジになりました。雨でお客さんがあまりいなかった、
ことも理由ですが。大きく足を広げて一脚を傾け、呼吸を止めて撮影開始。ピントを
合わせてシャッター切るまでの時間を極力短くしないと、とても続きません。何度か
撮って呼吸を整えて、またファインダーを覗く、の繰り返しです。しかし、だんだん
リズムが乱れてくるんですね。なので、早い段階でキメる必要があります。ちょっと
羽先がツンツンしてて、でも堂々とした姿。そのアンバランスが面白かったのです。

背景は白を選びました。体は黒々と、そして目元だけが爛々としている。そういう、
雨の日ならではのシチュエーション。黄色い嘴がアクセントになったと感じてます。
明るいバックですが 、使用レンズの内面反射を考慮し、露出補正は0にしています。
仰け反り撮影_b0016600_2145218.jpg

AB+ (1D MarkⅡ/Ai-s Nikkor ED 600mmf5.6)
by keiji_takayama | 2010-05-07 02:15 | 上野動物園

スクリーン

1日が休みで、2日〜5日までジャンクの店舗を担当した 。いつものお客さんとは、
明らかに違うタイプの客層で店内が埋まっていたように感じる。といっても、品物を
出すとまとめ買いするのは、やはり常連さんが中心。慣れないと、おいそれとは購入
しづらいと思う。店での評価はあくまでも「ジャンク」であり、そのなかで買う側が
何らかの価値を見出す、これがジャンク品購入の基本である。従って保証などない。
返品や交換も受け付けていない。電話での問い合わせも不可能なので、連休になると
アクセサリーを探しているお客さんが来店される。で、いつもと違う品物が売れる。

この休みはニコンのFシリーズ、とりわけF2やF3用のフオーカシングスクリーンが
人気を集めていた。とにかく探している人が多い。といっても在庫はさほど豊富では
ないので、希望のものをストレートにお渡しできるとは限らないのだ。どのカメラも
そうなのだろうけど、全面マットを探している、というケースが圧倒的に多かった。
たかがカメラのスクリーンとはいえ、買うと3150円もする。キヤノンNewF-1では
なんとその倍以上もするものがある。それでもたぶん、出てくると即売れてしまう。

そんなこんなで、店内がたいへん賑やかだった4日間。それにしても、暑かったな。
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AB (1D MarkⅡ/Ai-s Nikkor ED 600mmf5.6)
by keiji_takayama | 2010-05-06 09:43 | 上野動物園

仙人撮影

多摩動物公園の一番奥にある、ゴールデンターキンのところ。ここはとても静かだ。
もともと大きな動きを見せる動物ではないが、何やらとても落ち着ける場所である。
雨の日はなおさらで、まるで別世界のよう。仙人がゆっくり歩いているような感じ。

最近では晴れの日に立ち寄ることが少なく、雨が降るとなぜか姿を見てみたくなる。
この日もそうだった。いつものように、立ち寄る時間は遅いタイミング。これまた、
いつものように静かな雰囲気で迎えてくれた。大きいので、まずはポジション決めを
じっくり行う。角をなるべく入れて、ちよっと斜めの角度から。そんな撮影を行い、
しばらく眺めていた。すると、足で体を掻き始めたのだ。器用なことをするなぁ、と
思ってすぐにカメラのポジションを縦から横に変えた。しかし、当然合わないのだ。
でもこのシーンは押さえたい。なので、角をカットして構図を作る。口元が切れると
せっかくの雰囲気が台無しになってしまうから、この点は慎重に。で、こうなった。

それにしても、何をしている時でもターキンの目線は優しい。口元も穏やかなのだ。
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AB+ (kissD X/Ai-s Nikkor ED 600mmf5.6)
by keiji_takayama | 2010-05-05 00:58 | 多摩動物公園

鳥待ち

到着したとき、サーバルは小雨に打たれ、左を向いて静かに佇んでいた。お客さんが
足音を立ててやってきても、顔の向きを変えることはない。レンズを向けてみたら、
意外に距離が近かったので、檻のラインを完全に消すことができなかった。反射して
いたこともあり、画面でハッキリ確認できるほどだ。これではボツだなと思いつつ、
証拠がてら撮っておくかと思い、何カットか撮影した。この場にいても大きな変化は
ないと判断し、離れようとしたら。鳥が空を舞っていた。なんと、これにサーバルが
反応したのである。顔の向きを右に変え、目で追っていた。こうなると、檻との間に
距離ができるので、キレイに抜ける。しかし、心も体もこれに準備ができておらず、
ものの見事に逃してしまった。これではさすがに悔しいので、しばらく粘ることに。

とはいえ、鳥を追うために顔の向きを変えるのは一瞬のことだ。いいタイミングで、
きちんと押さえるのはそう簡単ではなかった。何度目かで、ようやくモノにできた。
サーバルはジャンプが得意なので、飛ぶ鳥に自由や、憧れを感じたのかもしれない。
こういう撮影のときは、たいてい1コマ撮りだ。連写を多用するより確実だと思う。
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AB+ (30D/Ai-s Nikkor ED 600mmf5.6)
by keiji_takayama | 2010-05-04 10:13 | 多摩動物公園

並ぶと困る中古商品

中古カメラ店で働く身としてはいささか不謹慎な発言であるが、店頭に出ると困る、
という機材がいくつかある。要するに、出てきたら確実に買ってしまいそうなのだ。
ではそれは何かというと、交換レンズ。昔から一度使ってみたいと思っていたけど、
結局実現しないでここまで来てしまった。そのままで当然終わるはずだったのだが、
カメラがフィルムからデジタルになり、「これで撮ったらどうなるだろう」という、
好奇心が燃え上がってしまった。とはいえ、ただでさえ市場での流通量が少ないので
滅多に品物が出てこない。ターゲットは3つあるのだが、今の店に入った3年間で、
店頭に並んだのはそれぞれ1度しかない。その時はいずれも「早く売れてくれ〜」と
念じたお陰で、早い段階で売れてしまった。しかし、こういうのは一度逃すとあとが
大変なもので、後悔することになる。で、ある意味最悪のタイミングを迎えている。
もし今出てきたら、所有している機材をいくつか下取りに出して交換しようと思う。
さて、その3つとは何か。SMCペンタックスA☆600/5.6ED 、タムロン400/4 、
キヤノンNewFD150-600/5.6Lである。頼むから、同時に出てこないでね・・・。

もしも目の前にあったら。ごちそうを前に嬉しそうなレッサーパンダと同じように、
こんな表情を浮かべてじい〜っと眺めているかもしれない。機材の誘惑は恐ろしい。
並ぶと困る中古商品_b0016600_74765.jpg

AB (D3/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2010-05-03 07:48 | 野毛山動物園

たのしいどうぶつえん

休日。GWだし天気もいいし、動物園はきっと大混雑。これを少しでも回避するには
どこに行ったらいいかと考えました。まず上野は論外。多摩も同じです。候補として
千葉と金沢に絞りました。今朝までどうしようか決めあぐねていたけど、交通機関の
駅に直結している千葉は行きやすい、金沢は駅からバスなので遠いイメージがある、
という点が決め手になり、金沢に決定しました。ここは平日に行くとかなり静かで、
のんびりと歩けます。とはいえ、さすがはGW。人出を見込んで園内にはいくつかの
露天も並んでいて、いつもの5倍くらいお客さんがいました。親子連れとカップルが
大半でして、1人で来てるケースはあまりなかったように思います。あはは・・・。

2月に生まれたキリンの赤ちゃんが人気を集めていて、さかんに「かわいい」という
声が飛んでいたっけ。親子が並ぶとまだまだ小さいので、まさにミニキリンな感じ。
ガウルが一頭しかいなかったのがちょっと気になったけど、隣のゾウさんは大人気。
小さなお子さんが、歩きながら「どうぶつえん楽しいね」と、元気に笑ってました。
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AB (1D MarkⅡ/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2010-05-02 01:56 | 金沢動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama