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睫毛美人

睫毛が長くて美しい動物、というとまずヘビクイワシが連想される。ここのブログで
何度か取り上げたことがあるので、知ってるという人も多いと思う。ところが、隠れ
睫毛美人がこのガウルなのだ。牛の仲間であるガウルは、一見すると美人とは程遠い
風貌をしているのだが、写真撮っていて前から睫毛の長さがとても気になっていた。

目にピントを合わせたつもりが、何と睫毛に合っていたということが何度もあって、
しかも睫毛と目との間に距離があるので、完全ボツになってしまうのだ。とはいえ、
睫毛の下に目があるような状態なので、もうどうしようもない。睫毛の隙間を抜いて
ピントを合わせるという、実に面倒な作業が必要になるのだ。で、ついにその睫毛を
捉えることができた。ううむ、こうなっているのか・・・。これだけ長いとかえって
不便なのではないかと思ってしまう。どうりでピント合わせが難しいわけだ。納得。
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AB (1D MarkⅡ/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2009-09-21 10:12 | 金沢動物園

カメラ市況

連休初日の土曜日。店は開店直後からたくさんのお客様で大混雑になった。新発売の
パナソニックGF1が大きな人気を博していることも大きい。AFがとても速いという
評判で、マクロレンズ使用時では最速なのではないか、という声も聞かれた。先行の
オリンパスE-P1も根強い評価を得ているが、こと動体撮影に関してはGF1のほうが
信頼性が高いようだ。このあたりは今後ユーザーからの声を聞かないといけないが、
かなり高性能なのは間違いないだろう。機会があったら、試してみたいものである。

一方、中古はニコンD300が相変わらず高い人気を誇っている。電話で問い合わせを
受けることが多く、在庫があると早い段階で売れてしまう。D300Sと較べて圧倒的に
劣っている点がないことに加えて、値落ちが進み新品同様でも97000円台で買える。
これは買い得といえるだろう。これまで狙っていたお客様にとっては、まさに買いの
タイミングが訪れたということだ。このほかではペンタックスに注目。21000円まで
値落ちが進んでいるK10D、数に限りはあるが、新品が5万円台になったK20Dなど
かなり魅力的だ。これに古いスクリュータイプのレンズを装着して撮影してみたい。

キヤノンはというと、kiss系がやや品不足だ。kissDXやkissX2など、比較的新しい
機種の問い合わせが多い。40Dもここ最近は落ち着いてきているが、来月発売される
7Dとの下取り交換で在庫が増えることが予想される。そうなると 、値落ちが進んで
こちらも買いやすくなりそう。つまり、悩みの種がまた1つ増えることになるのだ。
カメラ市況_b0016600_9555821.jpg

AB (1D MarkⅡ/EF600mmf4L+エクステンダー1.4×)
by keiji_takayama | 2009-09-20 09:56 | 多摩動物公園

作例撮影

17日、多摩動物公園に出掛けてきた。2日に上野で行った、講義&撮影会の第二弾が
多摩なので、その作例と状況の写真を撮ってくることが目的である。当日のルートは
だいたい決めていたので、それに沿って撮影条件やポイントの話をする予定なのだ。
何せ講義の時間が2時間もあるので、内容をいろいろ考えておく必要がある。時間が
足りなくなるのはまだいいのだが、余るとかなりしんどいからだ。前回の反省もあり
内容も濃くしたいと考えているので、写真がどうしても必要になる。檻抜きの点など
基本的なことは、テキストを作ったほうが解りやすいと思うので、撮影のポイントを
伝えられるようなカットが欲しかった。実際これはなんとかなり、面白いシーンにも
出会えたので助かった。お金を払って参加してくださるのだから、ためになる何かを
提供しなければならない。加えて、楽しい時間を過ごしてもらえたら最高だと思う。

そんな多摩。平日だというのにかなり賑わっていた。写真を撮りに来ているだろうと
思われるお客さんをかなり見たような気がする。オランウータンやユキヒョウなどは
それ専門に撮っている人も多いのだが、なぜか皆さん同じ場所で撮っていて面白い。

写真はライオン舎で見かけた風景。ホントは別館に載せる予定だったが、なんか妙に
気に入ってしまったのでこちらに。独り身の辛さというか、まさに正反対ですなあ。
作例撮影_b0016600_853969.jpg

AB (30D/EF-S 18-55mmf3.5〜5.6)
by keiji_takayama | 2009-09-19 08:06 | 多摩動物公園

鳩山さん

鳩山さんといっても、首相になって政治がどうこうという話ではない。金沢動物園で
オオツノヒツジを撮っていて、「そういや似ているな・・・」とずっと思っていた、
ただそれだけである。で思い出したことがあった。鳩山さんって、きちんと話をした
唯一の政治家なのだ。きちんと、といっても問い合わせを受けたに過ぎないけれど。

もう20年近く前の話だが、目黒区にあったアロマカラーという現像所で働いていた。
目黒郵便局のすぐ近く、裏には三宝カメラがある。ここの営業担当だった 。一時だが
官庁の写真店を受け持ったことがあり、国会議事堂の中に毎日入っていた。余談だが、
議事堂の中をマイカーで走れるのはなかなかの快感で、記念撮影もしたことがある(笑)
国会内には衆参両方に写真店があり、今は変わったかもしれないが、職員や議員なども
ここを普通に利用していたのである。といっても議員本人が顔を出すことは殆どなく、
秘書がその役を担っていた。ある日、いつものように顔を出したら、そこに鳩山さんが
立っていた。どうやら待っていたらしい。飛行機の写真を見せられて、2Lに伸ばした際
切れないで入りますか、そして納期はどうですか、というようなことを聞かれたのだ。

そもそも、こちらに「聞く」ということがこの店ではほぼない。議員がその日にやれと
言えば、仕上げないといけないからだ。この店では、見学などに訪れた支持者たちとの
記念写真を撮っていて、それに文字入れをして仕上げるのが大きな仕事になっていた。
ある議員は、それを持って国に帰りたいからと、通常4日かかる作業を一日でなんとか
仕上げてくれという要求をしてきた。そんなことが日常だったので、鳩山さんの対応は
実に有り難かった記憶がある。もちろん写真は仕上げて納品し、トラブルもなかった。

政権交代といってもまるで実感がないが、住んでいる区も同じ。ちょっと親近感あり。
鳩山さん_b0016600_936112.jpg

AB (1D MarkⅡ/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2009-09-18 09:36 | 金沢動物園

先生票

日付が変わったので一昨日の話になるが、毎月第三水曜日はアートイベントの日だ 。
mixiのコミュ主催で、作品をクラブの壁に自由に貼ることができる。人気投票を行い
上位に入ると、そのまま一週間展示してもらえるという内容だ 。このコミュに集まる
アーティストは基本的に個展をやってみたい、という考えを持っている 。武蔵小杉や
上野ワイアードカフェはこのイベントの一環だ。16日は、年一回行われるお祭りで、
写真・美術界から著名な先生が招待され 、また展示をしない一般審査員も募集されて
大きな盛り上がりを見せた。6月からこのイベントに参加しているが 、最大の目的は
ワイアードカフェで展示を行うことだった。ほかのアーティストの作品を見ていると
良くも悪くも現代的である。ストレートにぶつける作風はなかなか厳しいなと感じる
ことも多いのだ。なので今回は、写真部門の審査委員長から票をもらえたら満足だ、
と考えていた。それらしい人が何人か来ているのを見かけたが、特に紹介もされず、
誰が誰なのかさっぱり解らない。せめて話くらい聞ければ良かったのだけど。結局、
イベント終了後に聞きに行って教えてもらった。票は入れてもらえたらしい。一般の
審査員票はゼロだったが、先生の票がいくつか入っていたので満足できた。そして、
優勝したのは参加者として票を入れた写真であった。個々としての力は弱いけれど、
これを一冊の写真集にしていて、それが見事だったから。この結果には納得できた。

で、来月からどうしよう。テーマを変えて、どういう反応があるか試す場にするか。
先生票_b0016600_1532850.jpg

AB (1D MarkⅡ/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2009-09-18 01:54 | 多摩動物公園

中間発表

ワイアードカフェ上野店で行っている展示。6人のアーティストが店内の壁を飾る、
というイベントだ。この間店内では人気投票が行われて、一位になると翌月も参加が
継続になる、という内容である。昨日、その中間発表があった。結果は・・・三位。
ちょうど真ん中、というわけで。ただ悔しいことに、二位とはなんと一票差だった。
場所と審査する人が変わると結果も異なるもので、渋谷のパーティで一位を獲得した
作品が思っていたほど票に繋がっていない、というケースも。投票はまだ行われるが
差が大きいのでもう一位は獲れないだろう。なんとか二位になれるといいのだけど。
中間発表_b0016600_2231592.jpg

AB− (1D MarkⅡ/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2009-09-17 22:32 | 上野動物園

見上げて

アラビアオリックスです。シロオリックスは知られているけれど、アラビアのほうは
金沢で初めて知りました。何度か繁殖にも成功しているようです。モノクロみたいな
雰囲気がありますが、カラーなんですよ(笑) 前にも撮って載せたことはありますが、
ほとんどチャンスがないんですね。いつも撮れない場所にいることが多く、カメラを
向けることそのものが少ないのです。で、今回は撮影中雨がかなり強く降りまして。
さすがにこれはダメだと判断、中断して雨宿りしていました。たまたまそのエリアは
サイやキリン、オリックスのいるところ。サイが泥だらけになって、角をゴシゴシと
岩に擦りつけているのを眺めていました。しばらくしたら小雨に変わったので、さあ
どこに行こうかとレンズ担いで歩いていたら。オリックスが端のほうに立ってます。
バックの悪くない立ち位置が見つかったので、ちょっと狙ってみることにしました。

でも、当たり前の話ですが、なかなか思うようにはいきません。暫し待っていたけど
特に変化はありません。仕方ないので移動しようとしたら。なんと、動いたのです。
頭上にある木の枝に生えていた、葉に興味を持った様子。このあと食べていました。
見上げて_b0016600_7565474.jpg

AB− (1D MarkⅡ/EF600mmf4L+エクステンダー1.4×)
by keiji_takayama | 2009-09-17 07:57 | 金沢動物園

525円で買うEOS

キヤノンといえばEOSだが、そのEOSシリーズのカメラが最初に発売されたのは、
昭和62年のことだった。月刊カメラマンという雑誌の読者インプレッション企画に
登場、テスト撮影をしたのだが、AFの気持ちよさと正確さに仰天した記憶がある。

この最初に出たモデルがEOS650だ。その数ヶ月後に上位機種の620、そして平成
元年には秒間5コマの連続撮影を可能にした630、そしてフラッグシップとなる 、
1が登場してシステムが確立されていく。で、平成2年に発売された10もそうだが
これらのカメラは1を除くと、ジャンクで最も買い得なカメラなのである。とはいえ
発売から長い年月が経過しているため、シヤッター幕に油が滲んでいることが多い。
こうなると修理ができないのだ。油が付いているといっても、ちゃんとシャッターは
作動している。ただ、長期的に考えればいずれ動かなくなる可能性はあるが・・・。

これが理由でジャンク店に並ぶのだが、さすがに古いので、なんと525円で買える。
考えようによっては、これはたいへん買い得といえるだろう。EOS用のレンズなんて
その辺にゴロゴロしているわけだから、安くカメラを始めるにはピッタリだと思う。
性能面でも、単純に写真を撮るということにおいては何のストレスもない。しかも、
現役当時かなり売れたカメラなので、数台から選ぶこともできる。この機会に一台、
使ってみると楽しめると思うのだが。スタイルは好みが分かれるだろうけど・・・。
525円で買うEOS_b0016600_831842.jpg

AB (1D MarkⅡ/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2009-09-16 08:04 | 上野動物園

ガウルを撮りに

休日。でも起きたら天気がイマイチだったので、予定を変更することに。ところが、
結局そのまま寝てしまい、どうするか迷って金沢動物園に出掛けてきました。単独で
訪れるのは久々だと思います。電車に乗っている頃から外はどんよりと暗く、露出が
上がらないだろうなと覚悟していました。園内ではまずガウルのところに直行です。

途中プロングホーンのところでちょっと時間を費やしたけれど、お目当てのガウルは
なかなかグーな位置にいてくれたので、かなりの時間そこで粘ることになりました。
背景処理は比較的楽なのだけど、ここは壁にいくつも穴が開いています。これを絶対
入れたくないので、ガウルの体を使って隠したり、ちょこちょこ動いて画面から消す
ようにしたり。なんだかんだ神経を使います。当のガウルはそんなことお構いなし。
のんびりしてました。ここでは珍しくシヤッターチャンスに恵まれたけど、途中雨が
降ってきて撮影を中断することも。600mmは、さすがに雨中では使えないのです。

金沢動物園はとても静かな雰囲気。天候が悪いこともあり、お客さんも少なめです。
1人でレンズを抱え、ゆっくり歩くのがとても心地よい。いいリフレッシュでした。
ガウルを撮りに_b0016600_22261290.jpg

AB (1D MarkⅡ/EF600mmf4L+エクステンダー1.4×)
by keiji_takayama | 2009-09-15 22:26 | 金沢動物園

A-1のこと

キヤノンA-1。70年代後半から80年代にかけて、爆発的な人気を誇ったカメラ。
スーパーシューターというキャッチフレーズの通り、Aシリーズの頂点に君臨した。
ボディのみで当時の定価は83000円だったと思う。同じく流行っていたガンダムを
彷彿とするスタイル、秒間5コマのモータードライブが用意されていたことなどから
若者の憧れの的であった。中学生の頃所属していた写真部でも、2人が持っていた。

考えてみると、当時写真部にいた部員20人くらいのなかで、露出計の付いていない
カメラを使っていたのは1人だけだった。フィルムのパッケージに印刷されていた、
天気と露出の目安表を切り取ってカメラの裏蓋に貼り、参考にしながら露出を決めて
いたのだ。これが後に役立つことになるのだが、ほかの部員とは決定的な差があり、
反骨心に火が付く格好になった。で、その象徴だったA-1はどうも好きにはなれず、
先進的だったファインダーのデジタル表示も、電池の持ちが悪いとか、なくなったら
ただの箱だとか、負け惜しみを言ってたように思う。ところが、最近これを買った。

今見ると、デザインがかなり好みなのだ。角張った武骨な雰囲気のなかにも、現在の
デジタル一眼レフに通じる柔らかさがある。持ってみるとグリップが手になじんで、
とても持ちやすいのだ。なんだか、懐かしい気持ちになる。A-1を手にするとは全く
予想もしていなかったので、少し不思議な気もするが。そのうち何か撮ってみよう。
A-1のこと_b0016600_8353790.jpg

AB− (30D/EF100-300mmf5.6L)
by keiji_takayama | 2009-09-15 08:36 | 上野動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama