カテゴリ:大森山動物園( 100 )

昔の雨

先日の撮影オフ会で一緒だった同世代の友人がいる。この世代のカメラ・写真好きは
多くが鉄道またはアイドルステージを撮った経験があり、そんな話で盛り上がった。
その流れで、ちょうど25年前のGW、1986年5月3日に同じ場所で写真を撮って
いたことが判明した。場所は千葉にある八千代台ユアエルムというデパートである。
ここでこの日に何が行われていたかといえば、菊池桃子の新曲キャンペーンだった。
この数日前に、チェルノブイリ原発事故が発生した。当日は雨が降っていて、これが
放射能を含んでいるという噂が広まっていた。でも、写真を撮るのにそんなこと気に
していられない。ステージに立っていた主役はもちろん傘を差していたが、客の方は
ほとんど雨に濡れていた。傘を大っぴらに広げると、後ろから「見えねーだろ」と、
怒号が飛んできたことも理由だが。この雨を理由に来なかった当時の仲間達からは、
「絶対にヤバいぞ」などと言われていたが、長い年月が経過して答えが出たようだ。

この頃の話は、当時の状況を知る人がいると必ず盛り上がる。修行時代が懐かしい。
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AB (1D MarkⅡN/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-05-05 23:48 | 大森山動物園

サンニッパ

300mmf2.8といえば、今も昔も憧れのレンズだと思う 。今でこそキヤノンは4Lも
白レンズとなったが、FDの頃は2.8Lだけであった。大口径の代名詞であり、そして
最も焦点距離が短くて応用の利くレンズといえる。もともとはキヤノンやニコンなど
大きなメーカーだけが商品として販売していたが 、80年代後半あたりから始まった
「大口径レンズでアイドル写真」の盛り上がりに応じるように、レンズメーカー製の
サンニッパが市場に出回るようになった。メーカー純正より安いが、それでも30万
以上はしていた。簡単に買えるレンズではなかったのである。それでも、イベントの
会場では日に日にこのテのレンズが増えていったように記憶している。それから長い
時間が経過しているが、現在でもきちんと相場が残っているのはさすが、といえる。

数としてはかなり少ないと思うけれど、新品同様の品が出た場合はタムロンが高い。
緑色に近い、当時としては妙な色合いのレンズだったが、人気は一番だったと思う。
市場には最も多く出回っているはずだ。Aランク73500円。続いてシグマである。
こちらは後発組なので数が少ない。小さいことがウリであった。68250円。そして
最も安いのがトキナーである 。なんと42000円で買える 。フードもかなり長いし、
本格的なつくりだと思うのだが、どういうわけか評価が低いのだ。現在新品で買える
サンニッパは総じてとても高価である。練習と大口径入門にはなかなか適していると
感じているのだが、数が少ないのが残念。ちなみに、初めて使ったペンタックス☆も
なかなか出てこない。チヤンスがあったら、この頃のシグマを試してみたいものだ。

ちなみに 、ピント合わせはマニュアル。しかし慣れれば 、とても強い武器になる 。
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AB (1D MarkⅡN/EF100-400mmf4.5-5.6L)
by keiji_takayama | 2011-03-26 00:14 | 大森山動物園

まだ悩み中

先日の話だが、店に高校生くらいのお客さんが2人やってきた。ちょくちょく来店、
棚のカメラを触りながら話をしている。会話が耳に入ってきた。どうやらEOS50Dを
あまり好きではないらしく、「あれはやめたほうがいい」ということだった。30Dの
次の機種として第一候補なだけに、なぜそうなのか気になった。しかしその答えは、
ついに得られなかったのだ。ネットなどで噂を調べるといろいろ出てくるだろうが、
どうもそういうのは性に合わない。自らの判断しか信用していないからである。では
どうして気になったのか。話しぶりがとてもしっかりしていたから、ハッキリとした
根拠を持っていると思ったからだ。今から思えば、声かけて聞いてみれば良かった。

というわけで。まだAPS-Cの後継機が決まっていない 。ツアーのギャラで買おうと
考えていたのだが、先日の掛川に続き、4月4日から6日までの予定だった北海道も
中止になってしまった。4月5月であと5本担当があるが、こちらもかなり流動的。
代理で昇格したkissD Xが頑張ってくれているので 、決断がますます鈍ってしまう。
まだ悩み中_b0016600_0542964.jpg

AB− (1D MarkⅡN/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-03-25 00:53 | 大森山動物園

遠吠え

早いもので、八木山と大森山を訪問してから1カ月半近くが経過した。その短い間で
こうも変化があるとは思っていなかったが。これは大森山のシンリンオオカミ。顔を
上に向けて何度か遠吠えをしていた。空に向かってまっすぐ吠える姿は、絵になる。
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AB (1D MarkⅡN/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-03-14 01:37 | 大森山動物園

震災と動物園

地震で大きく被害が報道されている地域には、動物園がある。仙台市八木山動物園と、
日立市かみね動物園だ。八木山は先月、かみねは昨年10月に訪問した。もともとは、
本日の休日を使ってかみねに出掛ける予定だった。ここは個人的にも好きなところだし
来月にここでイベントを考えているので、その下見も兼ねてのものだ。ところが地震。

さすがにあの報道を見ていたら気になり、まずはそれぞれのHPを探ってみた。報道で
停電している、電話も繋がらないという話は聞いていたので解ってはいたが、やっぱり
見ることができなかった。かみねに電話で問い合わせてみると、12日は臨時休業で、
明日も休業の予定だという。その後は全く方向が見えないということだった。やはり、
電気や電話に障害が出ているようだ。動物たちにも影響があるだろう。こうした話題は
テレビや新聞では全く取り上げられない。そのことについて理解はしているつもりだ。
だが、何かできることはないか。そんなことを考えさせられた。動物たちも被災者だ。
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AB− (30D/EF100-400mmf4.5-5.6L)
by keiji_takayama | 2011-03-12 19:43 | 大森山動物園

またしても

雪降る日は出勤だ。

とことんタイミングが合わない(笑)
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AB (1D MarkⅡN/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-03-07 12:13 | 大森山動物園

狼狽眼

東山動植物園オフ会では、とても面白い話をいくつか聞くことができた。こちらでは
20Dや30Dといった、ちょっと前のカメラが現役で活躍している 。それだけでなく
酷使の仕方に共通点が多くてビックリしたのだ。女性だったが、同じように雨天でも
普通に濡らして撮っているらしい。で、30Dというカメラは不死身だと思っている。
聞くとこれまた同じ。動きを止めても放置したら戻った、を経験していた。ほとんど
似た者同士というわけだ。そして同じくトラ好きで、あちこち動物園に行っている。
トラの前で数時間粘ることもあり、撮りたい写真が明確に存在していた。そのために
レンズを揃えていることも共通点。話しているうちに、なんだか楽しくなってきた。

こういう誰かとの出会いがあるのも、遠征のいいところ。名古屋でオフ会を企画して
さすがに無謀ではないかとも考えたが、これは間違いではなかった。ただ単に写真を
楽しむだけでなく、その地域に住む写真好きのスタイルや考え方を聞くと、東京とは
様々な点で異なっている。これが大阪や神戸だとどうなるのか。興味が湧いてきた。

写真は、なにしてんだ?のキリン。撮ってるのに気付いてなくて、後ろを振り返った
その瞬間にカメラを向けられていることを認識、慌てているところ。だったりして。
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AB (1D MarkⅡN/EF100-400mmf4.5-5.6L)
by keiji_takayama | 2011-03-01 23:46 | 大森山動物園

名古屋なり

東山動植物園に行きます。イベントの幹事なのです。更新は夜に。

というわけで帰ってきたものの、さすがに疲れたらしい。23時頃に、1時間だけ
寝ようと思って目覚ましをかけるも効果なし。結局こんな時間に起き出しました。
天気にも恵まれ、楽しく賑やかな時間を過ごせました。それにしても休日の東山は
たいへんな人気でして、開園直後にもう50人くらいお客さんが入っていました。

写真は本文とは全く関係ない、大森山のユウタ。そう、あの風太くんの息子です。
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AB (1D MarkⅡN/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-02-27 08:53 | 大森山動物園

小さな武器

写真を撮るときファインダーを覗くのは右目だが、その時左目も開けるようにしろ。
これはホテルの写真室にいたころ教わった。宴会スナップで新郎新婦などの撮影時、
目つぶりを瞬時に確認するためである。当時はデジタルカメラなどなくて、おまけに
撮っていい枚数は36枚撮りフィルム×3本だけと決まっていた。つまり 、失敗など
想定されていなかったわけだ。その中から選んでアルバムに入れるカットはだいたい
決まっていたけど、失敗した際は絶対にリカバリーしなければならなかった。従って
確認することが必要=もう1つの目でそれを認識するということが要求されたのだ。

動物園で写真を撮るようになって、それまでの経験が大きく役立っている。例えば、
この写真がそう。ゾウが草を食べていた。鼻でうまく丸めて口元に持ってきている。
大きく狙うと、口元に持ってきた段階でシャッターを切っても、間違いなく瞬間には
間に合わない。それが作品としていいか悪いかは別としても、タイミングが合わない
ことには話にならないのである。これ、左目を開けていればすべて解決できるのだ。
別のときでは、複数頭の動物を狙っているときに有効だ。視野がこれで広がるので、
瞬時にレンズの方向を変えられる。慣れておけば、意外と武器になる。ただこれは、
あくまでも右目でファインダーを覗く場合に限られてしまうけれど。カメラの性能が
上がり、写真撮影は以前ほど難しくない。でも、それだけでは補えないものがある。

ちなみにゾウのカットは、525円で買ったレンズで撮ったもの。まだまだ頑張れる。
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AB (1D MarkⅡN/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-02-26 01:58 | 大森山動物園

川越で練習

写真仲間と川越に出かけました。小江戸の街並みを楽しみながら、スナップ撮影の
練習をしよう、という企画です。もともと街撮りは大の苦手にしているし、日頃は
望遠ばかり使っているので視野が狭くなりがちです。なので、標準域の画角感覚を
忘れてしまわないよう、こうしたイベントはとても楽しみで、かつ必要な場です。

そんなわけで、よく歩いた1日でした。ソフトクリームやおせんべいを買い食い、
その合間に写真を撮るといった感じ。しかし、やはり狙いどころを絞り込むことが
なかなかできず、難しいと感じました。風情のある街並みを撮ってみたいと思う、
でも現代風の建物やクルマ、電線は画面に入れたくないなど、変なこだわりがあり
思うようにいきませんでした。大きなふ菓子を買って帰ろうかと思っていたけど、
持って電車に乗るのが恥ずかしくて断念。いい練習になり、有意義な時間でした。

写真は雪バックのフラミンゴ。これは2月5日に撮影しています。もうちょっと、
集中的に狙ってみたいと思ったので、翌6日にちょっと気合を入れて向かったら。
なんと近くに来てくれず、みんな奥のほうでのんびり。これは悔いが残りました。
川越で練習_b0016600_165462.jpg

AB (1D MarkⅡN/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-02-24 01:06 | 大森山動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama