カテゴリ:天王寺動物園( 142 )

25年ぶりの再会

本当にもの凄い偶然というものがある。CAPAの記事で、NHK教育の「YOU」という
TV番組に出た話を書いた。これ、放送されたのは昭和61年3月1日。日比野克彦
さんが司会、ゲストが浅井慎平さんと手塚理美さん、そしてなんと 、若き頃の竹内
かなえさんも出演していた。テーマは「カメラをもてばカ・メ・ラ・マ・ン」で、
まるで現在のカメラブームを予言するかのような内容だった。写真を通して遊ぶ、
新しい楽しみかたなどを提案したのだ。で、このトップバッターとして、当時最も
熱いと言われていたいわゆる「アイドルスナイパー」として紹介されたのである。

当然、撮影現場に取材のカメラが入ったのだが、この時お世話になったスタッフと
再会した。なんと25年ぶりだ。最近のことはすぐ忘れてしまうのに、昔のことは
とても鮮明に覚えている。名前を見てピンときた。当時の話でついつい話し込む。
店にいると何年かぶりの再会があったり、かつて一緒に仕事をしたことのある人が
やってくることが多いのだが、今回のケースが最大のビックリだ。次は誰だろう。

写真はキガシラコンドル。こちらは2年半ぶりの再会となった。天王寺に来ると、
マトモに撮ってみたいと思っていつもダメである。撮影条件がとても厳しいのだ。
檻の中だし高いところにいるし、望遠を使うと最短撮影距離が合わない。しかも、
晴れているとモロに光が当たってしまう。エビ反りの姿勢で撮ることになるから、
そこそこ短い時間でケリをつかないといけない。など、いくつかクリアーしないと
いけないことがある。だが、それだけにチャレンジの意味は大きい。こうやって、
いつまでも勝負は続いていく。いつの日か、完勝といえる日が来るといいのだが。
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AB (7D/EF600mmf4L+EF25)
by keiji_takayama | 2011-09-19 09:22 | 天王寺動物園

高額フィルター

ケンコーが実に画期的なフィルターを売り出した。バリアブルNDXという。もともと
NDフィルターは減光のために使うのだが、これの量を自在に調整できる優れモノだ。
ガラスを4枚使用した前枠を回転させることにより、ND2.5〜450相当までの使用が
可能になるのだという。濃度の薄い状態で構図とピントを決定、そのまま前枠を回転
させることによって任意の濃度にセットする。静止画よりも動画撮影において、強い
効果が期待できそうなのだ。ただ、価格もかなり高価なのだ。77mmが46,200円、
82mmは54,600円もする。中古のレンズなら、同価格でそこそこいいのが買える。
比較するのはどうかと思うのだが、それを考えると躊躇するものがある 。とはいえ、
動画撮影を仕事にしているカメラマンにとってはそれこそ意味のある機材のようで、
この価格でもちゃんと売れているのだからすごい。77mmは欠品することもあった。

このフィルター、高いだけではなく一定の使用期間が設けられている、注意書きにも
記載されているのだが、フィルターに採用している偏光膜が熱や紫外線により劣化を
起こすため、7年をメドに買い替えるよう勧めている。高性能を発揮できる時間には
限りがあるということだ。さすが価格だけのことはあり、説明はとても丁寧だった。
このフィルターを実際に使うことはないと思うが、対価には見合っているのだろう。

写真はクロコンドル。なんとも特異な姿をしている。それでいて目元だけはギロリ。
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AB (7D/EF600mmf4L+EF25)
by keiji_takayama | 2011-09-19 01:03 | 天王寺動物園

CAPA30周年

学研から出版されているカメラ雑誌「CAPA」が創刊30周年を迎えた。この本には
月刊カメラマンとはまた違った、様々な思い出がある。創刊号の付録が欲しくて、
小遣いで2冊買った。スポーツファインダーという、今にして考えるとカッコ悪い
印象しかないものだけど、当時は写真関係の品物が1つ増えると嬉しかったのだ。
買い始めたのは中学3年の頃だったか。1981年12月号では、フォトコンテスト
小・中学生の部で1席を獲得した。組写真が1席になったのは、確かこれが初だ。
秋山庄太郎さんがコメントしてくれたし、とても名誉に思った。その後は編集部が
近所だったこともあり、ポートレートやネイチャーなど、CAPAとメーカー主催で
企画された撮影会に、軒並み当たって参加したことを思い出す。タレントを撮って
いた頃、当時の編集長の紹介によりNHKの「YOU」という番組に出たこともある。

割と熱心な読者だったと思う。もちろんそんな状態は平成に変わる頃終わったが。
それからはずっと見てすらいない状態が続いたが、動物園の写真を撮るようになり
フォトコンにも再び挑戦した。最近では完全に売る立場に変わったが、相変わらず
人気があることに変化はない。この30年で写真やカメラの取り巻く環境は大きく
変わったが、こういう情報誌はいつまでも続いてほしいものだ。月カメも頑張れ。
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AB (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2011-09-18 01:03 | 天王寺動物園

ガラス越しの乙女

日差しが強かったので、ライオンはみんな寝ているだろうと思った。側を通ると、
まぁ予想を裏切ることなく横になっている。これは夕方勝負かなと思ったけれど、
気になるものだからちょこちょこ様子を見に行く。でも結果はいつも同じだった。
天王寺に行くときの最大の目的はトラの撮影だ。ここのトラは条件次第ではあるが
かつての日本平に近い写真が撮れる。そういう意味では、数少ない好きな場所だ。
次いでライオンである。ここも好みの背景で狙えるので、絶対押さえておきたい。
なので、入るとまずライオンのところに。その後トラ舎に向かうことにしている。

そんなこんなで時間が過ぎ、閉園がだんだん近付いてきた。ガラス越しに見ると
ライオンは起きている。しかも、なかなかキュートな目線でこちらを眺めている。
ふと視線をはずした♀。斜め上の、遠くに視線を向けた。見事に大好物の雰囲気。
ようやく形にできた。ガラス越しの乙女は優しかったのだ。これで大いに満足だ。

何気なく年内のツアーを数えたら19本あった。時間の使い方が上手くなりそう。
ガラス越しの乙女_b0016600_9394798.jpg

AB (1D MarkⅡN/EF100-400mmf4.5-5.6L)
by keiji_takayama | 2011-09-15 09:39 | 天王寺動物園

E-P2がいっぱい

長らく放置していた別館ですが、またしても復活してちょこちょこ載せています。
どうもこちらはコンセプトがハッキリしないので、時々おっくうになるのですが、
ここ最近はカメラ2台体制がある程度きっちりしてきたので、ズームを使った引き
ショットをそこそこストックできるようになりました。加えて、ちょっと時間的な
余裕が出てきたので 、(というか引っ越してから早起きになった) これまでよりは
更新の頻度が高まると思います。とはいっても、不定期なのは変わらないけれど。

オリンパスE-P3が発売になり、これがとてもよく売れました。やっと落ち着き、
店内の中古ウィンドウにはE-P2がたくさん並んでいます。下取り交換で入った、
それが1番の理由でしょう 。もちろんE-P1も豊富に揃っているし 、E-PL1など
ライトシリーズもあります。いくつかある中からお好みの1台を探せるわけだし、
探しやすい状況ですね。ボディ内手ブレ補正はアダプター使いにも助かりますし、
スタイリッシュなデザインは街撮りにもよく合います。新品時はけっこう高かった
印象があるのだけど、いまなら中古でE-P2の良品が27300円。つい先日E-3を
手放したばかりだというのに、オリンパスコーナーを毎日チェックしてしまいます。

ソニーが出しているNEXシリーズも最近在庫が増えてきました。カメラ雑誌では、
毎号のようにミラーレス機の記事が特集のように組まれています。今後の注目は、
この流れに追随するメーカーが出てくるのかということ。PENTAXは1つの回答を
出しました。ニコンは先日、日経新聞に記事が出ていたけれど、はたして・・・。
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AB (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2011-09-14 22:48 | 天王寺動物園

スナを食べるネコ?

スナドリネコである。これまた、天王寺に来たら見て、撮って帰りたい動物なのだ。
同じところでじっと動かないようでいて、時間をあけて何度かやってくるといつかは
タイミングが合う。いつもそうして、訪問時の姿を残してきた。今回も時間をかけて
行ったり来たり。とても眠いのだけど、どうも外の様子が気になる、そんな表情だ。

少し前に載せたウンピョウの時とは異なり、レンズをぴったりとガラスに密着させて
撮ることができた。もっとガラスがキレイだったら、もっとクリアーに撮れていた。
でもどういうわけか、スナドリネコはこんなふうに少しソフトなほうが、イメージに
合うような気がする。ちょっとトボけたような雰囲気があるからだ。関東の動物園で
見ることができないので、とても貴重な存在である。ちなみにこのスナドリネコは、
「漁をする」ことが名前の由来である。このことは展示場のガラスに、比較的大きな
文字で書いてあるのだが、その目の前で「ねえこのネコ、砂を食べるの?」と真顔で
聞いている人がいた。動物園でのお客さんの会話は、じっくり聞いていると面白い。
スナを食べるネコ?_b0016600_7204583.jpg

AB (7D/EF100-400mmf4.5-5.6L)
by keiji_takayama | 2011-09-10 07:20 | 天王寺動物園

カメラバッグを立てる

チャンスだ!と思った。それまで何度、様子見に来たのだろう。ウンピョウである。
関東ではズーラシアで飼育しているが、檻が厳しいこともあり、なかなか撮れない。
撮れないどころか、その姿を見られることさえ希である。だから、ガラス越しだけど
たいへん貴重な場所なのだ、天王寺は。そんな考えから、どういう形でもいいので、
レンズを向けたかったのだ。とはいえ、そうそう簡単に事は進まない。到着してから
ずっと偵察していたが、なんとも絶妙に狙いにくい場所にいた。記録として押さえる
ことは簡単だが、それじゃ絵にならない。こちらの思惑を知られているようだった。

ようやく巡ってきたチャンス。それは、ウンピョウが間近の位置でお客さんのほうを
眺めていた。でも、そこには人はいない。すぐさましゃがんでレンズを向けてみた。
ところが、である。レンズフードはガラスに対して角度がついている位置で止まる。
つまり、写り込みがあった。ファインダーを覗くと、左半分はコントラストもあって
きちんとウンピョウの姿が確認できるが、右側はガラスの反射で真っ白けであった。

こんなことでフイにするのはどうしても納得がいかないので、瞬時に体が反応する。
右膝を地面について太腿で置き台を作り、その上にカメラバッグを立てる。こうして
失われていた画面右側のコントラストを得ることができた。幸いお客さんも少なく、
時間も短く済んだので助かった。端から見たら、なんとも奇妙な光景だっただろう。

光が当たっているところとそうでないところ。闇の中から目が光るイメージなのだ。
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AB (1D MarkⅡN/EF100-400mmf4.5-5.6L)
by keiji_takayama | 2011-09-08 22:57 | 天王寺動物園

オープンクローズ

これまた久しぶりに、天王寺動物園に出掛けてきました。いつ以来だろう。たぶん、
2年近く行ってなかったと思います。往路はいつものように夜行バス。ちょっと高い
プレミアムビジネスシートにしました。カーテンで仕切られたセパレートスペース。
そこそこ快適に寝られました。なんばで降りて、そこから地下鉄に乗り換える予定。
到着時刻が8時15分ということで、1時間くらい余裕があるなと思っていました。
ところが、いざ着いてみたらなんと7時前。いくらなんでもスムーズに進みすぎだと
思ったけれど、結局は開園まで2時間時間を潰すことになりました。ふと考えたら、
動物園に開園から入るのも久々です。動物園周辺では早々に開いているお店もあり、
なんと立ち食いそば店が3軒営業しています。かけ150円 。安くてビックリです。

で、その中の1軒でカレーそばを食べたのだけど、東京のものに比べると圧倒的に、
つゆが少な目でした。「カレーとそばをよくかき混ぜて食べてください」と言われて
実際その通りにやってみたら、なかなかおいしくて完食。ちょっと大阪的な雰囲気も
楽しめました。こんな時間から開いている床屋さんもあって、ちょうど散髪したいと
思っていたのも手伝いここにも立ち寄りました。なんだか時間をうまく使えた気分。

そんなこんなで開園。1日中写真を撮ってました。休憩も多かったけれど。狙いは、
やはりトラ。ここに来るとまず見に行くのがセンイチ。多摩で2003年に生まれて、
その後天王寺に移動したことが、来訪のきっかけとなったのです。しかしこの日は 、
ずっとと室内でしたのでちょっと残念。結局はネコ科動物と、コンドルなどを撮った
だけで終わってしまいました。ブログに載せられるカットを3つは確保する、という
ノルマを課していましたが、これはなんとか果たせそうです。遠征は楽しいですね。
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AB (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2011-09-06 23:55 | 天王寺動物園

ネットで見る出演番組

mixiの日記でも触れましたが、先日出演した「BS熱中夜話」の様子がサイトに掲載
されています。BSが見られなくてもこれで大丈夫です(笑) でもダイジェストだし、
第一夜でたくさん話したシーンは丸ごとカットされてますが。写真は見られるので、
ここにいつ載せたものか調べてみるのも面白いかも。第二夜では顔がバッチリです。

でついでにこんなものも。ええ、TVチャンピオンのサイトもまだ残ってました(笑)

今日は休みですが、夕方まで外に出られません。なんと、取材を受けるんですよ〜。
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AB (30D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2009-05-12 11:20 | 天王寺動物園

電話研修

ちょうど2週間前の話。会社の指示で、ビジネスマナー研修に参加した。電話応対
スキルアップコース。基礎はできているというのが前提だ。これがやや疑問だが、
言葉遣いや話し方、ビジネス用語、クレームの対応などに磨きをかけるというのが
目的である。1日通してこのような研修を受けるのは初めてだし、とにかく寝たら
最後だと思ったので、昼食時にも何も食べないで望んだ。最初の2時間くらいは、
講師の話に耳を傾けていたのだが、やはり電話の研修ということで、後半になると
実際に電話機を使ってのやりとりになった。まず現在の状態を知ることになるが、
これは毎度言われているように、早口と滑舌の悪さを指摘された。あとは、どうも
クッション言葉を言い忘れる傾向があると。クッション言葉というのは、柔らかな
印象を与える言葉のこと。冒頭に「おそれいりますが」とか「申し訳ありません」
を付けて話したほうが良い、というわけだ。最後の事例研究では、講師がお客様に
扮してクレーム対応について学んだのだが、これがもうすごい迫力でたじたじに。
いつもの癖で「あっ違ったちょっと待った!」なんて言ってしまったものだから、
「ちょっと待ったとは何ですか!」とお客様(に扮した講師)に突っ込みを入れられ
赤っ恥をかいた(笑) とてもいい機会になったが、これをちゃんと活かさないとね。
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AB (1D Mark III/EF600mmf4L+エクステンダー1.4×)
by keiji_takayama | 2009-05-09 01:41 | 天王寺動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama