2019年 07月 27日 ( 1 )

取組は第13回。いよいよ残り3番となりました。
大相撲で言うなら「これより三役」 ということになりますね。
牧野郷(十四歳/長岡)と武雄力(九歳/山古志)の一戦です。

先に入場したのは牧野郷。後から武雄力が入ってきました。
この両牛は強烈な攻め牛。激しい闘いが予想されていたのですが。。。
取組開始直後、両牛のぶつかり合う音が聞こえてきました。
まずは牧野郷が仕掛けます。その後も右から一発。
これがどうやら、とても痛いところに当たってしまったようです。
おそらく武雄力ですが、このあと凄い鳴き声が場内に響きました。
唸り声でも威嚇する声でもなく、とても悲しそうな声でした。
場内を動き回り、柵の中から頭を突き出して訴えます。
勢子がそれを止めつつ、この時点でもう鼻を取りました。
場内はざわめいていました。松田さんの解説を待ちます。

牧野郷の右角一発。
これが武雄力の額の真ん中、痛いところに当たりました。
このクラスの牛同士になると、一撃一撃が相手に強烈な攻撃となります。
(この間もずっと、武雄力は切ない叫び声を挙げていました。)
今日は自分の力が全く出せず、面白くなくて仕方ない状態なのです。
そのまま引き上げとなりました。
組んでから離れて鼻を取られるまでは2分ほど。短い取組になりました。

《写真の密着》
撮影時間が短かったので、全体で20数カットしか残せませんでした。
ホントにあっという間の展開でしたので、その瞬間はどうだったのかと
見てみましたが、角度も厳しかったようで、撮れていませんでした。
逆側から撮っていたら、その瞬間を捉えることができたかもしれません。
そもそも、毛の色が同じなので識別もなかなか難しいものがあります。
なんとなく区別はつくのだけど、断言できるだけの理由がない。。。
途中、睨み合ってぶつかって、という一連の流れはあるのだけど。
よく格闘技などで、たまたま運悪く膝が当たってしまい、レフェリーが
TKOの裁定をすることがあります。選手はまだやれると思っているし、
たまったもんじゃありません。納得がいかず、抗議することになります。
武雄力にとっては、これと似たような感情があったのでしょうか。
機会がもしあったら、この取組はリベンジ戦としてまた見たいですね。
ただし、武雄力の気持ち次第ということになりそうです。
まだ九歳ですし、これからがあります。また元気な姿を見たいです。

※記事を作成するにあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
7/14 山古志闘牛 牧野郷-武雄力_b0016600_113100.jpg

↑両牛が角を絡めて向き合っているのはこのカットだけでした。。。
7/14 山古志闘牛 牧野郷-武雄力_b0016600_12532.jpg

↑組む直前の両牛です。やる気もあって、長い取組になると思っていたのですが。
7/14 山古志闘牛 牧野郷-武雄力_b0016600_131280.jpg

↑当たっているとして、向こう側からだとしっかり確認できたと思います。
7/14 山古志闘牛 牧野郷-武雄力_b0016600_145155.jpg

↑こちらは後ろの角度になりました。かなり低く頭を下げていますね。
7/14 山古志闘牛 牧野郷-武雄力_b0016600_17229.jpg

↑手前が武雄力、なんでしょうか。ちょっとやりにくそうですね。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-07-27 01:08 | 山古志闘牛場

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama