2017年 03月 23日 ( 1 )

シマウマのおかげ

多摩動物公園にやってきて、最初にカメラを向けたのはアフリカゾウ。
MFレンズを使って、モニターでピントを合わせる撮影は久々だった。
そんなことは意識しなかったのだが、最初に数カット撮影した段階では
手応えが全くなかった。撮影した写真を確認しても 、「なんだこりゃ」
としか思えない。「これは相当苦労することになるぞ」そう感じていた。

続いて撮影したのはシマウマだ。キリンを撮りたかったが、姿がない。
オリックスは遠くて厳しかった。先を急ごうとして、傍らに佇んでいた
シマウマを見つけたのだった。この距離ならなんとか撮れると感じて、
モニターの画面を覗いてみる。しかし、撮り始めの4カットは惨憺たる
出来であった。まず、ピントがどこにも合っていない。いったいなぜ、
この状況でシャッターを切ったのか。そう叱りたくなるほど酷いのだ。
そこからようやく、マトモになってくる。露出もいくつか設定を変え、
とりあえず載せられそうなカットが撮れた。ここからようやく、調子に
乗ることができた。確かに厳しかったけれど、とても楽しかったのだ。

雨はそれなりに激しく降っていた。画面後方にもそれが写り込んでいる。
ただし、タクマーレンズの凄さを今回は知ることになった。今さらながら
よく写るのにはビックリした。ピントの芯もハッキリしているし、発色も
なかなか好みである。もうかなり古いのだが、それでも頑張ってくれた。
ただし、やはりこれは致し方ないだろう。色収差はかなり目立っている。
このくらいの大きさに縮小するとそうでもなくなるけど、大きくすると、
画面上にハッキリと見えてしまう。さすがに展示向けのカットではない。

とはいえ黒もなかなか締まっているし、雰囲気が悪いとは思わなかった。
いずれ書くつもりでいるが、このレンズは50年以上前のモデルである。
それだけ古くても、まだまだ頑張れるのだ。きっとモノクロが合うだろう。
シマウマのおかげ_b0016600_727228.jpg

(E-PL5/スーパータクマー200mmF4)
by keiji_takayama | 2017-03-23 07:27 | 多摩動物公園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama