2016年 07月 25日 ( 1 )

夏休みラジオ体操

子供の頃、夏休みに入ってまず最初にしたことはラジオ体操である。
7月21日から30日までの10日間、近くにある神社で行われていた。
スタートは6時半だったから、その時点で早起きをしなければならない。

眠かったかどうかは覚えていないが、受付でスタンプを押してもらう。
階段を上ると目の前がパッと開けた。境内の厳かな雰囲気の中に入る。
軽やかな音楽が流れていた。人はあまりいなくて、それぞれ寛いでいる。
そう、なぜか不思議だが、いつもスタートよりけっこう早く着いていた。
理由はこの音楽が聞きたかったから、かもしれない。耳に心地良かった。
しばらくすると人が集まり始め、ラジオ番組の放送開始である。
「ラジオ体操の歌」を皆で歌い、第1、第2と続けて一気に体操をした。
第1は小学校などでも割とやっていたので馴染みがあるが、第2となると
そうそう行う機会がない。とても新鮮で、こちらのほうが好きだった。
いつもなら、そこまで終ると解散になる。ところが、たまに抽選会とか
アイスのおみやげなどが配られる事があった。これはワクワクものだ。

いつだったか、どうしてもスタンプ帳の「1」が取りたくて、いつもより
とても早く向かって見事獲得したことがあった。目的がハッキリすると
それに対して猛進するところは、今でもあまり変わっていないようだ。

中学に入っても参加していたように思うのだけど、高校に入った頃から
すっかり行かなくなってしまった。仕事帰りの夜に通りかかり、案内の
看板が立ててあると「ああ、もうそんな季節だな」と感じてはいたが。
このラジオ体操、今でもやっているのだろうか。
ネットのニュースを見ていたら、こうした所謂「夏の風物詩」が少なく
なっているという記事が載っていた。なくなってしまったのなら残念。

石の階段を上がって視界が明るくなり、そこに流れていたあの曲。
もう40年近く前のことなのに、今でもそこだけハッキリ覚えている。
歌詞の一節とメロディーを口ずさむこともできる。
あれはなんという曲だったのだろう。以前ネットで調べたこともあるが、
結局わからなかった。かつての思い出だが、それでも大切にしている。

写真はあくび中の雌ライオン。画面で撮りたい相手の姿が大きく変わる。
口を広げると顔がフレームアウトしてしまうからだ。切れるギリギリで、
シャッターオン。ちなみに、2回押した。確実性を重視したほうがよい。
夏休みラジオ体操_b0016600_645183.jpg

(7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2016-07-25 06:45 | かみね動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama