2016年 07月 19日 ( 1 )

しずかと静香

ハシビロコウである。千葉ではここのところ随分ご無沙汰であった。
日差しはさほどでもなかったが、どうにも蒸し暑い。
ハシビロコウが何かするまで待つか、暑さに負けるか、そんなことを考えた。
最初は下を向いていた。嘴をちょっとだけ開いて、しんどそうである。
ハアハア荒く息をしているわけではないけど、辛そうに見えることもあった。

傍らにはネームプレートが掲げられている。「しずか」と書かれていた。
この名前を目にしてまず頭に浮かぶのは、工藤静香である。
かつてはおニャン子クラブの一員で、会員番号は38番だった。
「会員番号の唄」では、
「いつもどこでも賑やかに騒いでいるけど、私の名前は静香です」が歌詞で、
そのあとに「名は体を表さず」と掛け声が入っている。
まさかそれが名前の由来ではあるまい。もう1羽の名は「じっと」なので、
動かないというイメージから「じっとしずか」なんだろうと思っていた。

やがて、少しばかり陽が差し込んできた。
暑いけれど、それでも避暑になるであろう場所にいたつもりが、なんと
直射日光が降り注ぐことになってしまったのだ。すると、変化が起きた。
嘴を開けて、くわっと何か主張するかのように強い表情を見せたのだった。
「暑いわよいい加減にして ! 」という主張なんだろうか。ちなみに雌である。
動かずおとなしてくしているという印象が強いハシビロコウだけど、
このような意志のある表情も楽しむことができる。工藤静香とは逆で、
いつも静かにしているけど、たまには賑やかなこともある、感じかな。
しずかと静香_b0016600_7384966.jpg

(7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2016-07-19 07:39 | 千葉市動物公園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama