2014年 01月 17日 ( 1 )

忍び寄るD600

D700といえば、ニコンを代表するフルサイズ一眼レフの1つである。既に
絶版となっているものの、後継機のD800があまりの高画素であるが故に、
かえってその使いやすさ、バランスの良さが注目されているようだ。一時は
中古相場も順調に値落ち 、10万円以下の個体が出て来ることもあったが、
安くなって流通量が減り、反発して値上がりに転じてしまった。これ以後は
高い水準での横這いが続いている。並品でも、11万5500円なのである。
発売されたのは2008年の7月だから 、5年落ちだ 。それよりも3年ほど
早く発売されたキヤノンEOS5Dは、現在の相場で5万9850円。こちらは
かなり安くなってきた。もちろん、3年の差があるし5Dは2世代前の機種
ということもあるけど、ここまで相場を維持しているのはさすがだと思う。

一方、D610の登場により早くも絶版の仲間入りになってしまったD600。
短命に終わった不運なモデルである。これの中古は12万750円 。つまり
5250円しか差がないのだ。これだと、けっこう迷うのではないだろうか。
D700に忍び寄るD600、という図式になる。どちらを選ぶのかは完全に、
好き嫌いで分かれるだろう。重いか軽いか、画素が多いか少ないか、などと
いくつか選択肢が存在している。ちなみに、この両者ではまず間違いなく、
D700を選ぶだろう。理由はカメラに対してある程度の重さを求めること、
そしてフルサイズ1200万画素というスペックは、前に所有していたD3と
同じだからである。とはいえ、どちらが買い得かという話になれば、年式が
新しいD600に分がありそうではあるが。中古相場は、奥が深いのである。

この記事を書いたのは1月13日のことだった。そこで最終確認を取ったら
なんと数日前にD600の相場が落ちている。並品で11万5500円だった。
つまり、D700に忍び寄るどころか並んでしまった。この先どうなるのか、
注目していきたい。逆転現象が起きD700のほうが高くなる可能性もある。

写真はブラッザグエノンの赤ちゃん。親の目を気にしてつまみ食いしてる ?
b0016600_834679.jpg

AB (GX7/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2014-01-17 08:04 | 上野動物園 | Comments(0)

日頃は都内中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園で撮影活動。動物たちの表情を追い続け13年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama