2013年 08月 16日 ( 1 )

閉園間際の19時50分。警備員がそのことを大きな声で伝えていた。
西園の売店で休んでいたのだが、ハシビロコウ舍にちょっとした用事があり、
帰る前に一度様子を見に行くことにした。あとは帰るだけだから、カメラは
すでに方付けてバッグの中に入れている。いざ着いてみたら、驚きの光景が。

残業を終えたハシビロコウが、室内に戻っていくところだった。
ちょうど出入り口のところに止まっている。
それがシルエットになっていて、とてつもなく絵になっていたのである。
間に合うかなと思うより先に、慌ててカメラをセッティングしていた。
構えて何カットかシャッターを切ってみる。イチかバチかだった。
その前に夜行性動物を撮っていたので、ISO感度は4000に上げていた。
結果的にはそれが功を奏し、何とか形にすることができた。ラッキー。

シルエットなのも初めてのシチュエーションだったが、なんとハシビロコウの
姿が水面に映り込んでいた。ツアーで逆さ富士の撮影をしたことはあるけど、
逆さハシビロコウは、これまた初めて見るシーン。とてもカッコ良かった。
撮影した段階から、これはここに載せるべきではないかと考えていた。
写真としては当然別館行きなのだが、このシーンが感動的だったからだ。

結局1日考えた末に、撮影時に抱いた感情を優先することにした。
今年は動物園写真をあまり撮っていないが、まだ運には見放されていないようだ。
シルエット・ハシビロコウ_b0016600_22431774.jpg

AB (OM-D E-M5/ルミックスGバリオ14-140mmf4-5.8)
by keiji_takayama | 2013-08-16 22:43 | 上野動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama