2013年 03月 28日 ( 1 )

専門店の強み

よく店頭でお客さんから問い合わせを受けるのが、「AとBどっちがいいですか?」
という内容である 。AとBに当てはまるキーワードで多いものの1つがタムロン 、
シグマであり、両社の人気が伺えるのだ。これらの機材を同一条件できちんと試す
という経験はなかなか少ない。たいていは個人的感覚で答えることになる 。例えば
これが「どっちの方が売れてますか」だとしたら、回答の自信度も増すと思うけど。

で、どちらを選ぶかでお客さんが悩むケースを1つ。キヤノンEF300mmf4LISと、
EF400mmf5.6である。この2つについては何度かお客さんと話をしたことがある。
両方とも使ったことがあるので個人的な感想を加えた回答例を出せる。それを採用
して購入していただいたこともあるし、そこそこ役に立っているのだと思っている。

・発売は300mmのほうが97年3月、400mmは93年5月である。
・300mmはIS、つまり手ブレ補正が内蔵されているが、400mmにはない。
・新品参考価格は300mmが¥138,000、400mmは¥135,800である。
・中古相場は並品で、300mmが¥84,000、400mmは¥99,750となる。

とまあこうした情報に加え、個人的な感想を追加してお客さんと会話をするのだ。
野鳥撮影では400mmのほうが人気が高い。それは、やはり焦点距離によるものが
あると思うのだが、三脚に固定して撮影することが多いので、ブレ補正がなくても
さほど困らないのだろう。個人的な感想では色乗りで300、シャープさを重視なら
400かなというところだ。ただし、手持ちや一脚を使うのが前提だと、400はやや
操作性に難がある。これが理由で、購入したものの長く使わなかった。最終的には
お客さんの判断になるが、こういう質問に回答を出せるのは専門店の強みだと思う。
専門店の強み_b0016600_20224387.jpg

AB− (1D MarkⅢ/NewFD400mmf2.8L)
by keiji_takayama | 2013-03-28 20:23 | 掛川花鳥園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama