2013年 02月 15日 ( 1 )

逆転現象

カメラの世界ではあまり見られないのが逆転現象。旧型が現行品よりも相場が高く
なっている状況を指す。かつてはニコンF2とF3 、キヤノンF-1とNewF-1など
そうした展開になっていた機種もあったが、デジタルカメラではまず発生しないと
思っていた。ところが、である。最近気付いたのだが、この現象が発生していた。

キヤノンEOS-1Dといえば、2001年12月に発売された、デジタル最上位機種だ。
フィルム時代からのフラッグシップであるEOS-1の 、性能やデザインを踏襲した
モデルであった。搭載されるセンサーは448万画素のCCDである。この次に出た
EOS-1DMarkⅡから、CCDではなくCMOSが採用された。画素は820万である。
このCCDというキーワードがどうやらカギのようだ。 高感度はもう話にならない
レベルだと思うのだが 、CCDセンサーが作り出す絵を好むユーザーが一定数以上
いるようで、現在でもそこそこ人気があるのだ。気になる価格だが、1Dは並品で
¥59,850。2004年4月に発売されたMarkⅡは、¥45,150である。ということは、
1Dのほうが¥14,700ほど高いのだ。まさに逆転現象が起きていることになる。

1D MarkIIに使われている映像エンジン、DIGIC IIは、搭載されているカメラでは
ほとんど所有してきた。画素とのバランスが良くて、とても好きだったからだ。
30Dもそうだった。なので、この展開はちょっと残念ではある。1Dには興味が
あることはあるが、さすがにもうスタイルには合わないだろう。もっと安くて、
買いやすい水準にまで落ちたなら、どんなものなのか試してみたい気はするが。
逆転現象_b0016600_21552100.jpg

AB (50D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2013-02-15 21:06 | 多摩動物公園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama