2013年 02月 06日 ( 1 )

見なくなったD3

ニコンD3といえば、1つ前のフラッグシップモデルである。2007年11月発売。
つまりは、まだ5年しか経過していない。それでも、競争が凄まじいデジタルでは
あっという間に旧型となってしまうのだ。フィルムの頃は、メーカーが最上位機の
立場を明確にしていた 。「10年はトップの座に君臨させる」という公約を掲げて
登場したカメラもある。そして、ニコンF3が登場したあとのF2のように、中古の
相場が安定して長く人気を保ち、中古市場活性化に一役買うという側面があった。

ところが、デジタルになってこれが大きく変わる。旧モデルは、その性能とは全く
関係のないところでアッという間に値が下がってしまう。デジタルカメラは家電、
と言い切るユーザーが増えているのも否めないところだ。D3も例外ではないが 、
この状況は欲しい人にとってはまさに大歓迎というところ。かつて所有していたが
とてもいいカメラだと思った。現在の高感度競争のブームを作ったモデルである。
初めて使ったときは上野動物園の夜行性獣舎で撮ったのだが、この時は感動という
表現以外に言葉が出なかったものである。不可能を可能にしたカメラだと感じた。
それが理由で後に購入、しばらく使っていた。手放したのには理由もあるのだが、
重いカメラが好きな身には適度なバランスが保てるし、今でも好きな1台である。

さて、このD3。以前中古D700が人気だという話を書いたが 、同じ立場なのだ。
シリーズとしてD3SやD3Xも含めてだが、とても人気があって品薄 。出てきても
早いタイミングで売れてしまうようである。それもそのはず、価格が安くなった。
新品同様でも¥157,500、並品¥152,250、使用感があると¥114,450となる。
性能を考えればまだ十分に活躍してくれるであろう。所有することに誇りを持てる
カメラは数少なくなったが、D3ならその点もクリアー 。ちなみに、バッファ増設
されているものは概ね¥42,000前後高くなる。じっくり探したいカメラである。
見なくなったD3_b0016600_9523777.jpg

AB− (50D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2013-02-06 09:53 | 多摩動物公園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama