2013年 01月 30日 ( 2 )

山形県は動物園のない県である。細かいことを言うと、テーマパーク内にあって
ミニ動物園などという名称が付いている場所はあるのだが。水族館が1つだけ、
というちょっと残念なところなのだ。ところが、もう遥か昔のことになるのだが
この県にも動物園と呼ばれる施設があった。まぁ内容は今とそんなに変わらず、
大きなテーマパークの中にあった、というものだが。ひょんなことから知ったが
職場にいる山形出身の同僚に聞いても、その存在は知らないということだった。

無理もないだろう。この施設は「山形ハワイドリームランド」という。1967年
から1971年までの、たった5年間しか営業していなかったのだ。1967年は、
昭和42年。学年ではまさに同級生が誕生した年である 。黒川紀章氏の設計だ。
建物は細胞をイメージしたという。従って、直線がほとんどない不定形だった。
しかもここ、動物園だけではなく水族館、プール、温泉、遊具なども揃っていて
まさに大レジャーランドである。当時は1ドル約360円 。ハワイに行くことは
よほどの金持ちでもない限り不可能であった。そこで、例えばそれが実際と違う
ものだったとしても、「ハワイ」の雰囲気を楽しみたいという庶民の願望が強く
ハワイの名を冠したリゾート施設が姿を現していた、その1つであろう。しかし
競争に敗れるような形で集客が少なくなっていった。そして、経営が傾いたとき
大事件が起きた。飼育動物を、飼育係が園内で射殺処分したのだ。理由は餌代が
捻出できなかったからだという。この一件は事件になり、世間の非難を浴びた。

経営負担を軽くしようとした行為で客を失ってしまうという結果になり、これも
きっかけになって閉鎖。1971年のことだ。経営母体は大赤字だったと思うが、
現在ではこの建物は跡形もない。逆に今日まで続いていれば、動物園と水族館が
一緒になっている、ということでそれなりの注目を集めたはずだ。それにしても
驚いたものである。もし残っていたら、かなり貴重な廃墟だったかもしれない。
山形ハワイドリームランド_b0016600_23221016.jpg

AB+ (50D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2013-01-30 23:22 | 多摩動物公園

気になる3台

ここのところ、目立って売れている中古カメラがある。それはEOS5DMarkⅡだ。
つい先日までは、7Dと並んで在庫が豊富に揃っていた。程度もまちまちなので、
価格でも状態でも、拘って探し出すことが出来た。しかし 、ここ最近よく売れて
豊富とは言い切れなくなってきた。理由はいくつか考えられるのだが、やっぱり
最たるものは価格だろう。以前よりもさらに安くなったのである。この機会にと
kissから買い替えたりするケースもあり、フルサイズへの憧れは根強いと思う。

ちなみに価格を見てみよう。新品同様が¥105,000まで落ちている 。性能では
十分なスペックを持っており、まだまだ活躍の場はたくさんあるだろう。並品で
¥101,850、使用感が大きいと¥76,650である。もう10万円を下回るのは、
時間の問題といえる水準だ。これだけ安くなれば、かなり買いやすいといえる。
現行の5DMarkⅢは新品同様品が¥255,150である 。つまりは15万円以上も
差があるわけで、それならという決断がしやすくなったのだろう。今後ますます
目が離せない存在だ。中古カメラ市場の中心は、フルサイズに移行しつつある。

一方、APS-Cでは2つの「セブン」に注目したい。発売されて1年が経過した
NEX-7と、EOS7Dである。ともにAPSシリーズではトップの位置に君臨する。
しかし、これも宿命なのかジリジリ値落ちしているのだ。NEX-7は新品同様が
¥56,700で買えるようになった。使用感があれば¥40,950である。NEX-6の
登場によってやや影が薄くなってしまったようなイメージがあり、そんなことも
安くなってきた要因か。そしてEOS7D。こちらも順調に値を下げていて、相場の
ボリュームゾーンは5万円台になってきた 。新品同様でも6万900円である。

ここまで安くなってくると、手放したとはいえ見過ごせない。これは困ったぞ。
気になる3台_b0016600_22155782.jpg

AB (50D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2013-01-30 22:16 | 千葉市動物公園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama