2011年 06月 29日 ( 1 )

ヤマちゃんと400mm

王子では70-300mmのほかに、古い400mmも持って行った。その目的がトラだ。
ユキヒョウなどは近くで撮れるけど 、トラは遠くでじっとしていることが多いため、
なるべく135換算焦点距離を長く保ちたかったからである。フォーサーズを使って、
800mmにするのが構図的にベストであると確信していた 。レンズの解像度が低い、
という大きなリスクはあったものの、試すには絶好の機会だと考えていたのである。

後から聞いた話だが、ここのトラは2頭が交代で外に出る。そして午前中に見られる
♀のトラがとても美形であるということだった。なるほど写真で見てみると、確かに
あどけない顔つきをしている。数年前まで東武動物公園にいたというのだが、これは
全く記憶がなかった。名前はヤマちゃん。そんなわけで、このトラをどうしても撮影
したかった。開園とほぼ同時に入り、トラ舎に向かう。すると手前のほうをウロウロ
歩いていた。ここはまず様子見だ。しばらく別のところに行って再び戻ってくると、
期待していた場所にどっかり腰を落とし、くつろいでいた。これはチャンスだ。少し
急いでレンズをセット、ファインダーを覗くと。イメージしていた通りの大きさだ。
とはいえ、レンズの性能が追いつかず、ピント合わせに難航する。なんとか見られて
このくらいであった。どうもソフトフィルターを使った感じで、ふわりと柔らかい。

このレンズの口径は77mmであった。そこで400mmf5.6で口径が72mmくらい、
EDなどの低分散ガラスを使っているレンズで再チャレンジしてみたくなった。これに
当て嵌まるレンズはニコン、シグマくらいのものであり、入手はかなり難しそうだ。
口径が大きいとピントが合わないので、できるだけ小さいレンズで挑む必要がある。
さすがにこのままではちょっと残念なので、また機会を見つけて挑戦するつもりだ。
ヤマちゃんと400mm_b0016600_1401371.jpg

AB− (E-3/オートヤシノン400mmf5.6)
by keiji_takayama | 2011-06-29 01:39 | 王子動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama