超望遠域がたいへん身近になったことだと思っています。
いわゆるデジスコもそうですが、一眼レフタイプのデジカメを使うと
手持ちのレンズがそのまま1.6倍(135mm換算)になるのです。
しかも絞りはそのままなので、これはとても嬉しい展開。
300mmのレンズを装着すると、それがそのまま480mmの画角に
なるわけです。これは動物撮影における、強い武器になります。
かつてフィルムカメラ時代は夢の域だった1000mmの世界も、
身近になってきました。このカットの焦点距離は1,344mm相当です。
小さなミーアキャットの顔も、随分と大きく見えますね。
(ただし、それがいいかどうかは別問題ですが・・・)
こうやって気軽に(って言ったら失礼かな)動物のきれいな写真を見せていただけるのもデジカメ+ネット時代のおかげだなーと思います。
私ならこのシーン、マクロで押さえます。
なんかアプローチの仕方が対極で結構楽しいっすね♪
しかし、この距離でこのピント・・どれだけ絞ったのですか?
そうですね、昔(というと語弊があるけど)は撮影した写真を
見ることができるのは、圧倒的に紙メディアが中心で、
しかも職業として写真を撮っている人によるところが大半でした。
それが今では、携帯カメラの人気もあって国民総カメラマンの
ような状況になっています。いろんな感性が世に放たれている
ようで、刺激になる写真を見ることが多くなりました。
断言してしまうけど、このカットはマクロでは絶対に撮れません。
もちろん「このシチュエーションで」という意味だけど。
何故なら、この場所には客側と放飼場との間に境があるためです。
もちろん「触れ合いコーナー」だったらそんなことはないけれど。
マクロで動物、というのもチャンスがあれば面白いかもなぁ。
で、絞りですが、開放ですよ。
前に言わなかったっけ?大口径レンズ使うのに絞ったら意味が
ないと考えて、というか昔からの癖で開放以外使いません。
友人の中には、500/4.5Lの絞り羽取っ払って使っていた
奴もいるくらいでしたし。それに2つテレコンつけるくらいまでは
頻繁にやってたので、開放以外の選択肢って持ってないのです。
いわゆる、なんとかの一つ覚えってやつですね(笑)