切ない寝顔

昨年多摩動物公園で誕生したヨーロッパオオカミの子どもたち。大きくなり、
12月にはオス1頭とメス2頭が浜松にやってきたのです。ところが、環境に
馴染めなかったのか、今年1月になってオス1頭とメス1頭が死亡しました。
それを知ったのはかなり後になってのこと。気になるので様子を見てみると、
隅のほうで丸まって小さくなっていました。オオカミというと比較的知られた
動物なので、お客さん、特にチビッ子には人気があります。オオカミ!という
大きな声が聞こえると、そちらに鋭く視線を向けることもありますが、すぐに
元の状態に戻ってしまいます。そのうちに、まるで泣き疲れた子どものように、
目を閉じてしまいました。でも落ち着けるはずもなく、時折目を開けています。
みんなで元気に走っていた頃を思い出そうとしているのでしょうか。ちょっと
切ない寝顔です。飼育係さんも何とか元気を出してほしいと、檻の周りを走り、
気を引こうとしていました。この思いが通じて、いつか元気になりますように。
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(20D/EF600mmf4L+エクステンダー1.4×)
by keiji_takayama | 2006-05-06 02:06 | 浜松市動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama