撮影しよう、というのが最大の目標でした。室内はさほど大きいとはいえず、
苦戦は必至の状態ですが、「ここに来てくれればいいな」という場所を決め、
狙いを定めることにしました。ゴシキドリの名前は「五色鳥」を指すそうで、
頭や首に様々な色があることに由来しています。でも、やっぱり目立つのは
嘴の下のほうから伸びているヒゲ。これが愛嬌のある姿を演出しています。
いよいよ撮影開始。でもなかなか狙っている場所にはやってきてくれません。
そうかと思うと、隣ではみなさん何かにカメラを向けて、お尻を突き出して
熱心に撮影しています。何だろうと思いひょいと見たのが、アカショウビン。
それが昨日の写真です。目線を戻すと、あの位置にゴシキドリが!でも遅し。
その後一時間以上粘って、ようやく撮れたカットです。シャッターも遅く、
ブレとの戦いでもありましたが、何とか撮れました。ちよっと得意気でしょ。
(20D/EF300mmf2.8L+エクステンダー2×)
本命はこちらでしたか!難しそうな色合いしてますねぇ・・・
姿全体像を見るとどことなくユーモラスでさえ
あるような感じなんですが、この拡大部分だけ
見ると貫禄ありますよね。嘴の模様がくっきりと出ていて
美しいですね。難しい色の組み合わせのはずなんですが
妙にきっちりとまとまっているあたりは、さすがに
自然の妙、という感じでしょうか。
以前のスミレコンゴウインコやフラミンゴを
拝見した際にも感じたんですが
keijiさんは羽毛のふんわり感というか、重量感というか、
1本1本を綺麗に捉えますよね。毛流れを追っていて
はっ!と気が付くと10分くらいたってる、ということが
ままあります(笑)。
あっ、こちらを拝見して真っ先に感じたのが
スタンダール(爆)。『赤と黒』・・・ベタでスミマセン・・
粘り勝ちですね!おつかれさまでした(*^-^)。
素晴らしい写真です。
やわらかそうですね。カラフルだなあ。
この日の本命が、このヒゲゴシキドリでした。色合いがとても
美しいことと、このヒゲです。以前冊子で見たときから、一度は
撮影してみたいなぁと考えていました。実は最初は、ズームを
使って近くから狙ったんです。でもこれだと意図していた絵とは
ほど遠い写真しか撮れないので、イチかバチかで狙いました。
羽毛のふんわり感はですね、例えばトラやライオンでもそうですが、
毛の質感とかを出したいために、それを実現できるレンズを使用、
選択しているんです。これは機材に対して、拘っている部分です。
パッと見たときのイメージはまさに『赤と黒』ですよね (*^_^*)
この場所で600mm構えている人もそう多くないでしょうから、
粘って正解だったと思います。写真的には大したことはないけれど、
この場所に出掛けたことのある人なら、その価値を解ってもらえる
のではないかなぁ・・・。楽しんでもらえると、とても嬉しいです。
こちらはハーレー乗ってるおじさんの雰囲気(あくまでおじさんです)。
なんともワイルドな姿ですね。
あはは、相変わらず上手な例えですね。ホント羨ましいです。
ハーレー乗ってるおじさんに似合うのは、髭とサングラスかな。
この場合、絶対に「おじさん」なんですよね。姿をこうして
クメーズアップするとワイルドなのですが、実際の姿は小さく
愛嬌があるんですよ。仲良く並んでいることが多いのです。
クッキーモンスターの仲間みたいです!昨日ツチブタさんを見たくて、上野に行く予定を
してましたので、タイムリーなこの鳥達も良く見てきました。種類によっては、
ガラス越しですよね??なんてすごいんだぁ!と痛感です。
ISOはどうしているのでしょうか??ファインダーに入ってきたら早く良いポーズを
してくれないと、窒息してしまいそうな気持ち。。
あはは。セサミストリートといえば、名前は知らないんだけど
黄色い鳥に似ていると以前言われたことがあるんですよ。確かに
そんな雰囲気がありますね。上野、お出掛けでしたか。ここ最近の
寒さで入場者が激減している、という報道があったらしいです。
ツチブタは元気だったかな。最近そういえば見ていない気がします。
ヒゲゴシキドリはガラス越しです。蛍光灯の反射をできるだけ受けない
位置を探しに探して、ポジションを決めているのです。これに一番時間を
費やすのですが、今回は撮れるまでも長かったです(笑) 諦めずに粘った
のがよかったのかな。ちなみにISOは800。f5.6、1/50で撮影してます。
ほぼ陽が当たっていても、わずかにある木の枝や柱の影から撮ったりしていますが、
室内のガラスにもどこか良い場所が有るのですね。それと鳥が止まれる、
少しでも明るい場所を見つけておく事なのですね。
でも、ISO800でこんなにキレイな発色になるのはCanonの特徴でしょうか?
1/50なのに、ぶれてないkeijiさんは、いつもながら凄いです。目のキラキラが
バッチリですから。ISは有りですよね??
場所を選びさえすれば、あとは何とかなると思うんですよ。
カメラの性能を考えると、写真を撮るという行為自体について、
難易度はどんどん下がっていると思います。あとはその前の段階。
背景やシチュエーションなど、絵としてどうするかということ、
つまり場所探しではないかと思います。全くない、というケースは
むしろ少なくて、絶対にどこかあるはずなんです。それを見つける
ことができるか、楽しみながらちょこちょこ移動したりしています。
キヤノンの20Dは、ISO800の描写が10Dに比べて良くなりました。
暗い場所では躊躇なく上げています。さすがに1600は厳しいけど。
ISですか?ウチのレンズは、そこまで新しいものはないんですよ。
300mmも600mmも、ISなど付いてません。というか付いていたら
買えないですね。600mmは平成2年式ですから、かなり古いです。
当然デジタル向けの設計ではないので、よくあるデジタル写真特有の
シャープさ(悪く言うとザラザラ感)がほとんどないのが特徴です。
パッと見は銀塩に近いと思います。それも意図してのことなのです。