第七回:PHOENIX(十歳/長岡)-庵(七歳/釜ヶ島)
この一番、本当はもう少し後ろで出てきてもいい両牛です。
本日は時間の都合でこの順番になりました。
今年は春から、素晴らしい取組を見せてくれています。
PHOENIXという名前は、長岡まつり花火からの命名です。
対する庵。オーナー一家で大切にしている牛です。
北海道からやってきたPHOENIX。
来た時は小さな牛でしたが、大きく育ってくれました。
先にPHOENIXが入りました。
大きな声を出し、お子さんも大喜びです。
大きな牛にも向かって行く、根性のある牛です。
さぁそして庵も入りました。
どう声を出して、先輩のPHOENIXを威嚇しています。
ゲートが閉まりました。
「はいっ!」「はいいけっ!」早くも声が飛びます。
「がんばれ〜」こちらは庵応援団の声援です。
「いおりがんばれ〜」
まずはPHOENIXが先制攻撃を仕掛けました。
「がんばれ〜っ!」「はいいけっ!」
勢子さんと応援団の声が競い合っているかのようです。
PHOENIXが積極的に仕掛けます。
お互い横に伸びた角。
PHOENIXはうまく鼻を使い、庵の顔を掬い上げて、
そこから飛び込もうかという攻めを何度か見せます。
これに対して庵。
頭を下げて、PHOENIXの攻撃をしっかりと守ります。
そして、PHOENIXの隙を狙っています。
「がんばれ〜!」応援団の声援も、全く途切れません。
庵が角を掛けようとしたところ、PHOENIXが鼻を使う。
そして庵の顔を掬い上げる。
庵はじっくりと、自分の角でPHOENIXの角を掛けたい。
しかし掛けようとする瞬間に、PHOENIXは鼻を使う。
そして、庵の顔を下から掬い上げて出ようとします。
庵、考える。「どうやって仕掛けよう。。。」
「いおりがんばれぇ!」声援が後押しします。
先輩のPHOENIX、自分の闘い方を庵にしっかり見せています。
今度は庵が馬力で、前に出ようとします。
「よしたーい」の声が闘牛場に響き渡ります。
両牛の「グゥ〜、グゥ〜」という息遣いが聞こえてきます。
力が入っています。
PHOENIXが仕掛けたところ、庵が入って行く!
これをまたPHOENIXがうまく受け止める!
「いおりがんばれぇ!!」
さぁそして勢子の皆さんが動き始めた!
足に綱を掛け、鼻を取りました。
見事な引き分けです。
いつものように、団長も立派に庵の引き回し。
庵、PHOENIXの順に引き上げました。
総カット:166
実況&解説:松田さん(山古志闘牛会)
実況アシスタント:樺沢さん















(1D X MarkII /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)

