5月26日、2024年2回目の闘牛です。
今回は、「全国闘牛サミットin長岡記念大会」として開催されました。
今年で闘牛を見に行き始めて7年になりますが、初の参加です。
まずは「闘牛サミット」について、書いておきましょう。
正式名称は「全国闘牛サミット協議会」になります。
1998年、島根県隠岐郡の提唱により始まりました。
全国で闘牛開催県は6つありますが、市町村も含めて年一回、
持ち回り方式によって開かれます。事務局は岩手県久慈市。
伝統文化を継承するこれらの関係者が一同に会し、共通する
課題などの共有、解決、相互連携を深めることが目的です。
長岡での開催は、2014年以来になります。
当日は午前9時から、アオーレ長岡議場にてサミット総会。
宣言のあと、予算や事業計画案、各地域の取り組みが紹介され、
6県9市町から50人近い闘牛関係者が集まりました。
前日の夜には、開催を祝って花火の打ち上げもありました。
午後からは記念大会を開催。
このために他県からやってきた牛も登場、入場は地域の方式で
行われるなど、ふだんは見られないどころか、初めてづくし。
それぞれの地域名が入った法被を着ている人がたくさんで、
それを見ているだけでも楽しくなるというものです。
また、各地域のお菓子や飲み物なども販売され、盛り上げに
一役買っていました。パンフレットも豪華なつくりです。
12時からオープニングセレモニーが開催されました。
・能登など被災地・被災者に対して黙祷
・国家斉唱&ジュピター歌唱
(東京パラリンピックで国歌斉唱された佐藤ひらりさん)
・来賓からのあいさつ
・功労者&功労牛の表彰
(功労牛は柿乃花ゴールド。金色の主綱が贈られました。)
・角突き女子部の紹介
これを書いているのは10月22日ですが、サミット以降、
小千谷闘牛との交流が盛んになりました。小千谷の勢子さんが
山古志にやってきたり、牛が出場したり。見ている側にとっても
新しい試みを目にする事が出来て、思い出深い大会になりました。
それではいつものように、全取組を紹介していきましょう。