過去と現在を行き来しています。今日は5月27日。
先に書いてしまいますが、昨日は山古志でした。
牛の角突きは、「全国闘牛サミットin長岡記念大会」
として、大盛り上がりで開催されました。
初めての参加でしたが、まず天気が素晴らしかった。
暑いはずが、風が心地よくてとても清々しい。
最初の国歌斉唱とジュピターから感動ものでした。
そして、全国の闘牛開催地から駆けつけた皆さん。
それぞれ地域の法被を着ていて、これにも牛の絵が。
これを見ているだけでも楽しめるというものです。
徳之島からやってきた牛は、入退場時もそのスタイル。
これがとても斬新で、見入ってしまいました。
取組は13番。熱戦が繰り広げられました。
小千谷闘牛の勢子さんたちと協力して牛を捕まえる、
このシーンはサミットならではの貴重なシーンです。
とまぁ話題がいっぱいですが、いつから出せるかな。
写真をパソコンに取り入れることすらできません。
(それまでのが溜まりすぎて空きがないのです。)
ぐうたらしていたツケが完全に回ってきました。
※ここから先は、9月25日に書いています。
「勢子がどうやって牛の後ろ足に綱を掛けるのか」
初めて闘牛を見る際、これはとても興味深いです。
取組が始まる前に、実演で見せてくれました。
その瞬間、客席からどよめきが起きます。
とても解りやすく、楽しい説明は山古志ならでは。
第九回:龍勢(十歳/秩父)-充号(九歳/池谷)
まずは充号が入ります。綱を長く伸ばしての入場。
佐野さん「うまい入り方!」盛り上げます。
そして、充号も大きな声を出して拍手をもらいます。
今年はいよいよ、充号が山古志最大になりました。
体重は1200kgもあります。とっても大きいです。
龍勢もやってきました。こちらも堂々としてます。
背中の高さを見ると、充号が一回り大きいです。
さぁ取組開始。早くも勢子の皆さんが声を出す。
龍勢がまずは、角を使って充号の首を上げる。
「がんばぁれっ!」例の女の子も応援しています。
角でゴンゴン。両角をジャブのように使う龍勢。
「さぁいけほらっ!」勢子さんの声がかかる。
さぁ行く!龍勢が出る!
充号は首に全体重を載せて、龍勢を受け止める。
これは充号の体の重さですね。
龍勢は下から下から攻める。跳ね上げて出たい。
しかし充号、跳ね上げられても慌てません。
体の大きさもあり、なかなか押せません。
充号、角を使って下から掛けていく。
体の大きさに負けていない龍勢です。
充号は自分の体を使って、馬力で出たい。
下から下から龍勢。
充号、角を降って仕掛けるも、龍勢が外す。
龍勢に角を掛けていきたい充号。
しかし、龍勢の頭の位置が低くて難しい。
「がんばれ!」いい声援がまた飛びました。
充号が出る!充号が怒った!
龍勢は見事にこれを受けました。
そして勢子の皆さんの出番です。
「とったか?」の声に続き、場内から拍手。
見事に引き分けました。
佐野さん「最後、充号の気合が入りましたね」
双方の綱が伸び、再び大きな拍手に包まれます。
両牛見事な引き回し。
体格差をものともせず、いい闘いを見せた龍勢。
充号、龍勢の順に引き上げました。
総カット:186
実況:佐野さん(FMながおか)
解説:松田さん(山古志闘牛会)
↑左が充号。相変わらず、端整な顔立ちですね。 ↑龍勢、充号の首を押す。充号の前足にも注目。 ↑写真で見比べても、充号の大きさが解ります。 ↑考える。充号は龍勢の低さにビックリしてる? ↑頭を下げ、目を真っ赤にした充号。凄い睨み。 ↑龍勢の右角が充号に。「おぉ?」挑発気味か? ↑「あ?」オレを押せるのか?前足を広げてる。 ↑充号のこの体勢。どっしり。これは押せない。 ↑しかし龍勢、根性だ!首の横から充号に飛ぶ。 ↑龍勢の両前足が宙に。ジャンピングアタック! ↑足の位置を見ると、首の長さにちょっと驚く。