ここ最近、闘牛観戦以外の休日に最も多いのは、病院。
足は診察とリハビリが2週間に一度やってきます。
これが半年続きますので、闘牛が終わる頃にラストです。
一定の姿勢でじってしていると、まず足が痛くなります。
腰ではなく足、というのがなかなか難しいところですが、
何かあるとすぐ足に来ます。逆に腰は安定しています。
しかし、医師の指摘だと足の不調の根本が腰ではないか、
ということで、次回に腰のMRIを撮る事になりました。
とりあえず、深夜に足がつるのはどうにかしたいですね。
第四回:ふぶき(七歳/和泉)-黒天山(七歳/山古志)
先に黒天山が入場しました。こくてんざんと読みます。
こちらも去年から名前が変わった牛です。
これまでは「景虎号」として闘っていました。
ふぶきも同じですが、盛岡から導入の黒牛になります。
そしていずれも、ハイブリッド牛です。
短角のメスに、黒毛のオスを掛けて、できた牛です。
あとからふぶきが入りました。黒毛同士の対戦です。
ちょっと見分けがつきにくいですね。
腹の下に白い斑が入っているのが黒天山です。
角の形も比較的似ています。
さぁ開始、いきなり黒天山が角を振る!
右角を振って、これがふぶきの真ん中を捉えました。
少し考えるふぶき。
さらに黒天山、今度は左角を使って出ようとする。
客席からはどよめきが。
これをふぶきがガッチリと受け止めました。
このクラスになると、角の使い方が違ってきます。
自分の角を相手の角の下に入れて、引っ掛けて攻める。
これが掛け技、基本形です。
それを、掛けられた!と思うとお互いが外す。
そして自分が仕掛けようとします。
客席から、この解説通りの動きを感じたのでしょう。
「ああ、うまい」という男性の声が聞こえてきました。
大相撲で言うと、差し手争いですね。
角と角がぶつかる音が聞こえてきます。
これも、生で見る醍醐味でしょう。
黒天山が最初に仕掛けた威圧。
これでふぶきの戦意を削ぎたかったわけです。
しかし、ふぶきがガッチリと受け止めました。
これで仕掛ける隙がなくなってしまった黒天山。
ちょっと嫌う様子を見せました。
まだ闘えますが、精神的負担を考慮することにします。
ここで引き分けとなりました。
双方の綱が伸び、拍手が大きくなりました。
自分の力がうまく発揮できなかった黒天山。
ちょっと面白くなかったようです。
黒天山、ふぶきの順に引き上げました。
総カット:104
実況:佐野さん(FMながおか)
解説:松田さん(山古志闘牛会)
↑左が黒天山です。どちらも先に仕掛けたい感じ。 ↑黒天山、ド突く。思わず目を瞑ったふぶきです。 ↑ふぶき「なにすんだこのやろう!」やり返した。 ↑お互い少し距離を取った。どう攻めるか考え中? ↑再び頭を付ける両牛。今度はふぶきが攻撃の番? ↑続いて黒天山だ!目を見開き、ふぶきに当たる。 ↑黒天山の右角、踏ん張るふぶきの頭上を掠める。 ↑次はふぶきの番。黒天山に頭からぶつかったぞ! ↑再び黒天山の右。でもふぶき、今度は落ち着く。 ↑ふぶき、目を赤くして黒天山を睨む。凄い目力。 ↑黒天山も同じようにふぶきを睨む。いい攻防だ。