5/4 山古志牛の角突き 第二回 大和-柿乃花おもいやり

開幕戦の記事を書いている今日はなんと、5月25日。
そう、闘牛サミット記念大会の前日というタイミングです。
場所はルートイン長岡インターの709号室。
去年の宿泊は殆ど長岡グランドホテルを利用しましたが、
今年はルートインとほぼ半々です。こちらもいいホテル。
以前撮影ツアーに同行したときも、何度か宿泊しました。

ちなみに、自宅のパソコンは去年9月の千秋楽です。
写真選び中。
おそらく、明日の写真は取り込めない状況です。
こちらも何とかしないといけませんね。

第二回:大和(五歳/木篭)-柿乃花おもいやり(四歳/岩手)

今年の柿乃花軍団にも少し変化がありました。
若手で新しく参入したのが、この柿乃花おもいやり。
闘牛サミットにちなんで、岩手県からやってきました。
「若い牛を、おもいやりを持って育ててほしい」
という願いを込めて、オーナーさんが命名したそうです。
解説の松田さんによれば、速攻型ではないか ? とのこと。
佐野さん「おもいやりがないのか ? 」と早速の突っ込み。
そのあたりはどうなのか、今後の楽しみでもありますね。

先に大和、あとから柿乃花おもいやりが登場。
元気いっぱいの姿に、客席からどよめきが起きます。
広い場所に来たので、嬉しくて飛び跳ねています。
そして、大和がまま掘りを見せます。
この大和もサミット出場を目指し、岩手県から導入です。

若い牛同士。体重は同じくらいです。
しかし骨格では、柿乃花おもいやりのほうが大きそうです。
場所に慣れていない二頭なので、まずは雰囲気に慣れてから。
落ち着くのを待って、頭を合わせます。綱を付けたままの対戦。

まずは大和が押し込みます。
柿乃花おもいやり、落ち着いて受けています。
体を柔らかく使い、うまく回り込みます。
大和、下から跳ね上げようとする。
おもいやり、首を柔らかく使って受け止めています。
詰められても焦らず。まだ余裕があります。

体の柔らかさ=心の余裕

成長するにつれ、これがとても大事な要素になります。
自分の力をフルに発揮できるかどうか、の差が出るのです。
大和、攻める!
おもいやり、これを「おもいやり」を持って受け止める!
ここで柿乃花おもいやり、少し出ようとしました。
これを大和が切り返します。
落ち着いて頭を合わせている両牛、今後も楽しみです。
ここで勢子の判断。引き分けになりました。

お互いが体の柔らかさを保ったまま、突いていました。
「目がいいね」おもいやりのオーナーさんも満足げです。

闘いは終わりましたが、牛同士はまだ相手を見ています。
「お前強いな、でも次やったらオレは負けないよ」
そんなことを、目で会話しているようです。
これも、大きくなるにつれとても必要になります。

大和の引き回しには、牛持ちの息子さんも参加。
なんと、まだ保育園児だそうです。
牛を全く怖がることなく一緒に歩く姿、注目の的でした。
これも「血」がそうさせるのでしょうか。

柿乃花おもいやり、大和の順に引き上げました。

総カット:170
実況:佐野さん(FMながおか)
解説:松田さん(山古志闘牛会)

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↑さぁ始まり!まずは右側、大和が押し込みます。
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↑柿乃花おもいやり、軽やかな足捌きで受けるぞ。
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↑早くも負けず嫌い選手権の様相。真剣な眼差し。
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↑大和、おもいやりの額に角をピタリと当てます。
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↑下から狙う大和。受け止める柿乃花おもいやり。
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↑おもいやり、目線が鋭いです。大和は踏ん張る。
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↑何か考えている?おもいやり。正面から当たる。
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↑大和の力を感じ、ちょっと驚いた?おもいやり。
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↑若い牛同士、闘う意識を持って相手に挑みます。
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↑うわ、凄い!目がとても近い!目元も赤くなる!
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↑両牛、離れてもすぐ睨み合う。揃っていい表情。
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↑今度は思いやり、角を大和の額にピタリ当てる。
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↑首が柔らかい!真似してもここまで曲がらない!
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↑アップで見ると、若いながらも迫力があります。
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↑一生懸命に頑張った両牛。次も期待してますよ。

(1D X MarkII /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)

by keiji_takayama | 2024-06-11 23:18 | 山古志闘牛場 | Comments(0)

都内中古カメラ店スタッフ。動物園撮影は20年が経過しましたが、ここ数年は山古志の闘牛写真がメイン。全取組を写真で紹介しています。かつてはクラブツーリズムの撮影ツアー講師でした。


by keiji_takayama
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