プレイベントでは、動画撮影のテストも行いました。
結果は惨憺たるものでした。でも、収穫もありました。
まず、この日の3番すべてを録ることはできませんでした。
バッテリーの持ちが悪いです。そして次に、画角の問題。
個人として記録出来ればいい、程度のレベルではありますが、
そこまでにすら到達できていない、それが率直な感想です。
あと何度か同じように試行錯誤を繰り返すつもりですが、
合わないと判断したら、すっぱり諦めるつもりでいます。
メインは絶対に「写真」なので、こちらに影響が出るなら
続ける意味はないからです。二兎は追わないに限りますね。
第二回:潮(六歳/長崎)-武蔵(七歳/山古志)
取組の前に、今年デビューする牛が2頭入ってきました。
柿乃花おもいやり 四歳
大和 五歳
いずれも岩手県から。山古志の場所に慣れてもらいます。
26日に開催される、闘牛サミット記念大会にも出場予定です。
活発な様子を見せている2頭。
客席からは、元気なお子さんの声が聞こえていました。
さて、第二回です。
武蔵は今年から名前が変わりました。
元名は「柿乃花無敵」です。これにはビックリでした。
無敵という名前は頼もしいし、写真のネタにもなりました。
とはいえ、武蔵という名前は覚えやすいですね。
先に潮が入りました。とても大きいです。
六歳ですが、体重を測ると1トン近くありそうです。
入ってきてすぐに、土を掘る仕草を見せています。
それを見て「すごい気合!」と男の子もビックリです。
すでに準備万端といえる潮。
さぁそして、武蔵の入場。こちらも大きいです。
すでに体重は1トンを超えています。
経験を積んでいる両牛、相手がいれば頭を合わせます。
まずは潮が先制攻撃!武蔵を押して攻撃を仕掛けました。
対して武蔵。とても落ち着いています。
潮は横から入って、武蔵を攻めました。
これは、武蔵が重いからです。正面から押すのはたいへん。
そこで、横から。潮は横から横から回ろうとします。
自分の角を相手の下に入れ(掛け)たい。
武蔵の顔を横に向けさせ、首に入ろうとする。
対して武蔵。首の柔らかさを使ってこれを受け止めます。
仕掛ける潮。体の柔らかさを失わない武蔵。
潮の積極的な攻撃を、受け止めます。
角で掛けて出ようとする潮。今度は右から!
積極的な姿勢が印象に残ります。
ここで勢子が判断、両牛を離しました。引き分けです。
客席から「すごい!」という男の子の声が。
たくさんの拍手に包まれました。
武蔵、潮の順に引き上げました。
総カット:179
実況&解説:松田さん(山古志闘牛会)
↑開始早々、左の武蔵!強い目力で潮を睨んでる! ↑ややっ!今度は右の潮だ!こちらも強く睨むぞ! ↑横から果敢に攻めるのは潮!迫力のあるシーン。 ↑実はこれ、潮の目瞑り顔がツボだったのでつい。 ↑潮は横から横から。休みなく武蔵を攻め続ける。 ↑武蔵も負けてないぞ。潮の横から頭を付けます。 ↑頭を低くしてぶつかる両牛。武蔵、いい顔だぜ。 ↑武蔵、歌舞伎のキメ顔みたいな表情だ!いいぞ! ↑これは潮の見事な攻撃。つ、角が。。。痛そう。 ↑横からプッシュプッシュ!潮、目の周りも赤い。 ↑砂埃舞う。今度は潮がキメ顔か!躍動する前足!