1日も1年も早く感じる最近、ちょっとでも気を抜くと、
すぐに数日が経過してしまいます。もう2月11日とは。
こうしている間に、また1つ年を取ってしまいました。
GoGo!といきたいところですが、ぐうたら癖は抜けず。
休みの前日に出掛けようと決めても、当日起きられず、
起きてもまた寝て気付いたら午後、という体たらくです。
これなら仕事している方がよっぽどマシかもしれません。
第十一回:三五兵エ(十五歳/中野)-琥志郎(八歳/燕)
2022年の闘牛も、残すところあと3番になりました。
早くも先に三五兵エが入ってきました。
左右の角の形が異なっています。これが大きな特徴。
素晴らしい太さです。何を食べたらこうなるのでしょう。
そして後から琥志郎です。こちらも期待の牛。
場内も盛り上がります。さぁいよいよ取組開始です!
琥志郎も良い角です。上に立ってます。
一斉に勢子の皆さんが大きな声を出します。
テクニックが素晴らしい琥志郎。
相手をした牛はだいたいが、牛舎に帰ると治療です。
額を痛め付けられるからです。
角捌きの厳しい牛、それが琥志郎です。
角が前に向いています。
琥志郎は八歳、三五兵エは十五歳。年の差があります。
三五兵エは琥志郎の角が痛いので、警戒しています。
しかし、隙を見つけたら一発で飛び込もうと狙う。
琥志郎、下から狙う。
少し間隔を取る琥志郎。
尖った角先を三五兵エの額の真ん中に当てようとする。
そうやって額を傷つけ、大きな仕掛けを狙っている?
三五兵エはこれを警戒します。両者の駆け引き。
どのように崩れていくでしょうか。
琥志郎、少しずつ押す。土手を上手く使う三五兵エ。
相手を仕切り、後ろに柵があるというプレッシャーを
与えたい琥志郎。有利に戦いを進めようとします。
少しずつ押す琥志郎。
角先を掘るように使う琥志郎。これがやはり痛い。
大きくは下がらずとも、後ろに柵を感じる三五兵エ。
できれば回り込みたい。
隙があると飛び込む三五兵エ、しかし止める琥志郎。
立場が変わった、すうっと三五兵エが中に入ります。
左を使う三五兵エ。琥志郎は上から押さえつける。
再び三五兵エが柵を背負う位置関係に。
勢子の皆さんは変わらず声を出します。
そして飛び込む!両者引き分けとなりました。
実況の佐野さん、「いやぁ、やはりすごいねぇ。」
三五兵エは闘いの激しさが額に残っています。
治療確定です。
しかし、琥志郎もどうやら。。。という感じでした。
場内からは大きな拍手が。
三五兵エ、琥志郎の順に引き上げました。
総カット:242
実況:佐野さん(FMながおか)
解説:松田さん(山古志闘牛会)
↑頭を付けて睨み合う。左が琥志郎。相手は年上。 ↑柵際で激しい当たり。宙に舞うのは角の破片か? ↑ガッチリ角が絡み合う。琥志郎の角は剣のよう。 ↑この時点で、琥志郎の額は赤く滲んでいました。 ↑三五兵エの角、ぶっとい。丸太ん棒のようです。 ↑琥志郎の角の向きに注目。これが迫るのは脅威。
↑そのまま突進だ!前傾姿勢も見事な琥志郎です。↑しかし!三五兵エのこの表情。何か考えてます。 ↑見ているこちらもヒヤリとするシーン。グサリ。 ↑三五兵エ、凄い気迫!角の付け根が赤くなって。 ↑グサリのお返し、三五兵エお見事。厳しい攻め。