昨年末、SNSで「その年に購入した機材を紹介する」投稿を
多く見かけました。多くのカメラ・レンズがありました。
ちなみにですが、昨年新規導入したのはレンズだけです。
・キヤノンEF70-200mmF4L IS USM
・ミノルタAF50mmF1.4
・ミノルタAF24mmF2.8
キヤノンのレンズは闘牛の引き回し撮影用です。
これまでのタムロン28-300mmからグレードアップ。
F2.8だとカメラバッグに入らないので、必然的にF4の小型が
役に立ちました。描写も満足でき、大いに活躍してくれました。
ミノルタの2本は、α900で使用するために購入しました。
こちらは2本とも、カビやクモリがある「ジャンク品」です。
それでもよく写ります。山古志風景撮影にはこれを使いました。
よく写る=好みであるということ。いい買い物ができました。
今年は動物園用に、購入しようと考えているレンズがあります。
しかし、新しめのにするか古いのでいろいろ遊ぶか考え中です。
第四回:庵(五歳/釜ヶ島)-潮(長崎/四歳)
こちらは一文字対決。これまた好取組になりそうです。
庵応援団、今場所も準備万端のようです。
実は開始前、色のキレイな「庵ポロシャツ」を購入しました。
来年着ていこうと思います。
さあそして、この一番からいよいよ綱を取っての対戦です。
加えて、柵際のお客さんに「観覧注意報」が発令されました。
先に入ったのは潮。県内大学の先生が牛持ちです。
潮が低い声で唸りました。
後から庵が入ります。
「いおりがんばってねぇ〜、いおりがんばってねぇ〜」
女の子の声が聞こえてきました。
2022年最後の応援、団長早くも気合いが入っています。
赤牛同士の一戦。
ああっと、いきなり潮が仕掛けました。
「いおりがんばれ〜いおりがんばれ〜いおりがんばれ〜」
おお、すごい。団長の声がいつもに増してよく通ります。
決して「いい角」とはいえない庵。
しかし体は素晴らしい。馬力の出る体を持っています。
潮はまだ四歳ですが、大きく成長してきました。
「いおりがんばれ〜いおり〜がんばれ〜いおりがんばれ〜」
佐野さん「いおりがんばれ」が途切れることがありません!
あれ ?
団長の声は右から聞こえてきますが、なんと左側から。。。
「いよりがんばれっいよりがんばれっい〜よりがんばれっ」
新規入団の女の子が左から大きな声で応援し始めました。
この子の声量もお見事。声がよく通って聞きやすいです。
「いおりがんばれ〜いおり〜がんばれ〜いおりがんばれ〜」
応援団長の声はずっと続いています。これはすごい。
そして、新人さんも続けて応援しています。まさに応援合戦。
さぁ庵が出る!
一歳若い潮、下から下から角を使います。
しかし庵は体と首の良さで、潮の攻めを受け止めています。
団長は休む間もなくずっと応援しています。
佐野さん「さぁ、息が続く以上は続きます!」
新入団員さん、将来有望です。団長に負けじと声を出します。
すごいなぁ、二人の声が完全に一緒になっています。
打ち合わせ、してないよね ?
角の使い方を見ると、相手の角の下に自分の角が入ったときに、
仕掛けていきます。応援団は代わる代わる声を出しています!
「いおり〜がんばれ〜いおりがんばれ〜」
庵の踏ん張り、上手いです。まだまだ受ける余裕があります。
これも体の良さ、こういうところに出てきます。
一気に持っていくだけの力がある潮の攻撃を、受け止める。
これもまた、庵の体の良さによるものです。
両方の牛の目を見ると、黒目が前の方に寄っています。
相手を必ず見ています。
ここで潮が仕掛ける!しかし庵。うまく受け止めました。
「いおり〜がんばって〜いおり〜がんばって〜いおり〜」
「いおりがんばれ〜いおり〜がんばれ〜いおりがんばれ〜」
佐野さん「エンドレステープみたいになってますね〜」
それにしても、今場所の団長はすごいぞ!
さあ押していく!押していく!
最後は両牛の後ろ足に勢子が綱を掛け、見事に引き分け。
大きな拍手が送られました。
今場所の応援、きっと庵応援団の歴史に刻まれるでしょう。
そして団長は、今場所もしっかりと引き回しを行います。
いい闘いを見せてくれた庵、そして潮。
盛大な拍手が闘牛場を包みました。
そして客席から「ありがとうございました」の声が。
お母さんと、新入団員さんだったかもしれません。
(後編に続く)
↑潮の攻撃を受ける庵。落ち葉もいい感じですね。
↑こちらは潮。負けん気の強いやんちゃ若牛です。
↑積極的に向かって行く潮。庵も足を踏ん張った。
↑続いては圧力を掛ける?庵。潮の表情が物語る。
↑さすが先輩。そのままより強く圧力を掛けます。
↑前足を揃え「どうだ!」の表情を見せる庵です。
↑今度は横に顔が並ぶ。潮の目の周り、赤いです。
↑潮、この表情。いいぞ。庵はちょっとビックリ?
↑ぶつかる両牛。潮の前足がピーンと伸びました。
↑真っ向勝負の両牛に、スポットライトが当たる。
↑仁王立ちの庵。目を赤くして、潮が挑んでいく。