いよいよといいますか、ようやくといいますか。
11月3日は山古志牛の角突き・千秋楽でした。
13組が行われ、いくつかのドラマもありました。
山古志に入ったのは11月1日。せっかくですので、
周辺の紅葉風景も楽しみたいという考えからでした。
9月から実施されていたスタンプラリーに参加して、
印を4つ集めることもでき、景品をいただきました。
ギリギリでしたが、何とか間に合った感じです。
紅葉は、それはそれは素晴らしかったですね。
写真も撮りましたが、実際の風景には敵いません。
これだけでも、今年のいい思い出になりました。
2022年は特別場所も含めると、12回の開催でした。
初めて山古志の闘牛を見てから5年が経過しましたが、
やっと、すべての場所に参加することができました。
愛車は山古志を12往復したことになります。
特に大きなトラブルもなく、元気に走ってくれました。
ではいつものように、写真で全取組を振り返ります。
第一回:柿乃花無敵(五歳/岩手)-神楽(三歳/山古志)
千秋楽はFMながおか・佐野さんが実況を担当。
「佐野さん節」が千秋楽を盛り上げてくれそうです。
まずは柿乃花無敵が入りました。続いて神楽の登場。
神楽は今年デビューしたばかり。三歳の牛です。
青い鼻綱が神楽、鼻綱に黄色のアクセントが無敵。
さぁついに始まりました。ここから千秋楽。
柿乃花無敵は五歳。それにしては体が大きいです。
もう体重は1トン近くあります。
神楽が柿乃花無敵に胸を貸してもらう展開です。
しかし、神楽はちょっと生意気なことをしました。
そこで、柿乃花無敵が前に出ました。
神楽、なかなかやりますね。
柿乃花無敵はそれでも体を柔らかく使います。
神楽が出る!無敵が若干怒った?
それでも柿乃花無敵はまだ本気になっていません。
神楽、頑張ります。無敵は神楽に胸を貸す。
こうやって、若い牛は成長していきます。
無敵、ゆっくり前に出る。神楽、回り込む。
神楽は先場所、本気っぽいところを見せました。
今回もなかなか頑張っています。
無敵、じわじわと出る。まだ余裕があります。
体重がおそらく200kgは違うでしょう。
押されても首を柔らかく使って受け、切り返す。
若い神楽に教えているようにも見えます。
横から行く神楽。
「神楽はこれから楽しみですね」と佐野さん。
「1年経験して、来年が楽しみです」松田さん。
そして勢子の判断により、引き分けになりました。
神楽は負けん気がとても強いように思います。
「先輩なんて関係ねぇ」そんな印象も。
ずっと見てきましたが、来年また強くなりそう。
引き回しの時も、お互い相手を見ています。
「まだまだオレは負けないぞ!」
柿乃花無敵、神楽の順に引き上げました。
総カット:188
実況:佐野さん(FMながおか)
解説:松田さん(山古志闘牛会)
↑こちらが神楽。まだ表情はあどけないけれど。。
↑しかし、負けん気はかなり強そう。立ち向かう。
↑黄色のアクセントは柿乃花無敵。2つ年上です。
↑先輩からご挨拶。左角を神楽の角根本に決める。
↑柿乃花無敵、前に出る?神楽「ヤバッ」な感じ。
↑それでも神楽はこの表情。たぶん懲りてません。
↑神楽、思い切りぶつかる!無敵の表情が歪んだ。
↑またも顔面に。神楽「やべっ、当たっちまった」
↑柿乃花無敵、目の周りが赤くなる。怒ったかな。
↑左が神楽。正面から先輩と対峙します。やるね。
↑横から押す神楽。前足同士がぶつかっています。