10/23 山古志牛の角突き 充号-黒蜂 後編

後編です。

前編は1分37秒、後編は2分34秒の展開です。

勢子の皆さんが声を出しています。
さぁ充号、今度は左角だ!
飛び込まれたので、充号はなかなか隙を与えません。
一瞬、黒蜂が仕掛けようとしました。
しかし充号、首を預けて逆に切り返します。
そして出ようとする!
勢子の声が一段と大きくなりました。

黒蜂、今度は充号を跳ね上げたい。
しかし充号、上から押さえつけます。
大きな体を使い、首を預けてこれを防ぎます。
逆に返していく充号。
黒蜂、なんとか跳ね上げたい。
充号、上から体重を使って押さえる。
黒蜂、出る。充号、うまく受け止めて切り返す。
こうした攻防が続きます。

客席からも「お〜おぉ〜」と声が。
勢子も盛んに大きな声を出しています。
そして走る音。拍手。
勢子が見事、引き分けにしました。

体の大きさが違っても、飛び込むスピードによって
素晴らしく闘えます。黒蜂、充号とも持ち味を出して
くれました。黒蜂にしてみれば、200kgも違う相手と
互角に闘いました。相当に疲れているはずです。
でも、そんな姿は見せません。これまた牛の意地。

充号の引き回しは、牛持ちさんとお嬢さんが一緒に。
溌剌とした足取りで、大きな充号を元気に引きます。
黒蜂、充号の順に引き上げました。

総カット:471
実況&解説:松田さん(山古志闘牛会)
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↑充号、少し上から当たる。右角付近を狙います。
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↑今度は横から、精悍な表情。黒蜂も顔は泥んこ。
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↑しかし気持ちで負けない黒蜂。足の踏ん張りも。
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↑上から充号はかなり脅威です。左角を当てます。
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↑しかし黒蜂、気持ちは捨ててません。いい根性。
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↑充号、再び上から。黒蜂はさすがに驚きの表情。
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↑両牛、鼻の周囲は泥だらけ。目元は真剣ですね。
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↑充号、この体勢と角度!首が直角に曲がってる。
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↑充号を上にして黒蜂が前に出る!充号「うわっ」
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↑顔を泥だらけにして充号を攻撃。黒蜂の見せ所。
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↑横から入る充号。意を決した目線がちらり覗く。
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↑そろそろ終盤。まだまだ盛り上がりそうな感じ。
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↑がっちり体を固める充号。これは動かせないぞ。
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↑首を使う充号。大きな角は横に広がっています。
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↑黒蜂の左、充号の右。充号の毛が宙に舞います。

(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)

by keiji_takayama | 2022-12-16 00:34 | 山古志闘牛場 | Comments(0)

都内中古カメラ店スタッフ。動物園撮影は20年が経過しましたが、ここ数年は山古志の闘牛写真がメイン。全取組を写真で紹介しています。かつてはクラブツーリズムの撮影ツアー講師でした。


by keiji_takayama
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