10/23 山古志牛の角突き 響-繁蔵 前編

熱戦、泥戦が続く10.23。次の一番も2部構成です。
全体的に撮影枚数がとても多かったのですが、加えて
絵になるシーンがとても多く、更新が遅れています。
これ、今年中に千秋楽まで辿り着けるだろうか。。。
若い牛が溌剌と、真剣にぶつかるのは素晴らしい。

第七回:響(六歳/新潟)-繁蔵(五歳/木篭)

これまた若い牛同士の対戦です。
響は六歳ですが、出場回数がとても多いです。
対する繁蔵。これは家号から来ている名前ですが、
どうしても「繁ちゃん」と呼びたくなります。

まずは響が入りました。拍手で迎えられます。
そして場内から「あっ、しげぞう」の声が。
その通り、繁蔵の入場です。
ゲートが閉まりました。さぁ開始です。
黒牛が響、赤牛が繁蔵です。

さぁ早くも勢子が声を出します。
1歳若い繁蔵が、響の胸を借りる展開です。
まずは繁蔵、何とか仕掛けようとしています。
ややっ。
「がんばれしげぞーがんばれしげぞー」
男の子の声が聞こえてきました。
これは!繁蔵応援団でしょうか。
「がんばれぇ〜がんばれぇ〜しげぞぉぉ〜」
響は落ち着いて、繁蔵の攻めを受け止めます。
繁蔵、入ろうとします。
しかし響、首の柔らかさを使って受け流す。
心に余裕があります。
「がんばれぇぇぇぇ〜」
「がんばれぇ〜」
「わぁぁ〜」
繁蔵、一生懸命じわりじわりと前に出ます。
響、柔らかさを使う。

繁蔵応援団は、牛持ちさんのお子さんです。
声がハッキリ聞こえてきました。
庵応援団長さんも、油断できないレベルです。

(後編に続く)
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↑「響さん、遠慮無く行きますよ!」颯爽と繁蔵。
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↑まずは正面から。堂々とした繁蔵、立派ですね。
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↑積極果敢な繁蔵。響はちょっと当惑してる感じ?
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↑響、低い体勢。繁蔵は少し上から押さえる格好。
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↑繁蔵「どうだ!」気合の入った表情を見せます。
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↑その1秒後。挑発的な表情で響に向かって行く。
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↑響、少し横から。繁蔵は足に力が入っています。
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↑「絶対動かない!」気持ちが顔に出る繁蔵です。
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↑横から入ろうとする?響。繁蔵、耐えています。
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↑響の角が繁蔵の頭に絡む。落ち着いている繁蔵。
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↑響の表情に力が入る。繁蔵、逆に余裕を感じる。
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↑下から入る?響。繁蔵は、やや警戒気味の様子。
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↑やや上から攻める響。繁蔵も少し慣れてきたか。
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↑落ち着いた表情を見せる繁蔵。響の角が迫った。
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↑泥を跳ね飛ばし、響に向かう。いい睨みっぷり。

(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)

by keiji_takayama | 2022-12-09 09:49 | 山古志闘牛場 | Comments(0)

都内中古カメラ店スタッフ。動物園撮影は20年が経過しましたが、ここ数年は山古志の闘牛写真がメイン。全取組を写真で紹介しています。かつてはクラブツーリズムの撮影ツアー講師でした。


by keiji_takayama
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