後編です。
文平さんの取組は、複数構成になる頻度が高いような。
シャッター音が轟いてますねぇ。
勢子が大きな声で両牛を鼓舞しています。
「よしたー」「よしたー」と声を掛けます。
経験を積んでくると、この声に牛が応えて力を出します。
若い牛同士ですが、攻守の切り替えが早い!
柿乃花威風堂々、前に出る!
文平、首を預けて体重を使い、この攻めを受けます。
手拍子と声で、勢子が闘いを盛り上げます。
柿乃花威風堂々、ここから押し込みたいところ。
しかし文平が全体重をかけています。
なかなか前に出ることができません。
馬力で何とか押し込もうとする威風堂々。
勢子、声を出します。
今度は文平が右角で掛けて出ます。
これが外れると威風堂々が前に出ようとします。
文平、角を使ってなんとか掛けようとします。
しかし威風堂々、うまくそれを外す。
そして外れたところで前に出ていきます。
さぁそして走る音。
それが場内からの拍手に変わりました。
勢子が両牛を離して、これで引き分けです。
文平は解説・松田さんの愛牛です。
息子さんが引いて回ります。
これを伝えると、場内が和みます。
しかし、牛同士はまだお互いを見ています。
こうして牛は意地を持つようになっていきます。
文平、柿乃花威風堂々の順に引き上げ。
後編は2分5秒の展開でした。
総カット:350
解説:松田さん(山古志闘牛会)
↑柿乃花威風堂々が押す。文平はまだ余裕の表情。
↑両牛の前足、力が入る。威風堂々は前傾姿勢に。
↑頭を合わせて、力比べと睨み合い。角が当たる。
↑そのまま上から押し込む文平。威風堂々の表情。
↑頑張る威風堂々。文平「おっ、なかなかやるな」
↑これは文平、お見事。威風堂々、踏ん張りたい。
↑立ち上がる威風堂々。文平、さらに押し込むか。
↑なんかこれ、見事にラリアットの瞬間ぽいなぁ。
↑文平、裏拳のような裏角?技ありの一発でした。
↑威風堂々も負けない、柵際近くまで文平を押す。
↑文平の額に角が!「お前、いい度胸してるな。」