6/19 山古志闘牛 新宅赤パンダ-響 後編

さて、後編です。
前半は40秒の攻防でしたが、こちらは1分36秒。
全体の取組時間も、やや短めだったようです。
暑さと、よく動いていたことも理由でしょうか。
今場所は好取組が続出、暑さに負けませんでした。

勢子が声を出します。あちこちから聞こえてきます。
新宅赤パンダも少し考えました。
相手が若い牛だということを理解したようです。
どこまで仕掛けていくか、そんなことを思っています。
響もやや慎重になっています。
さあ新宅赤パンダが入った!
今度はこれを、響が前足を折り曲げて受け止める。
響は何とか自分の角を使いたいところ。
しかし、新宅赤パンダが先輩の貫禄を見せています。
思うようには使えません。
それでも、根性で受け止めます。
響、右角を掛けて前に出ようとする!
対してこれが外れたところで新宅赤パンダ。

「お〜おっおっおっ」
客席から声が出ます。「とったか!」の声。
そして大きな拍手。
勢子が見事に両牛を分けました。引き分けです。

綱を掛けられても、牛は闘いをまだやめません。
これが牛の意地。
これに対して、勢子も意地で立ち向かうのです。

引き回しも拍手が続き、盛り上がっていました。
響、新宅赤パンダの順に引き上げました。

総カット:254
実況&解説:松田さん(山古志闘牛会)
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↑気にして見ると、意外と目を瞑ってた赤パンダ。
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↑赤パンダの左角が、響の耳元にヒット。痛そう。
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↑体勢を低くした響。足の踏ん張りがわかります。
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↑これみた第一印象「ダンスしてる」わけないか。
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↑響も気合が入ってる。赤パンダはけっこう冷静。
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↑足を広げて受ける。「押されないぞ!」の決意。
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↑そこから体勢を直して立ち上がった響。さすが。
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↑頭からぶつかります。赤パンダの顔が押される。
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↑さらに押し込む響。顔が変形した赤パンダです。
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↑今度は赤パンダが一発。耐える響の表情も強い。
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↑目の下付近に赤パンダの角が。目を瞑らない響。
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↑響が右角を掛けるシーン。赤パンダ、ビックリ。
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↑響の攻めも厳しい。今度は赤パンダが耐える番。
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↑体の大きい響。相手に与える圧力も凄そうです。
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↑速攻も見られたし、カッコ良かった!次も期待。

(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)

by keiji_takayama | 2022-06-29 12:36 | 山古志闘牛場 | Comments(0)

都内中古カメラ店スタッフ。動物園撮影は20年が経過しましたが、ここ数年は山古志の闘牛写真がメイン。全取組を写真で紹介しています。かつてはクラブツーリズムの撮影ツアー講師でした。


by keiji_takayama
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