後編は取組が終わる前まで、2分11秒の展開です。
勢子の声とシヤッター音が響く客席。
今度は新宅赤パンダが攻撃。
しかし、もう力任せには仕掛けません。
それをして相手に隙を与えるのを防ぐためです。
これは相手の龍勢も同じ。
それでも自分が優位に進めたいので、それぞれが
力加減を計りながら、角を使って細かく仕掛けます。
龍勢、左角で仕掛ける。
外れた瞬間を見つけて赤パンダが飛び込もうとする。
龍勢、それを首を押さえつけました。
「おおっ。」客席からもどよめきが起きます。
それぞれがタイミングを狙っているようにも見えます。
相手の隙を見つけ、一発で切り込もうというところ。
「あぁぁぁ〜っ」客席から声がでます。
勢子が飛び込んで。。。客席からは拍手が起こり。。。
しかしこれで終わりではありませんでした。
どうやら、綱が外れてしまったようです。
しかしこれをきっちりと立て直し、最後は引き分け。
場内からは大きな拍手が送られました。
牛と人との闘いでも、一瞬の隙を突いて牛は動きます。
いつでも真剣勝負。そんな一面を感じました。
龍勢、新宅赤パンダの順に引き上げです。
この取組、お互いじっくり構える印象がありました。
しかし今回、そうした中での攻防が一段と迫力を増した、
そんな感想を持ちました。赤パンダは昨年千秋楽で、
強打の角栄号と当たりましたが、これの経験からなのか、
随分と打たれ強くなったように思います。
今年はどんな闘いを見せてくれるのか、楽しみですね。
総カット:229
司会:中越高校 放送部
実況&解説:松田さん(山古志闘牛会)
↑眼前に迫ってくる龍勢。プレッシャーがすごいぞ。
↑このシーンをきっちり見せてくれる。ありがたい。
↑赤パンダが仕掛ける?左角の尖り具合もいい感じ。
↑冷静に戦況を見つめているよう。赤パンダの目線。
↑左角が龍勢の右角付け根に当たる。威力ありそう。
↑今度は龍勢の右が。ここでも赤パンダは強い目線。
↑前傾姿勢の赤パンダ、足を踏ん張る龍勢。同い年。
↑火花が散る頭突き合い。それぞれ射るような目線。
↑足をしっかり踏ん張る赤パンダ。頑張って耐える。
↑気合の入った表情の赤パンダ。「こ、このやろー」
↑立ち位置が変わり、体を斜めにして対峙してます。