次はいよいよ!推し牛の登場です。
山古志に通うようになって、最初に覚えた牛。
最初に見た時は「新宅」と名乗っていました。
それが改名したと思ったら、なんと「赤パンダ」!
赤パンダといえば、レッサーパンダのこと。
これで一気に親しみが増したというわけです。
いつも取組前には気合を入れ直します。
今回もそう。入場前から備えていました。
対するは龍勢。実はこの取組、けっこう多いです。
お互い手の内を知ってますし、さぁ今回はどうなる?
第六回:龍勢(八歳/秩父)-新宅赤パンダ(八歳/梶谷)
司会の中越高校放送部から質問がありました。
「牛の毛が生え替わると聞いたのですが、今は?」
「だいぶ夏の毛になってきました。でも来月になると、
もっと艶が出てきます。」松田さんの回答。
これは来月の見どころが1つ増えたではないか(笑)
いやぁ、いい質問をしてくれますね。
先に新宅赤パンダ、あとから龍勢がやってきました。
赤パンダ、ずっと唸ってます。
こういう時って何を思っているのでしょう。
お互い「またお前か!」だったりして。
始まったと同時に、「カンッ」という角の音が。
客席からは「おおっ」「おうおうおっ」という声。
頭を合わせ、まずは角をボクシングのパンチのように
相手の額に向かって打ち付けました。
しかし、ここは何度も闘っている牛同士。
怯むと飛び込まれる、そうはさせじと気合が見えます。
頭を低く下げる。
これを上げると相手に下から掬われる。
「ガンッ」「おおー。。」
龍勢が右から一発振ります。
赤パンダは、龍勢の角が外れた瞬間を狙っているよう。
攻撃を仕掛けて外れた時に、隙が生まれるからです。
勢子が盛んに声を掛けています。
前編は開始直後から1分31秒の展開です。
一見するとあまり動きがないように見えたこの一番、
実はいくつかのドラマがありました。

↑右が新宅赤パンダ。体は龍勢のほうが大きい。
↑開始直後からこの感じ。両牛気合入ってます。
↑頭突き合戦は同士討ち?赤パンダの表情も。。
↑激しい当たりを見せます。土埃が火花のよう。
↑低く構える新宅赤パンダ。鼻が地面スレスレ。
↑龍勢の角が赤パンダにグサリ。めり込んでる。
↑よく見ると浮いてる。。でもブロックされた。
↑激しい当たり。赤パンダ、目を細めています。
↑目線が角に向いている?冷静な雰囲気が漂う。
↑またもや正面衝突。赤パンダは目の周りが赤い。
↑龍勢は大きいですねぇ。しかし全く怯まない。