5/4 山古志闘牛 飛将-小豆丸

後半は、開幕大サービスともいえる好取組の連続です。
続いては、発表された時から楽しみにしていた一番。
牛だけではない、素敵なシーンもありました。

第十回:飛将(七歳/塩沢)-小豆丸(十一歳/長岡)

まずは飛将が登場。
昨年は大活躍、まさに今最も勢いのある牛です。
いい声を出して、やる気が漲ってます。
そして小豆丸が入ってきました。
ご祝儀もそれぞれあり、読み上げられました。
牛持ちは両牛とも女性です。そこも興味深いところ。

さあ始まりました。
まずは角を合わせて、相手の出方を見ます。
小豆丸、左角を飛将の額や角の根元に使いました。
飛将は考えます。
小豆丸が出ようとしますが、飛将が仕掛ける。
場内がざわめく。飛将が下から出る!
「がんばれがんばれひしょう!」女性の大きな声。
飛将の一発が入り、柵際まで押し込まれた小豆丸。
「飛将わき!」声が飛びます。
お互いに相手を見ながら、佇んでいます。
逃げない小豆丸。
ここで引き分けになりました。

短い取組ではありましたが、内容はありました。
牛持ち女性2人は終了後、笑顔で握手を交わしました。
そのシーンは実に感動的でした。

総カット:103
そのうち、ラストシーンが36カットありました。
しかし、基準を満たさないのでここには載せられません。
というわけで、写真選びに難航した取組でもありました。
ちょっと強引に15カット持って来たところはありますが、
形にすることができてよかったと思っています。
解説:松田さん(山古志闘牛会)
実況:佐野さん(FMながおか)
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↑左が小豆丸。向き合うところが撮れてよかった。
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↑開始直後。小豆丸の左をもらって考える?飛将。
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↑小豆丸は左を使いたい。下にかいくぐる?飛将。
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↑飛将、左から小豆丸の角根元を攻撃。的確です。
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↑その1秒後。今度は目元付近に、角をピタリと。
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↑飛将、踏ん張り上から見下ろす。小豆丸は低く。
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↑小豆丸も頑張ってます。左を飛将の額にピタリ。
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↑角をぐいと押し当てる小豆丸。飛将も目を瞑る。
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↑小豆丸、力強い表情。年の差を感じさせないぞ。
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↑飛将の左が伸びてきた。小豆丸、落ち着いてる。
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↑ここで当たったか、さすがにビックリしたよう。
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↑飛将、またしても左。小豆丸の目元付近を襲う。
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↑正面から小豆丸を押す飛将。勢いがありますね。
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↑押しながら左を入れる。小豆丸の表情が物語る。
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↑一度は止めたけど、また左。再び押されました。

(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)

by keiji_takayama | 2022-05-13 21:25 | 山古志闘牛場 | Comments(0)

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け20年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama
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