個人的好取組が続きます。
続いては、推し牛の新宅赤パンダが登場。
約半年ぶりに姿を見られることになります。
そういえば、昨年千秋楽は角栄号と闘いました。
あの鉈のような角爆弾に耐え、よく頑張りました。
今年も期待してますよ。
第九回:羽黒山(十一歳/大久保)-新宅赤パンダ(八歳/梶金)
まずは羽黒山。主綱を付けて、立派な姿です。
後から新宅赤パンダがやってきました。
さぁ2022年のスタートだ!気合入れていこう!
この対戦は初顔合わせ。さぁどうなりますか。
頭を合わせて、いきなり客席がどよめきます。
まずは羽黒山。
横目で睨み、威圧をかけようとしました。
続いて、いったん両牛が頭を離します。
睨み合い。
それぞれが相手を睨み、圧をかけようとします。
少しでも自分が有利になろうという、駆け引き。
すぐに羽黒山がフェイントから入ります。
自分のペースに赤パンダを引き込みたい羽黒山。
しかし赤パンダはそれに嵌まらず、頭をぶつけます。
勢子の「よしたー」の声が響きます。
赤パンダは角を振ります。羽黒山、慌てない。
「おぉぉぉぉぉ〜うわぁぁぁぁ〜」客席から大きな声が。
「かけろかけろかけろ」という声が聞こえます。
やがて場内から拍手が起こりました。引き分けです。
赤パンダは、引き分けに入る瞬間を狙っていました。
勢子が動き出したタイミングで「最後の勝負所」と判断、
飛び込んで、羽黒山を柵際まで押し込んだのでした。
羽黒山のフェイントもそうですが、それぞれの個性的な
一面が見られたいい取組でした。いいスタートだぜ!
総カット:135
解説:松田さん(山古志闘牛会)
実況:佐野さん(FMながおか)
↑右が新宅赤パンダ。姿を見ると、わかりやすい。 ↑開始直後はこの体勢。羽黒山が右側でした。 ↑がっしりと頭を合わせ、様子伺いの両牛? ↑赤パンダの左!左角の先端が羽黒山の眉間に。 ↑これは予想外だったか、引いて考える羽黒山。 ↑再度左を狙う?赤パンダ。羽黒山は警戒の様子。 ↑あっ!今度は羽黒山の左だ!目を瞑る赤パンダ。 ↑相撲の仕切り?赤パンダの前傾姿勢、凄いなぁ。 ↑ぶっとい角は防御にもなります。なんか余裕も。 ↑羽黒山はさすがベテラン。立ち向かってきます。 ↑両牛の睫毛が光っていい感じ。気合入ってます。 ↑羽黒山の目力、強い。赤パンダの表情も変わる。