山古志地域には闘牛場が複数あります。
その1つである虫亀闘牛場。前日に寄ってみました。
とても神秘的な場所でした。フィルムカメラで残したい、
そんな思いから写真を撮ったものです。その後の変化も
見て行けたらと感じていましたが、コロナで行けず。
屋根付き側の客席はすべて撤去され、涼しいイメージ。
スタンドはまだ残っているので、雰囲気はあります。
牛が入るところには、少しだけ雪もありました。
なんだかとても落ち着く、そんな場所でもあります。
第六回:充号(七歳/池谷)-響(六歳/新潟)
まずは響の入場。
ここ数年、出場回数はナンバー1ではないでしょうか。
大きなケガもないようで、元気いっぱい。
タフさの象徴的存在だと思っています。
続いて、こちらも拍手に包まれて充号が登場。
赤牛が充号、黒牛が響です。
さぁ始まりました。
この両牛、骨格がとても大きいです。
開始直後から響が仕掛けようとします。
しかし、充号は重たい。
佐野さんは「でかいですねぇ」と表現しました。
続いては充号。大きな体を活かして前に出ます。
しかし響は慌てません。
充号、出る!
響は充号をどっしりと見て、構えます。
充号、響の攻撃を首で返す。
客席が一気に盛り上がりました。充号が押す!
響は柵際まで押されますが、返します。
中央に戻ったあと、勢子が引き分けにします。
綱がかかっても、闘いをやめなかった両牛。
最後に意地を見せました。
大きな拍手に包まれて、引き上げていきました。
総カット:201
解説:松田さん(山古志闘牛会)
実況:佐野さん(FMながおか)
↑左の充号、すごい表情。怒った大魔神のようです。 ↑開始直後。響の綱が取れる前から気合十分の充号。 ↑響も綱が取れました。積極的に仕掛けていきます。 ↑「おう、動かせるならやってみな。」そんな充号。 ↑体勢が低くなりました。響はチャンスを狙ってる? ↑充号、響をしっかりと見据えます。目元が赤いぞ。 ↑横から攻めようか?響。充号の表情、少し変わる。 ↑まるで壁のような充号。自信を感じる表情ですね。 ↑響の角が迫っても、充号は目を瞑りませんでした。 ↑充号の突進を受け止める?響。こちらもでかいぜ。 ↑さらに頭が低くなりました。これも響は受けます。