快晴。素晴らしい青空が広がりました。
たくさんのお客さん、それに応える牛と勢子の活躍。
牛を支える、家族の皆さんのストーリー。
どれもこれも、なにもかもが素晴らしかったですね。
新緑の清々しい雰囲気も、たっぷり堪能しました。
ではいつものように、全取組の様子を掲載していきます。
基本的に、定点観測による記録写真です。
すべての取組で撮影し、それぞれ15カット選ぶのが目標。
これ、やってみるとなかなか難しいものがあります。
今年は動画配信がありませんので、取組の様子をそこそこ
織り込んで記事を作っていけたらと考えています。
内容に妙な点があったら、間違いなく睡魔と闘ってます。
誤りがあったら、そっと教えてもらえると助かります。
第一回:幸龍(四歳/山古志)-神楽(三歳/山古志)
先に神楽、あとから幸龍が入ってきました。
幸龍は四歳ですが、かなりの遅生まれ。
実質的な年齢差は半年くらいしかないそうです。
すぐに頭を合わせました。
遊び半分、闘い半分みたいなところがあります。
それでも、こうした仕草を見せるのは大切なこと。
闘牛場が「怖くない場所」だと認識できている証です。
そして、常に相手の近くにいてほしいところ。
こうやって、場所に慣れていき、成長していきます。
幸龍は積極的に押します。しかし神楽は頭を離さない。
常に正面を向きます。
まだ若いですが、体を柔らかく使うことも。
心に余裕があります。
横に入り、一緒にくるくると回っています。
このあたりも、若い牛ならではの動きです。
神楽、下から入ります。幸龍は慌てません。
3分半近くが経過し、勢子の判断で両者引き分け。
この2頭は4月29日にデビューしたばかり。
若牛同士ですが、頑張りをたっぷり見られました。
秋にはどこまで逞しくなるのでしょう。楽しみです。
総カット:149
解説:松田さん(山古志闘牛会)
実況:佐野さん(FMながおか)
↑左が幸龍。若牛、初回の取組でもこの迫力でした。 ↑開始直後。お互い様子を探るかのような睨み合い。 ↑頭がぶつかりましたね。左が神楽です。いい表情。 ↑横から入ろうと回り込む幸龍。神楽は慌てません。 ↑右が幸龍。頭突きを受けてちょっと表情が変わる? ↑仲良く並んでいるようにも見えますが、一生懸命。 ↑神楽の、下からの攻め?ビックリした様子の幸龍。 ↑前足で砂を蹴って、やる気漲る神楽。尻尾も躍動。 ↑それぞれの表情が少し対照的。神楽は痛かったか。 ↑神楽の角、先端が目元付近に。ヒヤリシーンです。↑下から幸龍。堂々としてます。神楽も落ち着いて。