いよいよ令和三年千秋楽、結びの一番になりました。
コロナ禍の影響はとても大きく、観戦は三回のみでした。
でも白熱した取組を見て撮って、たっぷり楽しみました。
来年はまた、皆勤を目指したいと思っています。
11月3日に撮影した写真ですが、結びの一番になるまで
1か月以上もかかってしまいました。早い話、撮りすぎ。
複数掲載になった取組も、多かったと思います。
来年はどうなるでしょう。たぶん変わらないなぁ。。。
慣れもあるし、今のスタイルが最も合っています。
第十三回:三五兵工(十四歳/中野)-龍皇(十歳/長岡)
四天王の一角、龍皇が令和三年を締め括ります。
相手は三五兵工。
解説の松田さんから「今年一番活躍した牛では?」と
アナウンスがありました。つまり、MVPですね(笑)
ライブ配信でも、三五兵工の活躍は目立ってました。
どの牛が相手でも、いい角突きを楽しませてくれる。
最後もきっと、期待に応えてくれるでしょう。
さっと頭を合わせると、一斉に勢子が「よしたー」。
ややソフトな立ち上がり。様子見の構えです。
相手を常に睨みつつ、じりじりと動いていく。
仕掛けたいのは三五兵工、隙を見せない龍皇。
勢子の声援が続きます。
角を使おうとする三五兵工。龍皇は動じない。
龍皇は間隔を詰めて、三五兵工に角を使わせない。
龍皇は体が大きいのに、とても動きが速い。
これで三五兵工の攻撃が封じられます。
しかし、攻めの姿勢を崩さない三五兵工。
龍皇は常に三五兵工の前に位置を置きます。
動きが速いので、それを可能にしています。
三五兵工はなかなか仕掛けられません。
押し合いの展開で勢子が入り、引き分けです。
龍皇の巧さと、三五兵工の積極さが出ました。
これで終わってしまいました。
またしばらく闘牛ロスの日々が続きます。
来年、牛たちがどう成長するのか、楽しみです。
↑左が龍皇。三五兵工のほうが角は太い。体は龍皇が大きい。
↑はじめは様子見の構え。でも三五兵工の目元は。。。
↑低く構える三五兵工。龍皇も臨戦態勢になりました。
↑年上の三五兵工、龍皇を見据える目線がものすごい。
↑角が交錯する。両牛、目がギラギラ輝いていました。
↑突進しているようにも見える龍皇。受けるのもたいへん。
↑龍皇も目元が赤くなりました。動くと泥が弾けます。
↑こ、これは。。。三五兵工の強烈な一発。食い込んでる。
↑やや引きで見ると、龍皇の大きさがよくわかります。
↑龍皇は目元の赤みが引きました。ガッチリ角を合わせます。
↑「なにくそ!負けるか!」まさに真剣勝負です。
↑三五兵工の角の先端がまたも龍皇に。見てるだけで痛そう。
↑正面から堂々と仕掛けた三五兵工。とても立派でした。
↑龍皇の足がとても長く見える。。。表情も凜々しいですね。
↑令和三年を締めた両牛。素晴らしい闘いでした。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)