千秋楽は最大勢力、柿乃花軍団の牛が勢揃いします。
先陣を飾るのは、威風堂々。最も若い牛です。
対するは、とてもでかい牛。充号です。
ケガから復帰して、以前のような力強さが戻りました。
充号が、2歳年下の威風堂々に胸を貸す一戦です。
第四回:充号(六歳/池谷)-柿乃花威風堂々(四歳/岩手)
雨が、止んできました。
威風堂々は元気よく走って入場。
客席に向かってアピール、早々に拍手をもらいました。
一方の充号はゆっくりと、不敵な様子も垣間見えます。
年下の威風堂々は積極的に押そうと動き回りますが、
充号は大きい。なかなかうまくいかず、苦労してます。
そこで、充号の下に入ろうとしました。
とにかく下から潜ってどうにかしたい、そんな気持ちが
よく表れているようです。横に付いて狙おうか、という
シーンもありました。しかし充号はうまく受けるのです。
首を柔らかく使い、威風堂々の攻めを躱しています。
ようやく下から充号を押せた威風堂々でしたが、すぐさま
充号がお返し。同じように下から押し込まれます。
でも威風堂々は柿乃花軍団の一員。決して諦めません。
怯むことなく攻撃をやめませんでした。これは立派です。
押して押されての攻防。最後は勢子が両牛を分けました。
左が柿乃花威風堂々。一生懸命さが表情に出ていますね。↑下に入りたい柿乃花威風堂々。充号の表情。。。↑頭でぶつかるシーンは少ないけど、絶えず動きがありました。↑充号は威風堂々の様子を見ながら、受けているようにも。↑両牛が正面から相対するシーンは少なめです。充号はでかい。↑参星の角は大きく左右に伸びています。当たると痛そう。↑威風堂々もね負けていません、果敢に攻撃を仕掛けます。↑充号の下に入ろうとする威風堂々。充号、何思う。↑うわぁ、充号の表情。。。威風堂々もちょっと焦ってる?↑威風堂々、「うわぁ!」みたいな表情を浮かべています。↑↑しかし、威風堂々には柿乃花軍団の意地がある。怯まない。↑ひょっとして相打ち?充号の角も当たってはいるけれど。↑なんと、充号も下から入ろうとします。威風堂々、正念場。↑やられても前に出ようとする意地があります。流石だなぁ。↑充号の表情、またもやすごいことに。最後は引き分けです。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)