さて、次の取組からはいよいよ綱を取っての対戦です。
一文字牛同士の対戦。
響は昨年に続き、本場所は殆どの回で出場しました。
とてもタフな牛です。元気いっぱいのイメージ。
一方の庵。代替わりして若くなりました。
来年ますます活躍してくれそうです。
第三回:響(五歳/新潟)-庵(四歳/釜ヶ島)
これまた雨中の闘いになりました。
年上の響が胸を貸す展開。
庵は一生懸命に攻撃し、押していきます。
それを受ける響。
ひたすら受けに徹しているようにも見えます。
雨が強く降る状況でしたが、集中力もしっかり。
相手をよく見て動いていました。
年下の庵にとっては、いい経験になったでしょう。
↑左が響。強い雨の中、両牛ともよく頑張りました。
↑年下の庵は積極的に攻撃を仕掛けていました。
↑でも時折、先輩らしさを見せることも。いい目線ですね。
↑何か考えているような庵。けっこう冷静でした。
↑がっぷり組みます。雨がいい演出をしてくれました。
↑伸びをしながら?響に向かって行く庵。表情も真剣です。
↑頭を合わせて、我慢比べのよう。響も真剣な表情です。
↑若いとはいえ、立派な体つきの庵。馬力がありそう。
↑動きがあると、泥が跳ね飛ぶ状況。角を絡める両牛です。
↑響の角が当たっているのか、我慢の表情を見せる庵。↑1つ年上の響。庵の攻撃を受け止めているようにも。↑庵は集中力が途切れることなく、果敢に向かって行きます。↑頭を低く構える響。経験という武器があります。↑響の顔に泥が付着しました。精悍さが増しているようにも。↑ここまで開始から1分ほどの展開。目が離せません。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM) 後編に続く