8/2 山古志闘牛 小文吾-三太夫 前編

第五回:小文吾(六蔵/山古志)-三太夫(六歳/虫亀) 前編

この一番から、綱を取った対戦です。勢子が止めるところも見どころ。
というわけで、必然と撮影枚数が多くなります。撮りすぎに注意。。。
先に入ってきたのは小文吾です。角で地面を掘り、低い声で唸る。
相手の出を待っています。気合十分です。
後から三太夫。どっしりと入りました。こちらは落ち着いています。
なかなか見分けが付きにくいですが、鼻に緑の輪があるのが三太夫。

ゲートが閉まる音。取組が始まりました。
経験を積んできた両牛、頭を合わせるとすぐに角突きを始めます。
「さぁ、今日のオレの相手はどのくらいの力があるのだろう。」
そんなことを考えているのかもしれません。相手の力を見ています。
勢子も大きな声を出し、時には手拍子をして牛の気分を高めます。
両牛まだまだ余裕があり、体を柔らかく使っています。
三太夫が馬力で前に出ようとします。
これを小文吾、体の柔らかさを使って受け止めます。
受け止めるというよりも、「受け流している」ようにも感じます。
三太夫は一生懸命攻め込もうとしますが、小文吾は体を柔らかく使って、
これを吸収している、そんな印象です。隙があれば、逆に切り返します。
小文吾が老獪な突き方をしています。三太夫は一生懸命押し込みます。
なんとか押し込む場所、隙を狙っているようです。
両牛は常に場所の真ん中にいます。柵際に入ってしまうと後ろがない、
これを牛が理解しています。そういう場所にはできるだけ身を置かない、
そして自分の柔らかさを最大限に活かそう、そんな意識が感じられます。
三太夫が馬力で前に出ますが、小文吾はうまく回り込んで中央に戻る。
今度は逆に小文吾が狙うも、三太夫が受け止めます。
続いて三太夫、横に開いた角で掛けて出ようとします。
しかし小文吾は、前にグッと曲がった角を上から使ったり、うまく外して
三太夫に攻めさせません。勢子はずっと声を出し、手拍子を打っています。
そして時間いっぱいになりました。勢子が走る音に続き、場内の拍手。

三太夫の牛持ちは、同名の民宿を経営されています。
ここ、闘牛場にクルマで向かう際、いつも近くを通っているんですね。
いろいろ落ち着いたら、いつか泊まってみたい。そう思っています。
小文吾、三太夫の順に引き上げました。
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※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
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↑左が小文吾、右は三太夫。三太夫の鼻に緑の綱(輪)があるので解りやすいです。
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↑開始直後からこれです。頭を合わせた時間が長く、見応えがありました。
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↑こんなシーンが多数あると、ついつい撮影枚数が多くなってしまいます。
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↑三太夫の攻撃。角がギリギリ目の近くを掠めました。
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↑こちらは小文吾。上から睨み付けるような目線です。目の周りが赤くなりました。
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↑三太夫、いい表情です。小文吾に向かって突進していくようにも。
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↑両牛の意地が感じられるシーン。小文吾の表情、気合が入ってますね。
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↑上から攻める小文吾。三太夫の鼻、緑の輪っかが揺れているのが解ります。
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↑こんなシーンが続くと、ついつい連写してしまいます。動物園では1コマなのに。
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↑頭を合わせつつも、お互い何か考えているようにも見えます。
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↑知らん顔してちゃっかり角は当ててる三太夫、みたいなシーン。面白いです。
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↑こちらは、気合が入って相手に向かって行く様子が感じられる三太夫。
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↑両牛がぶち当たるところでしょうか、小文吾がいい表情を見せてますね。
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↑横から攻め込む三太夫。いいシーンが多くあり、正直なところ撮りすぎました。
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↑最初の写真からここまで、1分24秒しか経過してません。後編に続きます。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)
by keiji_takayama | 2020-08-12 10:18 | 山古志闘牛場

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama